穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

脱・険悪ムードの鍵

昨日のブログ投稿時間は23:47!

毎日投稿を目標にしているのでギリギリの滑り込みです。

 

昨日は仕事が終わってからオンラインでの予定があり、

予定と同時進行でブログを書いていたのでなかなか集中できず、

書き終わるのも遅くなってしまいました。

他のことをしながら書いていたので、

いろんなことが頭に浮かんでしまって

我ながらまとまりのない文章だな〜とは思いつつ、

「まぁ人間の思考なんてまとまってなくて当たり前だ」と思い、

そのまま投稿することにしました。

 

すると今日になって、昨日の投稿を改めて読んだ彼から

「ブログ、結構迷子になってるね〜。

 やっぱり何か別のことしながら書くのはよくないかもね!」とLINE。

 

そんなもんわかっとるわーい!!

 

 

ちなみに彼はといいますと、

薬の影響もあって思考が散らかりやすい。

一つの話題で話し始めたと思ったら、

全然違う話題にいつの間にかすり替わっていて、

自分で混乱して迷子になってしまうタイプ。

そんな彼に「迷子になってるね〜」と言われ、

その状態を「よくないかもね!」と言われた私は、

 

 

あなたにだけは言われたくない😇

 

 

と心の底から思ったのでした。

ええ、もう、喧嘩(?)です。

怒鳴りはしませんが、ムードは険悪です。

 

黙り込む私。

焦る彼。

 

彼がぽつりぽつりとLINEで伝えようとしたことの真意を説明し始め、

どうやら伝えたいことがうまく伝わっていないとのこと。

彼は私が迷子になったことを批判したかったのではなく、

でもそもそもブログを毎日書くことは

予定と並行してまで達成しなければならないことなのか?

ブログの記事は理路整然としていた方がいいのか?

どういうスタンスで今後ブログを続けていくのか?

そういうことについて話し合いがしたかったとのこと。

ふむ。まぁ確かにその点については話し合いが必要そうだ。

 

■議題その1:ブログを毎日書くことについて

ブログは大事な日課ではあるけれども、マストなミッションではない。

基本同じ考えだけど、ブログの優先度は高い。

他にやりたいことがある時に、その遂行の妨げになるならば1日空けることを視野に入れたい。基本的に書ける方が可能な限り書くけど、二人とも予定がある時とか、「ブログがあるから満足にやりたいことができない状況」は避けたい。

同意。昨日は予定の前に書き終える予定が、うまくいかずに後ろ倒しになってしまった結果、元々あったオンラインの予定に集中できない結果になったけど、それはよくなかったと自覚している。本当に無理な時は、何がなんでもやるべきとは思っていない。

 

■議題その2:ブログ記事は理路整然としているべきか?

自分は頑張っても理路整然と書けないので、足りない情報とかをおさかなさんが整理してくれるという甘えがあったと思います。それをいつもして欲しいというわけではなくて、お互いの書きたいことを書けばいいと思っているし、お互いに読んだ感想を率直に伝えていけたらいいと思っている。

私も思考が常に整理されているわけじゃないし、頑張って理路整然とさせようとしているだけなので、とっ散らかることはある。そしてとっ散らかったものを、とっ散らかったまま表現したい時もある。連名で1つのブログを運営しているから、お互いの表現についてどう思うかを伝え合うのも必要だと思っているけど、自分の意図を理解されていない状態で方向性(迷子はよくない等)を決められるのは嫌かな。

理解しました。僕が書いたものに対する補足や整理は、必要に応じてしてもらえるととても助かります。おさかなさんが書きたい時に書きたいものを書くことについては異論ありません。

 

■議題その3:今後のブログを書くスタンスについて

負担に感じるのは嫌だな。それぞれのペースでやっていく中で、互いのスタンスを尊重できないならやめた方がいいと思う。スタンスを尊重するために、自分がどう思っているかのすり合わせは必要だと思っていて、続けていくために話し合いを面倒くさがらずにしていく必要があると思う。

同意。「ブログのせいで〇〇ができない」ってブログを悪者にするのは嫌だし、そうなるくらいならやめた方がいいと私も思う。そうならずに毎日書けるようなタイムマネージメントを心がけることはしたいけど、生活の中の優先順位は常に考えて話し合っていく必要はあるね。

生活を豊かにするためのツールとしてのブログだから、ブログのための生活にならないようにしたいね。

 

話し合った結果、なんだかスッキリしました。

LINEが来たときは「あなたがそれを言うか!?!?」と

イライラと悲しみが同時に湧き上がって取り乱してしまいましたが、

話し合ったら認識の違いも解消し、

今後のスタンスについても合意形成できたので、

勝手にイライラして怒るだけじゃなく、

諦めずに対話することの大切さを再認識しましたね!!

ちゃんと対話で解決しようとした私たち、偉いぞ!

いやーそれにしても久々に険悪なムードになりました笑

コミュニケーションって難しい!!!涙

 

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ラニア化したおさかなさんと「あなたがそれを言うか」な発言をする彼

 

コロナなんてなくたって

緊急事態宣言が出ましたね。

不安感が強くて心配性な私は、ほぼほぼ引きこもっています。

 

 

去年の4月から私が在宅勤務になったこともあり、

前回の緊急事態宣言の時には、

彼のヘルパーさん利用をほとんど削って、

私の家で二人で過ごす時間が増えました。

それまでは別々に夜を過ごすことも稀ではなかったのですが、

ほぼ毎晩一緒に過ごすようになったのは、

この時期を経てからなのでは?と思っています。

 

しかし二人の出勤日時がずれているので、

私が仕事をしている間、彼はお休みとか、

お互いにやることが別々にあるけど、同じ場所にいる

という状況が多く生じてきます。 

そこで問題になるのがお互いの生活リズムの違い。

 

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■彼の1日(休日はだいたいこんな感じ)

 

このグラフは彼の休日のだいたいの時間配分ですが、

ぜひ睡眠時間の分散具合にご注目ください。

 

睡眠をとると薬の効きがよくなるので、

こまめな睡眠は彼にとっては必要な時間なのですが、

彼の睡眠持続時間はすごーく長くても2時間くらい。

3時間以上連続で眠ることはごくごく稀です。

実際は10分〜20分スパンで小刻みに寝たり起きたりしています。

 

一方、私は0時就寝→8時起床、9時〜18時まで仕事というリズム。

私が寝ている間、彼は暗闇のなかでゲームをしたりするのですが、

私の仕事中に彼が仮眠をとる時は、

部屋を暗くするわけにはいかず、

昨日の記事で紹介したアイマスクが大活躍しました。

そんな経験を通して、工夫さえすれば、

生活リズムの違う私たちでも共同生活できるということが、

前回の緊急事態宣言の期間で意図せず証明されたように感じました。

 

コロナのせいで、

予定していたダンスイベントへの出演ができなくなった。

コロナのせいで、

予定していた海への旅行ができなくなった。

コロナのせいで、

彼が楽しみにしていた誕生日カラオケができなくなった。

コロナのせいで、

いろんなことが制限されて窮屈になった。

コロナのせいで、

人を常に疑うのが癖になってしまった。

 

でもどちらかというと、

もともと家から出ることにハードルがある私たちは、

家で過ごす時間をまるっと肯定されたようで、

少しほっとしてしまったのも本音。

 

これは少し脱線して愚痴混じりになりますが、

彼は前の職場で

持病の関係で電車での通勤が難しいとずっと訴えていても

「在宅勤務はさせられない」と言われ続けたのに、

コロナが流行したらすぐに全体に在宅勤務が導入されて、

なんだかなーと思ったりもしました。 

システムはマイノリティの訴えではなく、

大多数の人間が困ることで、こうも容易に変わるのか・・と。

結果的に家から出づらい状況の人たちにも

オンラインでの就労や学びの機会が増えたのは、

皮肉でもあり大きなチャンスでもあるのだけどね。

 

おーっと、うっかり愚痴ってしまった!

 

コロナの良い影響も悪い影響も実感しているけど、

家にいる時間を大事にできたり、

小さな幸せを噛みしめられることは、

私にとって大切な価値であることに違いない。

でも本当は、コロナなんてなくたって

みんながあたりまえに

それぞれにとって大事なものを大事にできるのが、

一番いいんだけどな〜・・・。

 

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暴れるコロナをなだめるおさかなさんと彼

 

買って良かった!

#買って良かった2020

 


うむ。なんだろうか。

 

 

 

うーん。何買ったっけ。

 

 

 

世の中の状況も相まって、今年はAmazonに例年以上にお世話になった気がする。

 


Amazonで買ったものは履歴に残るので、使われなかったアレや、日の目を見なかったアレを突きつけられる。

 


己の衝動性に振り回されながら生きているわたしにとって、なかなかの鬼畜仕様。

 

 

 

あー。プロジェクター。買ったなー。

 


割とおおきな無駄遣いがひしめきあう履歴のなかに、

ちゃんとつかってる地味なやつがあった。

 


あ、これ。

 


買ってよかったな。

 

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今回の主役

 

 


2人で別々の時間を同じ場所で過ごすこと。

 


それが一気に増えた一年。

 


不規則なリズムが相手のストレスにならないこと。

それはわたしにとってとても意味のあることで。

 


相手の生活を尊重しながら一緒にいること。
それは2020年、大事にできたなって思うこと。

 

 

 

たいしたものじゃないけれど、きっとたくさん2人の距離を守ってくれた。

 


きみがMVPだよ。

 

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大活躍の図

 

"アイマスク"(499円!!)

多動→ダンス?!

彼は薬が効いていない時は全身がこわばって動けなくなりますが、

薬が効きすぎている時は逆に体と脳内がハイパーアクティブになり、

超多動になります笑

 

 

具体的にどうなるかというと、

早口になって話が止まらなくなったり、

手足が勝手にせわしなく動いたり(ジスキネジアというらしい)、

よくわからないことを口走ったり、

思考がまとまらなくなったりします。

 

 

外から見ている分にはただの愉快な人なのですが、

当の本人は自分の意思に反して体が動いたり、

頭の中が散らかってしまうのでなかなかしんどいみたい。

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昨日の夜も彼は薬が効きすぎでハイパー多動状態。

色々収集がつかなくて「助けてーー!」状態な彼ですが、

脳内と体がとっ散らかっている様子が、

私にはいつも踊っているように見えるのです。

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私は3歳からダンスをしていて、

元々はクラシックバレエ、そして大人になってからは

ジャズやコンテンポラリーダンスに親しんできました。

でもダンスを続ける中で、決まった振付やポジションに飽きてしまい、

最近はほとんど即興で思うままに踊ることが多くなりました。

 

 

そんな背景もあってなのか、

彼の立ち振る舞いは私の目にはダンスに見える。

そしてそんな彼の姿を見ていたら

私まで踊りたくなってきてしまうのです。

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「ダンス!ダンス!!」

 

 

私が踊り始めると彼も乗り気になったのか、

いい歳した大人が二人、部屋の中で踊り始めます。

 

 

彼チョイスの音楽をかけて、

私はパジャマで、

彼は半袖短パンで、

布団のステージで好きなだけ踊る。

決まった振り付けは何もない。

体が動くままにダンス。

 

 

う〜〜〜〜楽しい!

カマキリみたいなヘンテコな動きをしてみたり、

リズムにあってなくてもステップ踏んでみたり、

互いの動きをマネしてみたり、

わざとリズムをずらしてみたり、

ぶつかってみたり、倒れ込んでみたり。

 

 

なんだか、笑けてくる。

 

 

暖房をMAXでかけても寒かったはずなのに、

いつの間にかじんわり汗ばんでくる。

 

 

大の大人が二人、布団の上で踊り狂う。

客観視したらシュールすぎる現場だけど、

私たちにとっては立派なダンスホール

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「ふ〜〜〜楽しかったね!」

 

 

踊り疲れて二人で座り込む。

ケタケタ笑う。

思い切りハグをする。

よくわからないけど、

なんだかすっごく幸せな気持ち!

安上がりな二人であります。

 

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「多動」→「ダンス!」(4コマ漫画)

 

誰しもが意図せず踊っていて、

誰しもがその人固有の身体で表現をするダンサーだと私は思う。

私たちはきっとこれからも踊り続けます。

表舞台はまだちょっと恥ずかしいから、穴があったらこっそりとね。

でもそこでは誰の目も気にせず、思いっきり好きなように踊るんだ。

例え穴の外から見てそれがどんなに滑稽であってもね!!

 

(※踊りすぎたのか、彼はこの後気持ち悪くなって唸っていました・・笑)

バリアフルな物件探し

これまで1年くらいふわふわしていた同棲についての話。

同棲までのハードルの輪郭がはっきりした途端にグッと動き出しました!

anaodo.hateblo.jp

 

 

昨日は家散歩(家の中で窓開けてあったかい飲み物飲みながら話す会)にて、

もし住むとしたらどんな家がいいかな〜?というのを実際に探してみました!

 

 

 

条件①:1階の部屋

これはなぜかというと、彼の足音がなかなかだからです笑

よく駆け回るレベルの小さな子供がいる家庭とかだと、

下の階の人のことを多少気にしていると思うのですが、

小さな子供ではなく、成人男性が、

 

どんどんどんどんどんどん・・・!!!

 

と歩いていると、流石に下の階からクレームが来そう・・笑

彼は薬が効いているときは歩いて家の中を移動するのですが、

バランスが取りづらいことが影響しているのか、足音がやけにでかい。

私がお風呂に入っている時も、廊下を歩く彼の足音が聞こえるくらい。

私も彼も現状は1階住まいなのでいいのですが、

もし下に誰か住んでいたら・・・と思うとヒヤヒヤものです。

 

あとは彼が車椅子ユーザーなので、

万が一地震や火災などの災害があったときに、

エレベーターが使えなくなっても迅速に逃げられるというのは

1階のメリットかなと思っています。

 

 

条件②エントランスから部屋までがバリアフリー

これがなかなか難しいのです・・・。

彼は部屋の中では車椅子を使っていないので、

多少の段があっても構わないのですが、

エントランスから部屋までの間に階段があると、部屋に辿り着けない・・!

 

そして、共通エントランスに

階段のある物件の多いこと多いこと。

 

ぜひ皆さんも、近所の家の出入り口を見てみてください。

入り口階段の家、多すぎん????

間取りや家賃、その他条件はバッチリなのに、

エントランスが!!!!階段だああああ!!!涙涙

ということが本当に多い・・・・涙

しかもエントランスについては検索サイトに画像が載っていないことも多いので、

この物件は本当に部屋までたどり着けるのか?というのを

実際に不動産屋に問い合わせたり、

内見に行ったりしないとわからないこともあります。

 

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「段差につまづくダンサー」とのこと

 

あとは〜〜洗濯機は絶対に室内がいいし、

独立洗面台がいいし、バストイレは別がいい。

二人とも在宅勤務なので部屋は確実に2つ(リビングと寝室でも可)欲しいし、

できれば車椅子を置いてもスムーズに出入りできるように玄関は広めがいい。

今住んでいる自治体が福祉面で手厚いのと、

彼のかかりつけの病院が近所なので、できれば同じ自治体内で引っ越したい。

 

 

となると、条件に合う物件が全然ない笑

 

 

まず1階の部屋というのが相対的に数が少ないんですよね。

そこでがっつり絞られてしまう。

これ以外にも色々制限があるので、物件探しは難航しそうな予感・・。

でもでも、これまで期待よりも不安の方が大きかった彼が、

「なんかワクワクしてきたー!!」と言っていて、

私はそれがすっごく嬉しくて、俄然やる気が湧いています。笑

 

彼の家の次の更新は9月。

果たしてそれまでにハードルをクリアし、

いい物件を見つけて、

無事引っ越せるのか・・・!?!?

同棲までのハードルが見えたぞ

私と彼は別々の家でそれぞれ一人暮らしをています。

でも特に夜に予定がない限りは、

仕事が終わったらどちらかの家に集合して過ごしているので、

二つの家を使って同棲しているようなものです。

 

 

お互い徒歩10分の圏内に住んでいるのに、

一緒にいるのが嫌じゃないのに、なぜ一緒に住まないのか?

家賃だって光熱費だって勿体無いじゃないか?

私としては 一緒に住みたい気持ちは山々です。

しかし彼は「一緒に住みたい」と言葉では言いながらも、

いつもふんわりと渋っている。

 

 

一緒に生活したくないのか?というとそんなことはなく、

むしろ一緒に生活するために頑張りたいと言う彼。

ではこの漠然とした拒否感はなんなのか、

実際は何がハードルになっているのか、

翌日から仕事だっていう三ヶ日最終日の夜中に話をふっかけたところ、

いくつか発掘できました!!

 

 

【ハードルその①】親への挨拶

まず一緒に住むとなると、

お互いの親に挨拶をしたほうがいいのではないかという話が出てくる。

私はこれまでも自由奔放にやってきているので、

自分たちで好きなようにやればいいじゃんくらいに思っていたのですが、

彼は同棲するならちゃんと両親に挨拶したいと言っています。(えらい)

 

 

車椅子ユーザーで、進行性の難病を抱えている彼の場合、

もし私の親がそういった障害についてマイナスの考えをもっていたら

歓迎されない可能性も大いにある。

私の両親はまだ彼の存在すら知らず、話したこともないので、

どういう反応をされるのかは全く未知なのですが、

それなりの準備は必要だろうと覚悟しています。

彼は自信家な割に、全然自信がない部分も同時にもっているので、

自分の障害ばかりではなく、良さをどう知ってもらかで悩んでいる。

 

 

逆に彼のご両親は、私の存在を彼の発言ベースで知ってはいるけれど、

まだ直接お話をしたことはありません。

そして彼の心配は私を受け入れてもらうことよりも、

母に「どうせ相手(私)に気を遣わせているに決まっている」

と思われているんじゃないかというところが大きいみたい。

これについては私が気を使ってるわけじゃなくて、

一緒にいたいから一緒にいるんだということを伝えられるよう頑張れば、

少しはマシになるかな・・?

 

 

 

【ハードルその②】「パートナー」が「介助者」になること

現在、彼は必要に応じてヘルパーさんを呼んでいます。

出会ったばかりの頃は、完全に一人で生活していたのですが、

ちょうど1年弱前にヘルパーさんを使い始めてから

彼の生活の質は格段に上がっているように思います。

ご飯が作れずに食べそびれることも、

朝の時間に体調が悪くてゴミを出しそびれることもほぼなくなり、

ヘルパーさんを使うことでいろんなことが一気に解決しました。

 

 

ただ同棲を始めるとなると、

同居人(私)が「介助者」として扱われるので、

ヘルパーさんは派遣不要とみなされ、

今みたいな頻度では入ってもらえなくなる。

(もちろん実費で料金を払えば来てもらえますが、そんな余裕はない)

となると、これまでヘルパーさんがやってくれていたことを、

私が肩代わりすることになる部分が必然的に出てくるのです。

 

 

彼にとって私は「パートナー」なのに、

そこに「介助者」という役割が与えられることで、

対等な関係性が崩れてしまうのではないかという抵抗感。

きっと家事分担もどうしても私の方が多くなってしまうし、

こはちゃんと話し合わないと

私は「なんで私ばっかり!!」ってなってしまうし、

彼は「やってもらってばっかりで肩身が狭い・・」となってしまう。

なかなか難しいハードルなのであります。

ただ逆に考えてみると私がメンタルやられてる時は、

ある意味彼は私にとっての介助者(?)だし、

家事以外でも分担できることはあるし、

立場が変わっても対等であることは、できるんじゃないかなと思っています。

 

 

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おさかなさんの両親を想像してガクガクする彼

 

 

大きく分けるとこの2つのハードルを超えないことには、

目標である同棲には辿り着けません・・・・!!!

道のりは険しいけど、

これまで漠然としていた拒否感の輪郭を捉えただけでもよしとして、

二人で少しずつ準備していこうと意気込んだ三ヶ日の夜中でした!

惚気話から終活まで

昨日の彼の投稿にもあったのですが、

私は人と話をするときに自分の話をするのが苦手で、

ましてや惚気話なんて本当に無理なのです。

基本的に私の話に誰も興味ないと思っているし、

他人の惚気話なんて聞きたくない人も多いはずという偏見もあって

なるべく人と話す時は自分以外の人の話を聞くことに徹しています。

なのでいきなり話を振られると、

いかに次の人にバトンタッチするかばかり考えてしまいます。

 

 

昨日一昨日と

「このブログはどこ(誰)に向けて書いてるの?」について

考えていたのですが、

私は普段の生活でできない惚気話だとか、

人に聞いてもらいたくてもその機会を失い続けている、

心の中のあれこれを吐き出す場としての役割も

このブログに担わせているのでは?と思いました。

 

 

だって、聞いてほしくないですか?

誰かに知ってほしくないですか?

自分のパートナーがどんなに面白いかとか、

今日やった楽しかったこととか、

たまにはしんどいこととか苦しいことも、

誰かに聞いてもらいたいと、思っちゃうんですよね。

 

 

これまでの私は、

どんなに楽しいことも、嬉しいことも、

悲しいことも、苦しいことも、

自分の心の中に刻めばそれでいいと思っていました。

誰に知ってもらわずとも、

自分が忘れずに心に刻んでおけば、

それで十分なのだと。

 

 

でもそれはある意味、「逃げ」でもあったと思います。

誰にも興味を持ってもらえなかったら悲しいなとか、

自慢話みたいになってしまって煙たがられたら嫌だなとか、

そういう気持ちを正当化するために、

「誰にも話さずに自分の心の中に刻む」

という選択肢しか持てなかった。

 

 

でもやっぱり心のどこかで

これ話したいな、誰かに聞いて欲しいなという気持ちがある。

ないってことにしていたけど、どうしようもなく、そこにある。

そんでもって、できれば自分のタイミングで話せる方がいいな。

聞く相手も聞くかどうかの選択肢があるとさらに良しだな。

 

 

私がブログを書くモチベーションは

実際そんなところなのかもしれません。

 

 

誰かの役に立つ情報を発信するとか、

みんなが楽しく読めるものを発信するとか、

もちろん考えていないことはないのですが、

結局はそいういうことではなくて、

自分が自分の欲求を満たすために書いている。

根本はそんなものなのかもしれません。

 

 

 

そしてもう一つ考えるのは、

私か彼、どちらかが先に死んだ時、

少しでも二人の思い出として残せるものがあったらいいなって

ずっと思っていました。

これまでは写真も滅多に撮らないし、

日記も書かないし、

楽しいことがあってもいつの間にか記憶が薄れていたり、

当時を思い出すことが難しくなったりして、

寂しいなって思うこともありました。

 

 

もう一生会えなくなってしまった時、

私たちがどんなことで笑い、

どんなことで悲しみ、

どんな風にぶつかって、

どんな風に生きたのか。

どこかに形あるものとして残しておけたら

少しは寂しさも和らぐんじゃないかって、思ったのです。

 

 

生きている限り、必ず死ぬ。

そしてそのタイミングは自分では選べない。

私はいつも心の中でその準備をしている気がします。

もし自分が先に死んでしまったら

「あれもこれも伝えておけばよかったー!」となりたくないな。

もし彼が先に死んでしまったら、

「あれもこれも残しておけばよかったー!」となりたくない。

すごく広い意味でいうと、

終活みたいな側面もあるのかもしれません笑

 

 

ブログを始めるのには人ぞれぞれ理由があって、

ブログの運営スタイルもそれぞれ自由。

これからこのブログがどうなっていくかはわからないけど、

今はこんな形で自分自身のニーズを満たすのも

大事なことなのではないかなーと思った三ヶ日でした。

 

 

あああああああっという間に三ヶ日終わるうううううう!!!!

ゆっくり2021年の目標考えようとか言ってたくせに、

結局食べてぐーたらして終わりそうです。

 

なんでもない、毎日。

でもそれが全然当たり前じゃないことも私たちは知っています。

こんなに連日二人でゆっくりできたのは初めてくらいで、

それが終わってしまうのが寂しくて泣きそう・・・笑

でもでも、初めて二人で過ごしたお正月はとっても幸せでした^▽^

 

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休みおわっちゃうのが嫌なおさかなさんと彼 with サメのガブちゃん