穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

野生児のススメ

彼がドラクエにぞっこんなので、ちょっと拗ねているおさかなさんです。

(そんなこと言うと「ばっかり」ってほどやってない!と反論されそう)

 

彼は隙間時間が大の苦手。

とにかく何かしていないと落ち着かないそうです。

会話でも余白はどんどん埋めに行くし、

3分でも暇なら、ケータイでゲームしたり、YouTube見たり、

とにかく、このタイミングでそれはじめちゃう!?!?

みたいなことが多々あります。

3分と言わず、1分でも暇だったらなんか始めますね笑

 

食事をしていても、自分が食べ終わると手持ち無沙汰になるので、

すぐにツイッターとか見始めて私によく注意されていますが、

これがどうにも自分では制御が難しいらしいのです。

そして何か始めるとなかなかやめられない。

放っておくと睡眠時間削ってでもやり続けてしまう。

薬が切れて、身体がしんどくなってやっとやめられるなんてこともよくあります。

 

昔はよく喧嘩していました。

だって一緒にいてもゲームとかYouTube見てばっかりなんですもの。

気まぐれに私にも構ってくれますが、

気がすむとまた気まぐれにゲームの世界へ。

そしてなかなか戻ってこないので、

もう私のことなんてどうでもいいのかなとか不信感が膨らんで、爆発。

なんてことザラでした。

 

でも彼の凄いところというか、憎めないところというのが、

とにかく悪気がどこにもないところなんですよね。

最初は私のこと大切に思ってるとか口だけで、

本当は暇潰しツールの一つくらいに思われていて、

都合よく使われてるんじゃないかと悲しくなっていました。

しかし、彼は本気で、その時したいことをただしているだけだったのです。

 

野生児か

 

彼は野生児なのかも知れません。

本能の赴くままに生きているみたいです。

(もちろん色々考えてもいると思いますけどね!)

私を蔑ろにしようとか、そんな意図はどこにもなく、

ただ没頭するがあまり、周りが見えなくなっているだけのようです。

それはそれで文明社会の中ではどうかとも思いましたが、

私も気付かされました。

 

私も本能のままに生きればいいんだ。

 

私はずっと彼の顔色や都合を考えて遠慮したり、

寂しそうにしてたらこっちから声かけてみたりってしていたけど、

別にそんなことしなくてもこの人は放っておいても好き勝手やるんだと、

思い知らされたわけです。

そして、私も寂しい時は寂しいと言えばいいんだ。

相手が何をしてようが、「構って!」と突っ込んでいけばいいんだ。

これは相手の都合を一切無視すると言うことではなく、

自分の主張をして、相手の主張も聞くと言うこと。

構ってと言っても、いつでも構ってもらえる訳ではありません。

昔は断られるのが怖すぎて言えなかったのですが、

月日を経て、ようやく私も、少しずつ自己主張のできる人間に育ってきた気がします。

 

そして最近は見通しを立てて、お互いに安心して過ごせるように、

ゲームや各自の自由時間をあらかじめ決める試みをしています。

始める前に時間のルールを作っておけば、頑張って守ろうとしてくれますし、

無理そうな時も一緒に調整する意識が芽生えますからね。

 

と言うことで、今日も時間のルールを守ってドラクエ終わらせてくれました!

と思ったら、あと1ゲームだけなら調整でいいかな!

とかよくわからんこと言い始めました。やはり野生児は野生児です。

そろそろ彼にもブログ書いて欲しいんですがね!!ね!!!

 

11/25追記

これを読んで彼が書いてくれたイラスト載せておきます

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職業:野生児