穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

お散歩

私はお散歩が大好き。

一人でするお散歩も楽しいけど、

二人でするお散歩は格別です。

 

彼に何したい?と言われたら、

お散歩したい!と即答するくらい。

 

いつもはスマホかゲームにかじりついている彼も、

お散歩中はスマホなしがルール。

ちゃんと向き合っていろんな話ができる気がして、

とっても満たされる時間なのです。

 

もともとお散歩は好きだったから、休みの日にはよくしていたけど、

毎晩の恒例行事になったのは今年の夏から。

 

私はずっと二人で海に行きたいと言い続けている。

海が好き。泳げないくせに、海という場所が好き。

洗われるような、包まれるような、還っていくような

不思議な感覚になるのです。

 

去年、一緒に海に行こうって約束したけど

予定していた日に彼の体調が優れず、結局その日は行けなかった。

今年こそは行こうねって約束していたのに、

コロナ騒動で移動は控えるよう散々言われていたから

今年は旅行も海も諦めざるを得なかったのです。

 

 

来年まで二人とも生きてるかな。

海に行ける日は、来るのかな。

 

 

凹む私に彼は提案した。

「今年は海に行けないけど、その代わり毎日お散歩をしよう。

 遠くには行けないけど、一緒に沢山お散歩しよう。」

 

私がお散歩で喜ぶのを知っていての提案。

彼は体調に波があるのでなかなか外に出るのが億劫になりがち。

本当は毎日外に出るの大変なんだろうなって思ったけど、

それでもその提案してくれたこと自体がとても嬉しくて、

今年の海はスッキリ(?)諦められた。

それからは雨が降っていない日、二人一緒にいられる日、

二人の体調が悪くない日は、ほとんど毎晩お散歩している。

 

f:id:anaodo:20201126211032j:plain

お散歩中のおさかなさんと彼(彼作)

 

昨日は私の情緒が不安定だったけど、

あの後、しっかりお好み焼きを焼いて食べて、

夜はお散歩をした。

私が感情を言葉にできなくなった時、どうしたらいいか案を出し合う。

結局答えは出なかったんだけど、

多分いますぐに解決できることじゃなくて

お互いが少しずつ成長して、工夫を重ねていくしかないのかな。

 

 

私はお散歩が大好き。

今日もこれからお散歩。

いってきます!