寂しがり屋さんになれたみたい
最近気づいた事。
どうやら私は重度の寂しがり屋さんだったらしい。
その驚きの気づきについて彼にも共有したら
「知ってた」とあっさり言われました。
あれ？全然自覚がなかったよ。
「寂しいの？」って聞かれても全然しっくりきてなかったよ。
私は割と一人でいろんなことをするのが好き。
一人旅もするし、一人で外食するのも平気。
映画やら舞台は一人で観にいくのが好きだし、
むしろ一人でいる時間がないと疲れてしまうタイプ。
一人でいるのが好きだし、一人でいるのが苦痛じゃない。
だから、「寂しい」っていう気持ちもないんだと思っていました。
確かに一人になるからって、寂しすぎて耐えられない！ということはない。
一緒にいられない時間があっても、それなりに一人でエンジョイできる。
でも、彼といると、彼がいない時間がとても寂しく感じる。
一緒にいても、私そっちのけでゲームしてる時は、そう感じる時がある。
一体どういうことなのだろう。
一言に「寂しい」と言っても、
私が彼と一緒にいたいと思うのにそれが叶わない時の「寂しい」と、
彼が私と一緒にいたいと思っていないと感じる時の「寂しい」がある気がする。
前者はまだ受け入れられるのですが、後者は何やら罪悪感を伴うのです。
こう書くと、本当にただの構ってちゃんのようです（し実際そうかもです）が、
「私のことを見ていて欲しい」っていう、
これまでよくないものとして隠されていた欲求が
少しずつ表面化して、「寂しい」という名前を与えられた。
そんな感じがしてきました。
そして、一緒にいたいと思う誰かが生まれることによって、
寂しい気持ちや独占欲のようなものがメキメキと育っていることを。
純粋に今日も明日も一緒にご飯が食べたいなって思う。
加えて、それを彼も願ってくれたらいいのにって思う。
お、前者はいいが、加えたところから重たい感じしてきたぞ？
他人の気持ちはコントロールできないし、してはいけない。
でもコントロールしたいという欲求があることは、
自覚していないといけないのではないかしら。
寂しいくせに、寂しい自覚がない。
独占したいくせに、独占したい自覚がない。
昨日「こんな面倒臭い人間でごめんね」って軽く言ったら、
「うん、知ってる、お互い様だから大丈夫」と言われた。
多分私たちは、お互い結構面倒臭い。
それでも一緒にいようとするのはなんでなのかしら。
美味しいねってご飯を食べて、お散歩で他愛もない話をして、
時に笑って、時に泣いて、喧嘩して、ハグをして。
他人と共同生活なんてストレスすぎて嫌だな。ずっと一人がいいな。
なんてって思っていた私が、
寂しいと感じて、誰かと一緒にいたいと思うって、
意外すぎて、その事実に気づきもしませんでした。
私のことをもっと見て欲しい。大事にして欲しい。
隣にいて欲しい。どうか隣に居させて欲しい。
私の欲求を全て相手に押し付けるのはもちろんダメだけれど、
自分の欲求に気づいてすらいなかった昔の私にしてみたら、
こう願うことができるだけでも、とんでもない奇跡なのかもしれない。
正式に（？）自分は寂しがり屋さんの独占欲強め人間だって気づけたので、
今度はそれを上手に表現＆コントロールして、
上手に甘えられるようになれたらいいな〜。
今日は夜予定があったので、二人別々に過ごす夜。
また次に会えるのを楽しみに、今日はゆっくり寝よーっと。
