消えた目玉焼きの真相
昨日の投稿でちらりと紹介した、
彼の珍事件について少し書こうかなと思います。
彼はなかなかに衝動性が強い。
思い立ったらまっしぐら。
さっきまでやっていたことを忘れて飛んでいってしまいます。
持病の関係で身体がなかなか思い通りにならない時もあり、
そんな時はなるべくおとなしくしていてほしいなと思うのですが、
例え体調がイマイチなタイミングでも
「僕、お腹すいた、今、ごはん、食べたい、作らなきゃ！」
と思ったが最後。
彼は衝動的にキッチンに立つことを選ぶのでした。
ある日報告されました。
「今朝、目玉焼きが消えた」と。
一体どう言うことなのかと私が？マークを飛ばしていると、
どうやら、目玉焼きを焼いている途中で身体のバランスが崩れ、
自分がぶっ倒れるのと同時にフライパンの目玉焼きを吹っ飛ばし、
ゴミ箱の中に着地させるという神業をやってのけたとのこと。
おいおいおいおい。
幸いアチアチの目玉焼きはゴミ箱の中に無事着地したようですが、
一歩間違えたら大惨事ですよお兄さん。
またある日、明け方4時ごろのことです。
私はぐっすり寝ていたのですが、
キッチンから響くただならぬ音に、
眠りの深さには自信のある私も一瞬で飛び起きました。
すると、なんということでしょう。
コンロに火がついた状態で、フライパン片手に彼がぶっ倒れているではありませんか。
幸いフライパンはアチアチではなく、
コンロも火をつけて早々の出来事だったらしいのですが、
一歩間違えたらこちらも大惨事ですよお兄さん。
今となっては笑い話ですが、
毎回現場に遭遇する度、肝は冷え冷えです。
彼には自分の体調をよ〜〜〜〜〜く考えた上で、
行動してくださいとお願いしているのですが、
衝動を抑制できないのも病気の症状の一つらしく、
よく珍事件を巻き起こしては「タイミング、間違った〜」と反省（？）しています。
私と一緒にいる時は、少し冷静に判断できるそうなのですが、
実質一人になる深夜帯は危険ゾーン。
それでも最近は行動する前に冷静になる一瞬を作る努力をしているらしく、
ちょっとずつ危険度の高い事件は減ってきているように思います。
それでも、体調がいい時に彼が作ってくれる料理はとっても美味しい！
先日は久々にチャーハンを作ってくれたのですがこれまた美味しくて、
私よりも彼の方がよっぽど調味料や作り方にこだわりがあるみたい。
と言うことなので、元気のある時にたくさん料理をしていただいて、
不調な時はなるべく「今じゃないぞ」ボタンを押していただけると
私はとっても嬉しいのでした。
