「楽しむ」スキルの先生
今日は彼が私のわがままを聞いてくれるDAY!
というのも今日は当日ではないのですが、
私の誕生日が最も近い一緒にお休みをとれる日だったので
至れり尽くせりの1日でした!
「何したい?」
普段ならちょっと困ってしまうこの質問ですが、
今日の私のリクエストは明確に二つ!
①お散歩がしたい
②一緒にケーキが作りたい
①に至っては普段と変わり映えしないし、
我ながら全体的に安上がりな奴だなと思いつつ、
これが一番心満たされることを私は知っているのです。
お散歩は夜になったので、まずはケーキ作り!
うちにはオーブンがないので、フライパンで焼くチーズケーキに決定。
材料は混ぜるだけなので簡単なのですが、そのレシピによると
なんと40〜50分、火加減と焼け具合を見ながらフライパンで焼き続けるとのこと。
な、長っ・・・・!
(ズボラな私は、カレーでもそんなに煮込まない)
材料に関しても結構アバウトな指示のレシピだったので、
不安を生み出すことに長けている私の脳裏には
この時点であるイメージが鮮明に湧き上がってくるのです。
せっかくの誕生日祝いのケーキが大失敗に終わる図。
材料の入れ方はこれでいいんだろうか・・・?
分量の計り方がわからないぞ・・・?
そもそも40〜50分もフライパンの前で何するの・・・?
美味しくないのができたらどうしよう・・・。
1時間弱も火にかけていたら焦げるのでは・・?
流石の私です。どんどん不安が膨れ上がってきます。
楽しみだったはずのケーキ作りのはずなのに、
材料の入れ方で二人の意見が食い違い、
私のイマジナリー不安もピークに達し、
「ねぇ、このレシピちょっと難易度高いんじゃない・・?」
ポロッと弱音が漏れました。
すると彼はサラッと言います。
「え?失敗したらしたで面白いからいいじゃん?」
あ・・・・
た、確かにぃ・・・・!?
一緒に作るこの過程が楽しいっちゃ楽しいし、
失敗したらしたで、二人ならゲラゲラ笑い飛ばせる気がする。
そうか、そう考えたら、肩の力が抜けてきたぞ。
あーだこーだ言いながらも何かを一緒に作る。
そもそも私がしたかったのはそういうことだったんじゃないか?
私は開始5分で、本来の目的をすっかり忘れ、
美味しいケーキを作らねばという謎の使命感を背負い始め(パティシエか)
勝手にそれを達成できない不安に侵食されていたようです。
そんな私にふっと空気を入れ、
これはパティシエ修行ではないことを思い出させてくれる彼の一言に
一瞬で救われた感じがしました。
彼は私の膨れ上がったイマジナリー不安を
時にサラッと撃退してしまう。
なんだかちょっと悔しい気もするけれど、
おかげさまで何かを「楽しむ」というスキルが
少しずつ上がってきた気がします。
というか、何事も「楽しむ」には工夫やスキルがいるのだと
気付かせてもらったのかもしれません。
・・・・40分後・・・・
えーと、焦げまして笑
40分間火加減を見守っていたにも関わらず、真っ黒になりました^▽^
前の私なら焦がしてしまったことに凹んで
せっかくの楽しい時間を台無しにしていたところでしょうが、
二人で「これは黒いね」と言いながら食べてみたら
案外気にならず(?)、美味しかったのでそのままいただきました!
いや、負け惜しみとかでなく、本当に美味しかったと思いますよ!!
何より、私のリクエストを快く承諾してくれて、
二人で楽しくケーキを作れたことが
今日の私への最高のプレゼントでした。
失敗や衝突も捉え方次第では楽しいものに変えられる。
そんな気づきをくれる彼は私にとって教科「楽しむ」の先生です。
私の願いその2のお散歩についてはまた後日書きます!
今日も読んでくださり、ありがとうございました^^