穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

すき焼き0人前事件

先日、近所のスーパーで珍しく牛肉が安くなっていたので、

ちゃっかり買い込んでいたおさかなさんです!

 

 

そんなわけで昨日の夜ご飯はすき焼き!

細切れじゃなくて、ちゃんとすき焼き用っぽい大きいお肉は

久しぶりでテンションあがる!!

 

 

彼が先端恐怖症なこともあり、

二人でご飯を作る時は、

だいたい私が野菜や食材を包丁で切る係。

逆に彼は私の苦手な味付けをしたり、

焼き加減を見る係になることが多いです。

いい感じに役割分担しています。

 

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SU・KI・YA・KI!!!(春菊と長ネギがしっなしな笑)

 

そんなこんなでいい感じに(?)出来上がりまして、

あっというまに平らげました!

具材はまだ残っていたので、

煮るものだけ煮ちゃって、

明日のお昼もまだ食べれるね〜なんて言っておりました。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

 

時はすぎ、明け方の4時ごろのことです。

彼は昨日買ったバナナとチョコと残っていたパンの耳を

冷蔵庫の中から片付けたい一心で、謎のデザートを作り始めました。

目覚めたら部屋中チョコレートの香り。

 

 

 

おいおい、午前4時だぞ。

 

 

 

まぁここまでは想定の範囲内です。

バナナを食べて少しお腹が落ち着いたのか

ベッドにもどってきて、

「朝ごはん作ったから後で食べてね」

「すき焼きはお昼のお弁当にするから」

と囁いてまた眠りについた様子。

 

 

 

そうだね。

流石に朝からすき焼きはちょっと重いし、

昼ごはんにすればいいよね〜なんて思いながら、

私もまた眠りについたのですが、

今度は明け方6時過ぎごろのことです。

 

 

 

 何やらまたキッチンの換気扇が回っている。

朦朧とする意識の中で今度はなんだ・・・・???

と思っていたところ、

また彼がベッドに戻ってきて、

「やっぱりお腹すいちゃってフライパンに残っていたすき焼き、

 豆腐以外ほとんど食べちゃったけど、お昼にも持っていっていい?」

と。

 

 

 

 

??

 

 

 

 

フライパンに残っていたのは、2人前。

残っていたものを彼がほとんど食べてしまったのであれば、

残りは0人前です。

 

 

 

一体何をどうやってお昼にも持っていこうとしたのか謎ですが、

残念ながらもう0人前なのでお昼に持っていけるものはありません!

 

 

 

若干私に呆れられて凹む彼。

冷蔵庫の中にまだ食材があると思い込んでいたらしい。

加えて自分で衝動が抑えられなかったことも悔しいらしく、

布団の中で猛反省していました・・笑

 

 

 

これはパーキンソン病の症状としてあるらしいのですが、

衝動の抑制がうまくできなくなるんですって。

夜中の4時に謎のデザートを作り始めちゃうのも、

食べる予定じゃなかったすき焼きを全部平らげてしまうのも、

本人としては、やらない方がいいとわかっているのに、

やめられないということみたい。

だから後から罪悪感に苛まれて辛いとのこと。

 

 

 

彼の家にはあまり余分な食材がない。

あるとお腹が空いていなくても衝動的に食べてしまうから、

そもそも食べられるものを置かないという彼なりの工夫。

一方、私の家には予備的な食材やお菓子が沢山ある。

だから目の前にチラつく誘惑&衝動と

常に戦わなければいけなくて大変とのこと。

 

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天使おさかなの囁きと悪魔おさかなの誘惑

 

今はまだ別々の家で暮らしているけど、

もし今後一緒に生活することになったら、どうしたらいいのかしら?

私が備蓄やお菓子を我慢するか、

彼が常に衝動と戦わなければいけないか、

その2択しかないのは嫌だなぁ・・・。

かといって冷蔵庫や棚に鍵をかけるのもなんだかなぁ・・・。

 

 

衝動性との付き合い方、模索中です・・・!><