おさかなさんのいぢわる
今日も薬が効いていない。
薬が効いていない時には仮眠をとって過ごすことが多い。
薬が効いていない時は仮眠をするのも一苦労である。
足の位置、服のしわ、手の組み方、諸々・・・
少しでも気になると力が抜けなくなってしまう。
今日は仮眠をしようとした時に
おさかなさんが「ジョイン!」と言いながらお布団に入ってきた。
嬉しいのです。
嬉しいのだけど・・・
肩の位置が!!
服のしわが!!!
足の位置が!!!!
んん〜〜ってなる。
するとおさかなさんはそれを察して「邪魔?」と聞いてきた。
違うんだけど、違わないんだよなぁ。
寝るときにおさかなさんが隣にいてくれることはとても嬉しいのです。
嬉しいのですが、
薬が効いていない時の僕の、“気になってしまう要素“に
“おさかなさんの位置“が追加されることになってしまうのです。
上手く伝わらんなぁ。(※伝わっているらしい)
おさかなさんは拗ねている。
「邪魔らしいから」とつぶやきながら拗ねているおさかなさんを横目に
定まらない足のポジションを気にしながら
ちょっと落ち込んでいる。
そんな昼下がり。