穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

問題発生!ブログには書けない理由

2021年ですね!おさかなさんです。

年末、本当に彼の薬が効かず、毎日ひーひー言っていたので

これはちゃんと無事に年を越せるのか!?と若干不安だったのですが、

無事2021年を迎えられて一安心。

ひたすら日常記録型のブログではございますが、

それでも日々読んでくださる方がいることに心より感謝です・・!

本年も引き続きどうぞ宜しくお願いいたします^▽^

 

 

さて、昨日は大晦日だし、二人で振り返りでも書こうか?という流れで

初めて会話形式での投稿に挑戦してみました!

anaodo.hateblo.jp

↑イラストが可愛いので、まだの方はぜひ読んでください笑 

実は今日も元旦ということで、二人で2021年の目標について書こうか

って話していたのですが、目標について語り始めたら

問題が発生・・・!?

 

 

彼が「これはブログには書けない・・」とNGが出たのです。

  

 

どんなことを話していたかというと、

「おさかなさんとの未来についてもっと真剣に考えたい。

 コロナでこれまでよりもさらに一緒にいる時間が増えて、

 もっとお互いストレスになるかと思ったけど、そうではなく

 一緒にいる不安よりも、安心感の方が大きいことに気づいた。」

ざっくりですがこんな話でした。

 

 

最初は

「これはちょっとプライベート過ぎる。」

「すごく大事にしたいことだから、簡単に公にはできない。」

「僕のイメージしている【彼】像と違う。自分過ぎる。」

などといろいろな理由を付けて拒んでいた彼。

 

 

しかしなんとなくその理由づけに違和感があり、

もう少し深く掘り下げてみたくなり、質問を重ねました。

「プライベートをブログで出すことが嫌なのはなぜ?」

「大事なことを公にしたくないのはなぜ?」

「ブログ用に作った【彼】像を守ろうとするのはなぜ?」

 

 

彼は同じようなことをぐるぐるあーだこーだと話していました。

ただそのどれもが、

「これブログに載るのやだな」と思ったことの理由として

なんだかしっくりこないのです。

私が一向に納得しない顔をしていたこと、

そして自分でもしっくりきていなかったらしく、

さらに気持ちを掘り下げていく。

あーでもない、こーでもない、

これをブログに載せたくない本当の理由はなんだろう・・・・?? 

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あーだこーだ理由をあげる彼に納得のいかないおさかなさん

 

 

話はじめて30分経った頃、

ついに出てきたのです。

 

 

 

「まだ自分の中でも受け止めきれてないものがある」

「世間に対して発信することで、

 どういう風に見られるのかが怖いのかもしれない」

 

 

これまで言っていた「大事だから〜」とか「イメージと違うから〜」

などの耳ざわりのいいものではなく

不安とか、恐怖みたいなものが出てきたんです。

さらにそこで「母」の存在がでてきた。

 

 

 

彼は自分が誰かと一緒にいることが

「心地よい」とか「ストレスじゃない」と発信したら、

母だったら必ず

「あんたはお世話になってる側なんだから

 そんなこと言える立場じゃないでしょ。

 一緒にいる相手側の人がストレスに決まってるでしょうよ。」

と言われるイメージが鮮明にできてしまうと。

(※母との関係は決して悪い訳ではないとのこと

 

 

一緒にいるのが心地よい、嫌じゃないと判断するのは

「僕」側じゃない、と。

僕は病気とか障害の関係で一緒にいる人に迷惑をかけて、

お世話されてる側の立場なんだから、

それを言うのは僕じゃない、と。

 

 

彼自身、自分ではそう思わないようにしているし、

私との関係も対等なものだと思っているけれど、

母をはじめとして、世間的にはそういう意見の方が一般的だと思うから、

そういう風にみられるのが怖い、と。

これまでもそういう目に晒されて生きてきたし、

それには慣れたつもりでいたけど、

そういう反応をされるとやっぱり今でもすごく傷つくし、

相手(私)も傷つけてしまうのも怖いんだ、と。

だからとても慎重になるし、

そこに踏み込んだ話をすることに対してものすごく敏感で、

踏み込もうとすると本能的にやめとけ!と危険信号が鳴ると。 

 

 

 

ああ、納得。

 

 

 

さっきまで「ん〜〜」とか「あ〜〜」と相槌をしていた私が

一気に「あーーーうんうんうん。なるほどー!!」と豹変。笑

「これはブログに載せたくないな」という漠然とした拒否感は

その本能的な危険信号だった訳です。

いろんな表面的な理由に覆い隠されていたけれど、

これにたどり着いた彼はすごくすっきりした顔をしていました。

同時に自分の弱いところが出てきて少し驚きもあったみたい。

 

 

彼は「障害」や「病気」を理由に

何かを諦めるタイプではありません。

どちらかというと障害なんて関係ないぞって

いろんなことに突っ込んでいくタイプ。

最初に私にアプローチしてきた時も、

「僕と一緒にいたら絶対に楽しいから!」と言ってきたくらい笑

一体どっから湧いてくるんだその自信・・・!?笑

 

 

でも心の奥底には過去に周りの人に言われてきた

「自分の立場をわきまえるべきだ」

「迷惑をかける側の存在だ」

「周りの人に気を使わせているんだぞ」

という価値観が刷り込まれているのもきっと事実。

そしてそれが無意識に自分の表現を制限していることに気づいたからこそ、

そこにどう向き合うのか。

向き合わなければいけないということではなく、

自分の正直な思いを自信をもって伝えるために、

必要な道が見えたということなのかもしれない。

 

 

元旦早々になかなかヘビーな話題で盛り上がったけれど笑、

私たちにとって大きな収穫だったことは間違いない!

2021年の目標は、こっからもう少し詰めて行けそうです^▽^

三ヶ日のお休みを使って、ゆっくり考えてみようと思います。

長くなってきたので、本日はこのあたりで・・・!