穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

伝えろ、受け取れ、優しさ!

彼はとても優しい人だと思う。 

ビビリな私の妄想がかった暴走不安でも馬鹿にせずに寄り添ってくれたり、私のことを傷つけたなって気付いたらちゃんとごめんねしてくれたり、私が笑顔でいられるように、変なギャグをぶっ込んでみたりしてくれる。

しかし非対面の文字コミュニケーションにおいては、

あれ・・・?こんなに冷たい人だったっけな?

ってくらい、彼の優しさが伝わらない事態が発生します。

 

例えば先日の喧嘩(?)の例で言うと、

昨日のブログ、読み直したら結構迷子になってるね。
やっぱり何か別のことしながら書くのはよくないかも!

という文言が、彼から文脈もなくLINEで送られてきて、まるでそれで伝えたいことが完結しているかのごとく、その直後に全く関係のない話題が続けられていました。

この段階で私に伝わっているのは「迷子になってる記事を書くくらいなら、別のことをしながらブログを書くのはよくないと思う」ということです。

おそらく対面であれば彼の表情や文脈から悪意がないことを確認できたかもしれませんし、私が怪訝な顔をしたら彼もすぐに何かが伝わっていないことに気付けるのです。

しかしこれは非対面の文字コミュニケーション・・。それを読んだ時の私の気持ちとしては「書かないほうがいいと言われるほど酷い記事を書いてしまったか?彼はいつも迷子になっているのに、なぜ私の時はだめなのか?」というもの。残念ながら私にとっては冷たい指摘でしかありませんでした。

しかし実はこれには前夜の私たちのやりとりが関係していて、私が前日の投稿を更新した段階で下記のようなことを彼に伝えていたのです。

オンラインの予定と並行してブログを書いたから、そっちの予定もブログも集中できなくて、よくなかったな。

それを聞いた彼は、ブログのせいでおさかなさんの予定もブログも納得できない状況にさせてしまったのでは・・と思ったとのこと。夜の時点では私に何も言ってこなかったのですが、翌朝改めて記事を読み直した彼が思い立って伝えたかったのは↓だったと。

昨日のブログ、読み直したら結構迷子になってるね。(おさかなさんの予定の邪魔になったり、納得のいかない記事を書くことになってしまうなら)何か別のことをしながら書くのはよくないかもね。(予定がある時のブログ更新の優先度をどうするか、一度相談しようよ。)

優しくないですか?!?!

最初の文面ではただの「冷たい指摘」に感じられたのですが、対面でしっかり話して、真意を掘り起こしていったところ、彼が本当に伝えたかったのは、私が無理してブログを書いているんだったら、ちゃんと話し合って無理なくできるようにしようよという「優しい提案」だったのです。

 

このすれ違いにはそれぞれに要因があると私は考えています。

【彼側の要因】文脈の共有が雑で意図の説明が少ない。そしてその自覚がないまま発信している。

【私側の要因】自信がなく卑屈な精神が根底にある。些細なことで自分が責められていると感じやすい。

彼は言葉が足りず、私は足りない言葉の中からネガティブな要素を汲み取りやすい。要するに彼は伝え下手で私が受け取り下手なのです。

なんという相性の悪さ!笑

しかし諦めてはいません・・・!

 

■対策その1:非対面の文字コミュニケーションを避ける

誤解の炎上が生じる機会を極力減らそう作戦。最近は物理的に一緒にいる時間が長かったので、久々にLINEで険悪ムードに発展し、逆に非対面時の課題に気づくいいきっかけになったなと思いました。

■対策その2:彼側の伝える言葉を増やす

それでも非対面の文字コミュニケーションが生じる際は、どういう文脈で、どういう意図でこの言葉をいっているかを意識して伝えることを頑張ってもらいます!

■対策その3:私側の卑屈精神に負けずに真意を確認する

彼の言葉からネガティブな意図を感じ取ってしまっても、本当はそういう意図ではないかもしれないと立ち止まり、悲しんだり怒ったりせずに丁寧に真意を確認することを私が頑張る!

 

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キャッチボールの練習中なおさかなさんと彼(を見守るサメのガブちゃん)

 

コミュニケーションエラーが発生する時、どちらか一方だけに問題があるということはないと思っています。もちろんどちらかの比重が大きいということはあると思いますが、エラーが発生するなら、それが起きない工夫をしたらいいはずなのです。

1)それぞれのコミュニケーションスタイルを観察し、

2)どの段階でエラーが発生しているのかを見極め、

3)解消するためにできることを探る。

これはなかなか骨の折れる作業ですので、相手がどーでもいい人であれば努力する必要もなく接触を断てばいいだけです(断てなくて困るパターンも多々ありますが涙)。しかし、相手が大切な人であったり、自分にとって重要な人であればあるほど、ここに労力を割くことは、逆に信頼関係を育み、その後に変なストレスや不信感を抱えずに済むようになる近道でもあるように思いました

まぁ、言うは易く行うは難し・・・!!多分これからもすれ違いまくりますが、険悪ムードを打開するには、努力が必要であると覚悟!!そしてその努力をするだけの価値がある相手だなと思い続けてもらえるように、私も彼を大切する努力を続けられたらいいなーと思ったおさかなさんでした!