「幸福指数」大作戦!
私たちの中ですっかりお馴染みになりつつある家散歩。
※家散歩:家の中で窓を開けて外気を感じながら、温かい飲み物を片手にスマホなどの機器を触らずにまったりお話しをしたりする時間。詳しくは過去記事をご覧ください!
昨日はコンビニでデザートを買ってきて、贅沢な家散歩。温かい紅茶とココアも用意して、準備万端。窓を開けていざ座ったのですが、うーん、いまいち話が盛り上がらない。そこで彼は自分のおすすめの音楽をスマホで探し始めたのですが、私の中で「家散歩」はスマホなどの電子機器を使わずに、ゆっくり過ごす時間。「スマホを使うのは嫌だな〜」と言うと、彼はすぐにスマホを置いてくれたのですが、その後の挙動が少しおかしい。
よくわからない変顔をしてみたり、もぞもぞしたり、「おさかなさん何か話して〜」と言うばかり。様子がおかしいなと思いつつ、私から今日の彼の「幸福指数」について質問してみました。
■「幸福指数」とは??
数日前の家散歩で彼が考案した(?)今日のハッピー度みたいなものです。例えば自分はどういう時に幸せ度が上がるか、逆にどういう時に幸せ度が下がるかを予め項目としてあげておく。そしてその日1日を振り返って、それぞれの項目がどのくらい満たされているかを数値化して、自分がどんなことに喜びを感じ、嫌な気持ちになっていたのかを振り返る指標にするというもの。例えば私の場合はこんな感じ。
【幸せ↑】
・9/10点:美味しいの共有(夜ご飯の親子丼が美味しかった)
・8/10点:自分の時間を持つ(少し残業しちゃった)
・7/10点:スキンシップを取る(ハグした)
・6/10点:彼の笑顔を見る(ちょっとしんどそう)
→計30/40点
【幸せ↓】
・-1点:体の不調(肩こりがすごい)
・-0点:急な予定の変更(今日は特になし)
・-2点:彼とのすれ違い(彼の様子がおかしい)
→30点-3点=27点
→40点満点中の27点=27/40=総合得点:68点(100点満点中)
こんな感じで、今日の出来事を振り返る指標になります。もちろん項目外のことも加点したり、全体の点数を出してから逆算するなど、やりやすいように自由に活用できるのですが、この幸福指数の要は点数をつけること自体ではなくて、点数をつける過程で自分の1日を振り返り、どんなことで心が動いたかを振り返ることができる点にあります。
これを彼に質問してみたところ、「今日は全体で70点くらいかな。でも、もうちょと 薬が効いてるタイミングだったら80点くらいって答えてたかも。」とのこと。答えるタイミングによっても変わってくるみたい。
しかし、ここで重要なのは点数ではなく、なぜその点数になったのかということ。70点ということは、すごーく良いわけではないし、どこかにマイナスポイントもあったはず。点数を振り返る過程で、今日はご飯は美味しかったけど、いつもなら気にならない小さなことでイライラしてしまうこと、そして小さなことでイライラしてしまっておさかなさんに当たってしまいそうな自分が嫌になって、ごまかそうとしていたことに気がついたそう。よくわからない変顔をして様子がおかしかったのは、自分の気持ちをごまかしていたからだった、と。
この気づきが彼にとっては重要で、振り返りながらモヤモヤを私と共有できたことによって、イライラが少しおさまったんだって。そして私側としても嬉しかったのは、彼がイライラを私に共有した時に、「おさかなさんが悲しんだり怒ったりしなかったから、安心して話せた」と言ってもらえたこと。
これまで私は彼がイライラしていると、「イライラさせたのは自分のせいだ、私が全て悪いんだ・・・」って勝手に凹んでしまうことがありました。でも今回、彼のイライラをそのまま浴びるのではなく、点数の裏付けとして説明されたこともあり、フラットな気持ちで彼のイライラを受け止められたことは、私にとっても自信に繋がりました。少し、信頼してもらえたかな?
■「幸福指数」の活用方法&効果
・自分の1日を振り返る
・自分の気持ちを言語化する
・振り返る過程で嬉しかったことを共有する
・幸福が相手のおかげな部分があったら感謝を伝える
・逆に嫌だったことやモヤモヤについても共有する
・モヤモヤの原因が相手にあれば話し合いをする
・今日満たされなかった項目を翌日は意識して満たしてみる
できれば毎日夕食の後とかに、各5分ずつ(2人でたったの10分!)でもこういう風に振り返ったりお話ができる時間が取れたらいいね〜なんて彼と話していました。漠然と「話す」よりも、「幸福指数」のような指標がある方がとっかかりやすくていいし、幸せへの感度も上がりそう!
いずれ同棲をするとなったら、沢山すれ違ったり、イライラしたりすることは目に見えています笑。日頃の感謝を伝えそびれたり、モヤモヤを溜め込んでしまわないよう、定期的に感謝&モヤモヤを共有できるシステムがあるのは結構大事なことなのではなかろうか!?そう思ったおさかなさんでありました。