穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

優しさとプライド

 

anaodo.hateblo.jp

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自信というものは、他者に褒められることで育っていくものだと思う。

僕は褒められるということをあまり経験してこなかったように思う。

勉強も、運動も、ピアノも、ゲームも、

できないことをできるようにしていくプロセスを踏むのが苦手だった。

色んなことが中途半端になった。

自信を持てないことが少しずつ増えていく。

自分の中には何があるだろうか。

優しいだけが取り柄だった

 

・・・

でも優しいことには自信があった。

小さい頃から優しいことが自分の取り柄だと思って生きてきたし

親にもそう言われてきたのでそこには漠然とした自信が確かに形成されていた。

 

優しいことは簡単なことじゃない。

優しいことは当たり前じゃない。

優しいことは凄いことかもしれない。

 

おさかなさんが言葉にして褒めてくれるので

僕の中の優しさの価値を高めている気がする。

 

優しいことが取り柄の僕には、優しい自分にプライドがある。

優しくあれない自分を許せない自分がいる。

身体の調子が悪かったり、

言葉が思うように伝わらなかったりする時に、

イライラが前に出てきてしまって

僕の中の優しさが揺らいでしまうことが多々ある。

 

凄い凹む。

 

最近はそういう時に凹んでいる自分のことを

おさかなさんに伝えるようにしている。

 

優しくできないこと、 

それを許せないこと、

そんな自分に凹むこと。

 

全部僕の感情であることには変わりないから

優しくありたい僕と

優しくあれない僕の

ありのままを共有することで

バランスを保っている。

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自信があるというわりには自信の所在がわからなくなっている絵を自信満々に書いてくる彼