絵を描くということ
最近絵をたくさん描いている。
絵を描くことは楽しい。
ぼくが絵を描くのは何かを伝えたいからだと思う。
前職で、一年と少しお世話になった経理の部署。
そこでぼくは、
"なにもできなかった。"
病気の症状と薬の副作用と
常にあるゆるやかな眠気により、
集中力は皆無。
散らかりすぎた脳みそでは
領収書を順番通りに並べ替えることすら
ままならなかった。
上司にできないことを伝えるとき、
言葉にならないしんどさをどうにか伝えようとするとき、
無意識にぼくは動物のイラストを添えていた。
今考えると恐ろしいほど場違いなイラスト。
受け取った相手がそのとき何を思ったかを、想像するのはやめておく。
伝えたいことがうまく伝わらないとき、それでも伝えることを選びたいときいつも絵を描いてきた。
学んだわけではないので、知識も技術もまだまだ拙いけれど、
気持ちののせ方は知っているかもしれない。
好きだと言ってくれる人がいること、
応援してくれるひとがいること、
こんなに心強いことはない。
ぼく、やります。
これからもっと、絵を描きます。