穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

大事な自由時間

先日の私のメンタル不調から、

自分の意思を自分で尊重するのことが大事だと気づき、

最近は日々の会話の中でも意識することが増えた。

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anaodo.hateblo.jp

 

今日も仕事を終えて、一緒にご飯を食べる。

食べ終わったらもうそれぞれの時間だ。

ここからどうするか二人で確認をする。

まず、先日作ったティラミスを食べたいというのは

二人の共通の予定である。

 

お「ティラミスどうする〜?」

彼「ん〜20時くらいに食べたいかな。」

お「わかった〜」

 普段だったらここで終わるところを、

 今日も彼のファインプレー。

彼「本当はもっと早く食べたいけど、合わせてくれてるー?」

お「確かに今すぐ食べるイメージしてたけど、

  お楽しみは後にとっておくのもいいかなって思ったから8時でいいよ。」

彼「おさかなさんの意思に基づいて20時に賛成?」

お「私の意思に基づいて20時に賛成!!」

 

ここまでは序の口である。

とにかくここ数日で見えた私の傾向としては、

「どうする〜?」と自分から聞いて、

大体の場合、彼の意見をそのまま通そうとして

自分の内側の願望を無意識に調整していることがわかった。

なのでこうして同意した場合でも

「それは本当にあなたの意思ですか?」と問われることで、

「あれ?無意識の調整入ってなかったかしら?」を見つめ直せる。

大変ありがたいことである・・。

 

と言うことでティラミスタイムは20時に決定。

ご飯を食べ終わったのは18時半。

あと1時間半、さて何をしようかということになる。

 

彼の主張:ドラクエをやりたい

私の主張:特になし

 

いったん、20時まではフリータイムになったので、

私はこの1時間半、何をしたって自由なのだ。

 

 

 

何をしたって・・・自由!!!!

 

 

改めて聞くと素晴らしい響き!!!

本当に知らないうちに自分の行動を随分と制限していた。

そして今日は、これまでだったら、

絶対にしなかった行動をとってみた。

 

 

一緒にいるのに、一人で散歩に行ってみた。

 

 

お「何しよかな〜〜〜何しよかな〜〜〜

  お散歩いこっかな〜〜〜〜」

 

そんなこと、これまでは絶対に言ったことなかったし、

一緒にいるタイミングで、

スーパーに行く以外で一人で出かけることはほぼない。

ちょっとは寂しがってくれるかなーなんて淡い期待をしたのですが、

彼はすでにドラクエに夢中。笑

むしろ私がいるとゲームの邪魔をされるので、

「え、今から?不審者いるから気をつけて行ってきてね〜」

くらいのテンションである。

 

寂しがってもらえなかったことを若干不服に思いつつも、

散歩行くと言った手前、せっかくなので行ってみよう。

あてもなく時間を使えると言うのは、なんとも贅沢なことだ。

 

「じゃ、ポケモンつかまえてくる!!!」

 

と唐突な捨て台詞を吐いて、一人夜散歩に繰り出しました。

 

 

今日は夜でも暖かい。

外を歩いていても全然苦じゃないどころか、

風も爽やかで春の気配すら感じる。

よく彼と一緒に行く散歩ルートで歩いてみる。

でも、次にどの道に行くかは私の自由。

20時までだったら何時に戻っても自由。

駅前のドラッグストアで少しだけ買い物をして、

30分ほど思う存分自由を謳歌した私は家に戻った。

 

お「ただいまー!」

彼「おかえりー!」

 

なんだか、いい。

彼は彼の時間を楽しんで、

私は私の時間を楽しんだ。

 

彼は私がいない時間があると、寂しがる。

私も彼がいない時間があると、寂しく思う。

物理的にも心理的にも時に別々に過ごすことは、

ちょうどいい関係を続けていく上で

大事なことなのだろうな。

 

彼はとてもマイペースで自分のやりたいことは自由にやるタイプ。

だいたいその間、私は完全放置される。

ずっとそれが「私を大事にしていない」ことだと感じていた。

でも本当はそれでいいんだろうな。

もちろんそれが悲しい時は悲しいと言えといえば考慮してくれる。

でもそうじゃない時はその時間は私の自由時間だと思えばいいのだ。

 

きっと彼が私に気を遣いすぎる人だったら、

寂しがりやな私に振り回されてきっと窮屈にさせてしまうだろう。

都合がいい話かもしれないけれど、

今は彼のマイペースさに救われている。

私も自分のペースで過ごせばいいんだと、

説得力を持って示してくれているように感じる。

 

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水を得たおさかなさん

 

誰かと一緒にいることは、

少なからず自分の自由を奪われることにはなる。

でも制限がかかることは、悪いことばかりではない。

制限の中でもそれを楽しめる二人ならきっと問題はない。

ただそれが窮屈さに繋がってしまったら意味がない。

お互いの意思表示と選択の自由は尊重しつつ、

一緒にいることを積極的に選択できること。

それが大事なんだろうなと改めて実感!

 

今日は夜風も感じられたしポケモンもつかまえてきたので、

ゆっくりお風呂に浸かって寝よう〜♪

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厳密にはこれからつかまえに行きます!