穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

ぶっ飛びロコモコ丼

お昼ごろのこと。

今日は私はお休みで、彼は午後から仕事。

「お昼ご飯何食べようか〜?」といつもの話題。

 

私は賞味期限間近のくみあげ湯葉(好物)を食べる予定だったので、

彼は別のものを探して食べてもらう必要がありました。

 

冷蔵庫をガサゴソ。

 

冷凍のハンバーグを発見した彼。

 

 

「よし、今日はロコモコ丼にする!!!✨」

 

 

意気揚々と冷凍ハンバーグを湯煎し、卵を焼く彼。

ご飯を温めて、ハンバーグとチーズと卵を乗せる。

デミグラスソースをかけて、

さらにその上に追いマヨネーズを!

 

「これはもう、デブ丼だ・・・!!!🤤」

 

年中ダイエット中の彼は、一応カロリーを気にしているのですが、

躊躇なく追いマヨネーズをしていました笑

ハンバーグとたまごとチーズとマヨネーズ。

高カロリーだが、美味しくないわけがない。

なかなかの出来にご満悦な彼。

あとはテーブルに運んで食べるだけ!!!!

 

しかし、

隣で汲み上げ湯葉丼を作成している私は、

その決定的瞬間を見逃しました。

 

 

「あっ・・・・・」

 

 

小さく焦った声が聞こえたと思った直後です。

 

 

ドタドタッッ・・・!!!!!!

 

 

私の反射神経では何をするにも間に合わず、

隣で彼がロコモコ丼を全身に浴びながらぶっ倒れました笑

 

 

先ほどノリノリで施した追いマヨネーズとデミグラスソースが、

彼のTシャツ&ズボンにベッタリとつき、

ハンバーグは腹部でキャッチ、

たまごは少し吹っ飛んで床に着地していました。

ご飯の入ったどんぶりを辛うじて守り抜いた彼。

どこのドタバタ劇のワンシーンかというくらいの

見事な事件現場と化す我がキッチン。

 

とりあえずなんとか起き上がり、

マヨ&デミコーティングされたTシャツとズボンを脱ぎ、

マヨ&デミまみれの手を洗い、

パンツ一丁でロコモコ丼(落ちたたまごは乗せました)を食べ始める彼。

さっきまでノリノリだった彼が、一気に落ち込みます。

 

「ハァ〜〜〜、凹むわ〜〜〜」

 

彼はある程度薬が効いている時でも、

驚いたり、動揺したりすると、身体が急に強張って、

動けなくなり、体勢が崩れてしまうことがあります。

調子良く歩き回っているなーと思ったら、

何かに驚いて突然たちすくんでプルプルし始めたり、

バランスを崩して倒れ込んだりすることは日常茶飯事です。

 

前にも目玉焼きを吹っ飛ばしたりしたこともあったのですが、

派手にご飯をぶちまけたのは久しぶりだったので、

彼的にも落ち込んでしまったよう。

幸い怪我もなく、ご飯もほぼ救えたし、

着ていた服も黒かったので、マヨ&デミは綺麗に落とせました。

今回は実害はほとんどありませんでしたが、

ご飯を落としてしまうこと自体が彼的には悲しいこと。

そりゃそうですよね。。

楽しくご飯の準備して、いざ食べるぞ!ってなった時に、

自分で台無しにしてしまうのは、想像しただけで悲しい・・。

 

かといってなんでもかんでも私が代わりにやるのも違うし、

彼は調子が悪い時はちゃんと私に頼んでくるので、

今後も自分で運ぼうとしているときは運んでもらうことになります。

そうすると、これからもたまにはぶちまけることもあるでしょう。

でも、私は結構こんな毎日も楽しいと思っています笑

もちろん怪我や実害はないほうがいいですが、

この見事なまでのドタバタ劇は、

彼と過ごす日々の中でのスパイスでもあると思っています。

これからも一緒に悲しんだり凹んだりしながらも、

「こんな事件も、あんな事件もあったねー」って

笑って振り返れる二人でありたいなーと思ったおさかなさんでありました!

 

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ぶっ飛ぶロコモコのたまごとハンバーグ