穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

一人じゃない

最近の投稿が仕事で疲れていることばかり書いていたので、

いろいろとご心配をおかけしております・・。

気にかけてくださる方もいて、申し訳なくもありますが、

お声かけにとても支えられております・・・ありがとうございます><

 

多分、元々、私は精神的に弱りやすいタイプです。

 

中学生の時に親の仕事の関係で海外に行くことになった時は、

なかなか現地に馴染めず、学校に行くのが毎日苦痛でした。

本の学校では成績は上位でしたが、

ほとんど理解できない英語での授業に大苦戦。

さらに、アジア人を下に見ている生徒からのからかい。

同じ学校に日本人もいましたが、

あまり仲良くなれず、最初の1、2年くらいはひたすら孤独でした。

 

それでも、その毎日を止める勇気がなかったという理由で、

いきたくもない学校に通う日々。

授業中に過呼吸になったり、その他いろいろと問題を起こし、

学校からカウンセリング室に通えと言われましたが、

まだそれほど喋れなかった英語でのカウンセリングなんて

むしろ逆効果だわと思い断固拒否。

今考えると、あの時のストレスはなかなかだったし、

生き延びただけ偉かったなぁ・・と振り返っても思います笑

毎日が辛かったので、ある意味麻痺していたのかも?

インターネット上の不登校の友達とのコミュニケーションで、

なんとかかんとか生き延びていました。

 

その後、大学で日本帰国。

帰国子女の多い大学だったのもあり、

話の合ういい友達ができて楽しい日々を送っていました。

ダンスサークルでも周囲に認めてもらえて、

勉強の方もやったらやった分だけ評価されて、

中高時代が闇だった分、

すごく楽しくて今でもあの頃に戻りたいと思うほどです。

 

しかし、何かの拍子に激しい罪悪感に襲われることがあり、

気分のアップダウンが激しく、

突然誰とも話せなくなったりして友達を驚かせることもありました。

冬になると決まって毎日死の恐怖に怯える時期がきて、

これはさすがにおかしいのかもしれない・・?と思って

大学のカウンセリング室に自発的に通ったりもしましたが、

担当のカウンセラーをあまり信用できず、

結果、症状が悪化した状態で行くのをやめました・・汗

冬の不調は春になれば少し和らぐのですが、

定期的にくる強烈な罪悪感は今でもたまに経験します。

 

その後、社会人になって私立の高校で働き始めますが、

ここでもメンタルをやられています。

毎日朝5時半に起きて、授業をして、くたくたになって

21時くらいに帰宅して、ご飯とお風呂と次の日の準備で

最低限をこなして寝る日々。

 

私の授業を好んでくれる子もいて嬉しかったけれど、

逆に私に対して攻撃的な子供もいたし、

単純に業務的な負担が大きかったこと、

またその時期に同居していた祖父が亡くなったり、

当時お付き合いをしていた人からの暴言を浴びたりが重なり、

毎日寝る前に布団の中で号泣してデトックス(?)する日々。

これはそろそろやばい?と思い心療内科に行ったこともありましたが、

薬を飲むのは嫌だと言ったら、

それ以外であまりできることがないみたいな話になり、

そんなことならもうこんな苦しい気持ちになる環境を変えようと思い、

転職に至ります。

 

まぁ、転職してからも私のメンタルは乱高下してはいましたが笑

もう何もしたくない・・みたいなことはなくなりました。

同じ時期に再開したダンスで

自分の不安定さや傷つきやすさを「表現」として形にした時、

それをいいねって認めてくれる人たちがいて、

少しずつこんな自分でもいいんだという気持ちが

育ってきたように思います。

 

でも本当に精神的に安定しはじめたのは、

彼と一緒に生活をし始めてからのような気がしています。

お付き合いを始めたばかりの頃は、

不信感丸出しですごく辛い時期もあったのですが、

この人のことを信頼してもいいなと思えるようになった頃から、

悲しい時も嬉しい時も、素直に表現できるようになって、

一人で全部抱えなくていいんだと実感できるようになりました。

それまで人前では嬉し泣き・感動泣きはするものの、

悲しさで泣いたりすることはありませんでした。

今や彼の前ではしょっちゅう泣いていますが、

これは大きな成長だと思っています笑

 

そして今。

仕事がなかなか大変でストレスの溜まる日々。

でも、不思議とそこまで心配ではないのです。

きっとそれは、自分は一人じゃないと思っているから。

辛くても自分の見方になってくれる人がいると思えているから。

その実感さえあれば、

例え辛い状況であっても、

その中で自分が壊れていくのを見過ごしたりしないだろうし

必要な助けを求めることもできると「今は」思っています。

 

ブログでも声をかけてくださる方がいて、

理解してくれるパートナーがいるうちは、

まだまだ大丈夫かなと思いつつ、

あまり自分の体力と判断力を過信せず、

たまにはずる休みしてやるーくらいのテンションで

しばらくは過ごそうと思っています。

いろいろとご心配をおかけしておりますが、

引き続き、見守っていただけますと幸いです・・・・👀

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ひとりじゃないね。