議論する場
ここ最近、彼との議論のトピックはJRの車椅子乗車拒否の話で持ちきりです。
夜散歩に出かけるたびにこの話になります。笑
毎日のようにこのトピックについて二人で話し合っているのですが、
論点がいろいろと絡み合っていて、
自分たちでもいまいち整理できていない状態。
彼の中には違和感がずっとあるみたいなのですが、
その正体がなかなか掴めないまま・・・。
4月の末にこのテーマについて議論する場があるらしいので、
その正体をなんとか見極めるため、
日々二人で議論している様子を録音しています。
一昨日も夜散歩で話した内容を録音し、
そのデータを彼に渡しました。
結構いい論点が上がってきたなーという日だったので、
彼はそれを文字起こしして、まとめようと思ったらしく、
録音を聞いてみたそう。
すると、凹む彼。
彼「同じこと何回も繰り返し言ってるし、
おさかなさんの質問に全然答えてない。
おさかなさんが話そうとするとかぶせて話ちゃうし、
すごく嫌だった・・・・。」
結構いい感じに話せたと思っていた彼は、
自分の話しているのを客観的に聞いて、激凹みしたそう😅
確かに彼はぐるぐる同じことを話していることも多いし、
人の話あまり聞いてないこともあるのですが笑、
彼なりの視点に鋭い部分も多く、
熱意を持って話せるタイプなので、
それなりに伝わるものがあると感じています。
ただ、話し相手も人の話をあまり聞かないタイプだったり、
簡潔に結論だけ聞きたいタイプの人とかだと、
うまく噛み合わない可能性が高いかもしれません笑
意見の異なる人同士が話し合う時は、
いかに自分の主張を正確に、
しかも相手に伝わる形で伝えるかが大事になってきますが、
なかなか現状は苦戦中・・・。
でもここ数日話している中でも、
少しずつ紐解けてきている感じがするので、
言いたかったのはこういううこと!っていうのが明確になったら、
ブログでも書いてみてもいいかなと思っています。
賛否両論、いろんな観点で議論がなされているので、
かなり言葉を選ぶテーマかなとは思います。
でも、彼は車椅子ユーザー当事者としても、
どうしても気になるトピックらしく、
私も差別や合理的配慮には関心があるので、
もう少し二人の間でも議論を深めてみたいと思ってます。
でも何よりすごいなーと思うのは、
違和感のあるテーマで議論する場を作りたい!って自ら声をあげて、
周りの人たちとそういう機会を実際に作ろうとする彼の行動力!
私は頭のなかで考えていることがあっても、
それを誰かと議論しようとか、シェアしようとか、
あまりそういう方向に思考が向かないのですが、
彼は周囲を巻き込んで、
発信したり、疑問を投げかけることを積極的にしていくタイプ。
自分にはなかなかできないので、
遠巻きに誇らしく思っています😁