穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

ハッピーおやつタイムで

いよいよ1週間を切りました・・・!

直前にやらないといけないことが結構あって、あたふた・・。

 

ご近所さんに持っていく挨拶の品を準備したり、

入居時の状態をチェックリストにしたり、

粗大ゴミの券を調達したり、荷造りをしたり・・・。

今日は先日新居に行った際に彼が記入してくれた、

入居時の状態チェックリストに写真を付けて送る作業をしていました。

 

これに関しては彼にお任せしようと思って、

写真のナンバリングと、チェックリストの準備を頼んでいました。

「できた!」と言うのでみてみると、

元々チェックリストに記入していたよりも、

写真の数がだいぶ減っています。

おかしいな?と思って聞いてみると、

「いっぱいあってもキリないから、

 わかりやすいやつだけ貼ることにした」とのこと。

 

確かに今度の家はなかなか床に傷が多く(我々には好都合ですが)、

一つ一つ写真をとるのは難しいレベルでした。

なので、その中でもわかりやすいのをピックアップして

私が写真を撮ったのですが、それのほとんどがボツに・・!😭

天井の壁紙が少し弛んでいるところに関しては、

見えづらいからやめたとのことで、

チェックリストで異常ありとした数は8つあるのに、

写真の数は3つと、解離がある状態でした。

 

私「見えづらいなら、コントラスト調整して、見えやすくしたら?」

 

すると彼は

「現状を伝えるために提出する写真なんだから、

 意図的に編集しないほうがいい」と。

 

まぁ確かに意図的に傷を偽造したり、

シミを偽造するのはダメかなと思いますが、

コントラストで調整するくらいなら、

見えやすくするためだけだし、

そもそも照明の具合によって色やコントラストも変わるので、

偽造にはあたらないのでは?と思うのですが、

彼は頑なに編集を拒みます。

 

私「見えづらいっていうから調整しようと思っただけ。

  別に調整しないでもそのまま貼っておけばいいと思うけど。」

 

そう言ったら、彼は珍しく黙り込んでベッドに潜ってしまいました。

 

ほぼ同時にあからさまに不機嫌になった私たち。

 

「なんでそんなこともわからないの?」

とお互いがお互いに思っているようで、

いつもよりも冷たい空気が漂っていたと思います。

 

ベッドに潜った彼。

ブログを書く私。

 

数分後、束の間の眠りから覚めた彼が降りてきて、

神妙な顔でハグを求めてくる。

 

 

あぁ、またいつものパターンだ。

 

いつも彼が先に、きっかけを作ってくれる。

 

彼「不機嫌になってごめんね。」

 

そんなのはお互い様だったのになぁ。

いつもいつも私がくだらない意地を張っている間に、

先にをこされてしまうよ。

そんな風に言われたら、私も反省せざるを得ません。

 

私「私もごめんね」

 

彼「うん。仲直りね。

  じゃあ、ハッピーおやつタイムするー?」

 

自分が情けなくてまた涙がでてくる私をよそに、

なんとハッピーなネーミングをつけてくることか。

なんだかよくわからないけど、うん、とうなずく。

彼が温かい紅茶を入れてくれた。

家に残っていた数少ないお菓子を分けて、一緒に食べる。

さっきまでのことはもう水に流れているのかもしれない。

 

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ハッピーおやつタイムを提唱する彼とよくわからないけど参加するおさかなさん

 

きっとこれから一緒に暮らしたら、

ぶつかる機会はもっともっと増えるだろう。

でも、お互いが嫌いだからぶつかるわけじゃない。

お互いが好きでも意見がぶつかることはある。

そんな時、その人自身を嫌になってしまわないように、

ゆとりを持ってお話ができるように、

時間を置いたり、お茶を飲んだり、ハグをしたりしながら、

歩み寄ること。

これからもずっと、その姿勢だけは忘れたくないなぁ。