穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

秘密のダンス

連勤4日目、無事生き延びました・・・。

今日は月初の忙しい1日。

結局7月1日から2時間半も残業をしてしまいました・・。

はぁ、疲れたぁ・・・。

 

残業をしていると、彼がこちらを気にかけ始めます。

定時は18時なので普通に仕事が終わった時は

18時半くらいにご飯を一緒に食べ始められますが、

私が残業をしてしまうと、彼は私を待ってくれてしまうので、

ご飯の時間がどんどん遅くなってしまいます。

 

1時間程度の残業ならば待って貰っていますが、

今日は19時の時点でも全然終わらず、大幅に残業の予感。

流石に2時間以上待たせるのは申し訳なかったので、

先にご飯を食べておいてもらったのですが、

私がその間も仕事をしているのをかわいそうに思ったのか、

 

彼「秘密のダンスしてるね!✨」

 

と言い残し、彼のいるリビングが少し見えるように

扉を少しだけ開けられました。

 

残業してるくらいですから、とっても忙しい私。

パソコンの画面に釘付けで作業をしているのですが、

なにやらリビングの方からドタドタと音がし始めます。

チラッとみますが、何も見えません👀

たまーに彼が扉の向こうを通り過ぎる気配がするのみです。

それよりも、秘密なんだったら、見せてはいけないのでは?

そもそも秘密のダンスとは一体?

という疑問が浮かびはしましたが、

それについて深く考える余裕はありません。

 

彼「全然みてくれない!」

 

と少しふてくされていましたが、

こちらは忙しいわけです!

気にはなるけど見ている場合ではありません笑

 

そうこうするうちにやっと20時半頃に仕事が終わり、

疲れ果てた状態でリビングに戻ってきた頃には、

「秘密のダンス」は終わってしまい、彼はゲームを始めていました。

 

私が残念そうに「秘密のダンス終わっちゃったの?」と言うと、

「もう終わっちゃた〜〜」とのこと。

「そっかーじゃあまた今度やってね」と言ったところ、

しばらくしてゲームがひと段落ついた彼が、

「仕方ないから、秘密のダンスをやってあげよう」

と言い出しました。

 

秘密のダンスを見るためには

私は作業部屋に戻ってデスクに座り、

扉を半開きにしなければいけないとのこと。

しぶしぶデスクに戻り待っていると、

またリビングでドタドタと彼の足音がし始めました。

 

すると、ソファー脇に置いてある円柱形のクッションを振り回しながら

彼が扉の隙間から見える範囲を行ったり来たりし始めました。

(扉で遮られて)姿が見えない時間と、

(扉の隙間から)姿が見える時間があり、

見えない時間は音と気配を感じ、

見えてる時間は体の動きを堪能する、

そういうスタイルの「秘密の」ダンスみたい(?)でした🕺

 

クッションをいろんなポーズで持っては通り過ぎ、

しばらくしてまた別のペーズで通り過ぎ、

たまにクッションが2つに増えたり、1つに減ったり、

何も持っていなかったり、

言葉で説明してもなんのこっちゃという感じかと思いますが笑、

よーーーくイメージしてみてください。

仕事をしてる最中に、

誰かがクッションを振り回しながら、

扉の隙間から何度も何度も見え隠れする様を。

 

 

 

いろんなことがバカバカしくなりますから笑

 

 

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よろけながら「秘密のダンス」を披露する彼

 

正直全くもって意味のわからない時間でしたが、

意味がわからなすぎて癒されるみたいなことってありますよね。

目の前のことに必死になってる時って

これが終わらないと世界が終わるみたいな気持ちになったりしますが、

わけわからん世界に身を置いてみると、

あれ、こんな根詰めていてもしょうがないわ!!と思わされるのです。

きっと彼なりに疲れている私を心配してくれて、

元気付けようとしてくれたダンスなのかなぁと思うと、

心がほっこりしました。

私の中で彼は素晴らしいダンサー認定です!!