穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

苦手なゲーム

薬のおかげか、体調がだいぶ回復しました!!

プラシーボだったとしてもいいのです笑

薬は副作用が気になるのであまり好きではありませんが、

西洋医学様様だな・・と思う時もあるので

我ながら都合がいいものだなと思います。

今後も引き続き、感染症対策はしっかりしようと

改めて思ったのでした。

 

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今日は夜ご飯を食べ終わった後、

彼がなにやら「うーん・・・うーん・・・」と唸っています。

何か悩んでいる時にでる唸り声だったので、

「どうしたのー?」と聞くと、

「うーん、ちょっとお話聞いて〜〜」と。

 

聞いてみると、どうやら友達とやっているPS4のゲームが

上手にできなくて、みんなにイライラされてしまって

凹んでいるらしいのです。

そのゲームはチーム戦で撃ち合うゲームらしく、

だれか一人が弱いとチーム全体に影響がでるもの。

彼の友達はゲームガチ勢らしく、

どんどん上達していくらしいのですが、

彼はもともと細かい標的を打つという細やかな操作が苦手。

プレイしつづけているのに彼だけ上達しなくて、

いよいよ周りの友達たちが苛立ち始めたそうなのです。

 

パーキンソン病の影響で、

薬が効いている時でも動揺したり焦ったりすると

体が硬直してしまって細かな操作ができなくなります。

それを彼も自覚していて、

「そういうゲーム苦手だけどいい?」

と前置きして参加しているそうですが、

大丈夫大丈夫!と言われてやっていたけれど、

いよいよ居心地が悪くなってきたと。

 

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動揺と焦りで硬直しながらゲームする彼を横目に見守るおさかなさん

 

彼としては仲良くなりたい友達に誘ってもらえて、

苦手なタイプのゲームだけど一緒にやりたいと思って参加してて、

でも結局誘ってもらってる側なのに、

一緒にゲームすることで苛立たせてしまって、

なんとももどかしい状態。

別にゲームだけで繋がっている友達じゃないから、

無理して同じゲームをしなくてもいいのは彼もわかっているのですが、

誘ってもらってるのに、イライラされてしまって、

悔しい気持ちもあるのかなぁ。。

 

久々にがっつり凹んでいる彼を前に、

私もあまり声をかけられず・・・。

私だったら、自分が苦手意識をもっていて、

どんなに頑張ってもうまくならないもので、

仲良くなりたい人達の仲間に入れなくなるのは、

ゲーム以外で関わればいい話だと頭ではわかってても、

やっぱり寂しいし・・悔しいなぁ・・と。

そんなことを考えていたら、

言葉が出てこなかったので、

ハグをして、一緒に美味しいデザートを

買いに行くくらいしかできませんでしたが、

少しは元気になったかなぁ・・?

 

彼は楽しいことをたくさん知っています。

絵を描いたり、ゲームも瞬発力と正確な操作が求められない

ボードゲームとか、ポケモンとか、

そういうものは彼も好きでやっているし、

人一倍楽しみ上手だと思います。

そういう特性のおかげか彼は友達もすぐできるし、

ずーっとおしゃべりしてても飽きません。

そんな彼の素敵なところをもっともっと見てもらいたいなぁと

思ったおさかなさんなのでした。