穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

ノスタルジックな間取り

これだけ周りの生活音が気にならないのも不思議だし、

なんでだろう?と思って隣の家の間取りがどこかにないかなと

住宅情報を見ていました。

 

私たちのリビングは角部屋(?)のようになっていて、

外に面している2面ともバルコニーと窓なので、

裏側に人は住んでいません。

逆に私が仕事をして日中うるさくしている部屋の裏側は、

隣のお家のおそらく日中は使われていないであろう寝室らしき部屋。

逆に私たちの寝室がある部屋の裏側は、

反対のお家のキッチンにあたる部分のようで、

うるさい時間帯が絶妙に分散されているっぽいです。

もしかしたらこういうのも設計時に計算されてるのかしら?

だとしたら素晴らしいですね・・・。

 

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そんなこんなで住宅情報を漁っているうちに、

ふと思いつきで子供の頃住んでいた家を検索してみました。

 

どんな間取りの家に住んでいたっけ?

父母と私の3人家族だったけど何部屋あったっけ?

そもそもどのくらいの家賃の家だったんだろう?

 

私は生まれてすぐは海外に1〜2年いたらしいのですが、

その後物心つく前に日本に戻ってきて、

小学校5年生ごろまでずっと同じマンションに住んでいました。

確か社宅として会社が借り上げている家だったので、

周りに住んでいる人も同じ会社の人たちで、

親同士も知り合いで、子供たちも近い年齢が多く、

いわゆる「幼なじみ」のいるマンションでした。

 

虫好きで家で何匹も虫を飼っていた男の子とか、

私がバレエを始めるきっかけになったバレエ好きの女の子とか、

途中で田舎に大きな家を建てて引っ越しちゃった子もいたいな。

今思い出しても懐かしい・・・。

みんな元気にしてるのだろうか。

 

下には中華料理やがあってたまに食べに行ってたけど、

いつの間にか潰れてて、

気付けば別の店になってるかと思えば、

また数ヶ月後には別の店になってたな。。😅

今はなんのお店が入ってるんだろうか。

 

マンションの名前で検索してみると、

ありましたありました!!

しかも今も貸し出してる部屋があるみたい。

私が住んでいた部屋の間取りを

薄れつつある記憶を頼りに探してみました。

 

 

あった!!!

2LDKで51平米!

 

 

えええ!

今の私たちの家とほとんど変わらないどころか、

むしろ少し狭いくらいだ!!!

家賃はきっと当時より下がってるかと思いますが、

現在の価格は今住んでいるこの家よりも安いみたい。

私は当時2LDKの内1部屋を子供部屋として与えられ、

なんの疑問もなく過ごしていたけれど、

もう一つの部屋は昼間リビングとして使っていたので、

父と母は夜そこに布団を敷いて寝ていたのか・・とか。

 

 

いやぁ・・・なんだか感慨深いものがあります。

 

昔父と母と私が住んでいたような家に、

今私は自分たちのお金で住んでいる。

当時、今の私よりも若かった父と母が、

私を産んで、家賃を払って、学校に通わせて

育ててくれたんだなぁ・・・。

そして私も随分と大人になったなぁ・・・・(しみじみ)

 

そんな話をしながら

彼の昔住んでいた家を検索したり、

彼の地元エリアの家賃の安さ驚いたり、

やっぱり東京は家賃が高いなぁ・・・と実感したり。

懐かしい気分に浸ったりしたのでした。

小6で引っ越した家には今も両親が住んでいるので、

特に懐かしさはありませんが、

いつかその家も懐かしく思う日が来るのかもしれません。

 

時は流れていきます。

それは嬉しいことでもあり、寂しいことでもあります。

懐かしいなぁ、いろいろあったけど、楽しかったなぁって

思い出せる思い出を、

家族が、そして私自身が生きているうちに、

たくさん作りたいなぁ。

そんな風に思ったおさかなさんでありました。

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ノスタルジックな気分になったおさかなさん