穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

物語の語り方

今日も飽きずにベランダアイス🍦

また明日から台風が近づくらしいので、

今日のうちに買い物を済ませなきゃーという口実で、

隣のスーパーで箱アイスが安くなっていたので、

買ってきてしまいました笑

 

 

毎晩外でしばらくお話しするのは楽しいです。

その時々でテーマを決めて話してます。

 

今日彼から提示されたテーマは「おさかなさんの初恋」。

え、初恋って・・・どこからが初恋カウント・・?

幼稚園で仲良しだったあの子のはなし?

小学生の時に、「好きな人」が言えないといけない雰囲気で

名前を出したあの子のはなし?

中学生の時にネット上で悩みを相談していたあの子?

 

うーん・・・

 

恋ってなんだ・・・・?笑

 

私はあまり自分から人を好きになることがなくて、

好きになったとしても果たしてそれが

「恋」と呼べるものなのかもわからないし、

恋人関係になりたいかどうかと言われたらわからない。

相手から告白されてお付き合いしているうちに、

好きになったりして、それが恋なのかな?って

後からラベルを貼るような、そんな感じなので、

「恋してるぅ〜〜〜!!❤️」

っていう感覚がよくわからないのですよね・・。

そういう甘酸っぱい青春みたいなの、憧れます。

 

結局

「こういうことはあったけど、

 それが恋だったのかなー?わからない」

みたいな感じで私の話はものの3分程度で終わり😅

 

今度は彼に話題を振ってみました。

すると彼は小学生時代のモテエピソードから笑、

中学時代の甘酸っぱい片思いのお話に、

高校時代のちょっともてあそばれた苦い思い出まで、

饒舌に話してくれました。

 

私の話は3分で終わりましたが、

彼のターンはおよそ20分くらいだったでしょうか。

もし私が同じ内容を話すとしたら、

そのうちの1割くらいしか話さなかっただろうところ、

彼は「初恋」に直接関係しない話も含め、

まるで物語を語るかのようにスラスラと話すのです。

 

ストーリーにするのが上手なのでしょうか。

それは聞いたことあるなーという話も

ちょいちょい出てくるのですが笑、

彼の中で自分のストーリーを伝えることはごく自然で、

とても楽しそうに語るので、聞いているこっちも

「それで?それで?」って思いながら聞いています。

 

私は自分のことを物語のように話すのが苦手。

ブログなど、文字ならまだできるのですが、

口頭でのお話だとなかなか難しいものがあります。

自己開示が上手な人は、

人との距離感を縮めるのも上手。

私も別に自分の話をしたくないわけじゃないのですし、

秘密主義なつもりもないのですが、

「これはいらない情報?いる情報?」

って精査しているうちに、

気付いたら何も出てこなくなっちゃうんですよね。

 

結局必要最低限の情報を伝えるんですが、

それが人との距離を遠くしてしまうし、面白くないという・・。

まぁもしかしたら距離感を保つために

無意識にそうしているのかも・・・?

不用意に自分のプライベートな部分に

他人を踏み込ませないようにして、

自分を守っているのかもしれません。

 

映画や本のあらすじだけ読んで満足するかって言われたら、

そうじゃないですし、

心もなかなか動かされないと思います。

物語には「結論」以外の

一見無駄にも思えるようなエピソードの数々が

案外大切なのかもしれません

本当はもっと踏み込んで欲しいっていう気持ちも多分あるので、

私ももっと自己開示できるようになりたいなぁ〜。

聞いて欲しい、知って欲しいっていう気持ちを

大事にしたいところです。

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恋について饒舌に語る彼とふむふむと聞くおさかなさん