穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

定期検診は現実をみるだけのこと

先日受けた子宮頚がん検診の結果を聞きに行って来ました。

毎回、検診の結果を聞きにいく時はドキドキしますね。

 

結果は「問題なし」とのことで、一安心😌

去年も同じ時期に検査を受けていたのと、

触診では問題なさそうと先生に言われていたので、

そこまで心配はしていませんでしたが、

結果を聞くまではやっぱりそわそわしました。

 

ちなみに去年の前に検査をしたのが確か3〜4年前。

結構間が空いてしまっていたので、

結果を聞くのはなかなか怖かったです・・・。

ついでに去年は乳がん検診もわざわざ受けにいったのですが(偉い)、

こちらはもう8年ぶりくらいの検査だったので、

そうとうドキドキしました・・・><

検査を受けようと決めるまでかなり不安と葛藤がありましたが、

結果受けてよかったと思っています。

 

実は昔検査を受けた時に、腫瘍とかではないけれど、

乳腺にかたまりがあるので、

今後も定期的に検査を受けてくださいと言われていたのに、

それをずーっとサボっていたわけです💦

ちゃんと注意されていたのに自分の惰性で検査を受けず、

その結果として病気が体を蝕んでいた・・

なんてことになったら、過去の自分の惰性を呪いたくなりそう。

昔は親よりは長生きしたいくらいに漠然と思っていましたが、

彼と生活をするようになって、

今の生活を守りたいという気持ちがより強くなり、

自分の体や健康に気を使うようになった気がします。

 

あとはビビる私の背中を彼が押してくれるのも、

検査を積極的に受けるようになった要因の一つかと思います。

検査を受けようが受けまいが、

病気があるならある、ないならないだけのはなし。

検査を受けないことで、病気もなくなるのであればいいですが、

実際には病気を見逃すことにはなっても、病気を消すことはできません。

特に早期発見が大事な病気については、

見逃している期間が長ければ長いほど、

あとでその代償を払うことになります。

それであれば、

異常があるにしても早めに原因がわかった方がいいでしょ?

わからないままモヤモヤするよりよほどいい。

というのが彼の持論。

確かにそうですよね。

ただ単に、現実に目を向けるだけのことなのです。

 

人間の体はそもそも不具合だらけ。

小さな不具合ならば放っておいても自然治癒しますが、

その治癒力が追いつかなくなると、

体は病に蝕まれていくことになります。

人間には寿命があって、必ず死ぬ。

年を重ねるごとに体のあちこちにガタがくるのも、

本来自然な話なわけです。

 

体にガタがくるのは当たり前。

それでも修復不可能になる手前で早めに修繕したり、

場合によっては故障を受け入れて

生活スタイルを変えて行ったりすることで、

少しでも長く、生活の質を保つことができれば

それで十分なのだと思います。

私たち人間はサイボーグじゃないので、

病気や怪我と生きていくしかありません。

病気になっても、怪我をしても、死ぬまで生きていく。

完璧な「健康」なんてありえないのだから、

例え今後病気になったりして、今の生活が維持できなくなっても、

少しでも楽しく、少しでも生きててよかったと思える生活を送りたい。

そのためには一体何が必要なんだろうかと考えます。

 

もし私が余命数ヶ月を宣告されたとしたら、どうするだろうか。

死ぬことを嘆きながら最後の数ヶ月を過ごすだろうか。

自暴自棄になるだろうか。

それともどこかで切り替えて、

残り少ない命をやりたいことに使えるだろうか。

私はいつも無意識にその準備をしている気がします。

しょっちゅう自分の死や大切な人の死をイメージするのは、

この予行練習でもあるのでしょう。

いざという時に本当にやりたいことを見失わないように。

 

子宮頸がんや乳がんは、若い世代でも珍しくない病気です。

検診には市区町村のクーポン(安く受けられる)がでたりしますし、

社保の運営会社から自己負担少なめで検診の案内が来たりもします。

去年はどちらもそういったものを利用して受けましたが、

今年は健康診断に乳がん検診を初めてオプションで追加。

クーポンとかを使うよりもお金はかかるけれど、

わざわざ乳がん検診だけを別で予約して受けにいくよりは、

ハードル低いかなと思い、追加してみました。

 

自分にとって不都合な現実をに目を向けるのは怖いことだし、

できれば先延ばしにしたいなーという気持ちがでてくるのも自然。

でもやはり最低でも1年に一回受けておけると、

例え異常が見つかっても早期発見できるので、

面倒くさがらずに今後も毎年受けよう。

改めてそう思ったおさかなさんでありました。

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おさかなさんはサイボーグ!!ではない・・・笑