いい制度なのに・・・
先日パンクした彼の愛車(車椅子)ですが、
紆余曲折ありました・・・。
おそらくどこでもそうなのですが、
市区町村の障害福祉課などに問い合わせると、
車椅子や装具など、障害によって必需品となるものが
故障したり交換する必要がある場合には、給付金がもらえます。
車椅子は安いものではなく、
人によっては実費では買えないという人も当然出てきますので、
障害のある人の自立生活をサポートする上で必要な制度だと思います。
車椅子ユーザーにとって、
車椅子はあってもなくてもいいものではなく、生活に必要なもの。
もちろん障害の程度や種類によって用途は異なりますが、
彼の場合は車椅子がなければ家の中では生活できても、
外出はできないので、かなり行動が制限されます。
お散歩にも行けないのでよくないです!!(?)😡
今は私と一緒に暮らしているからまだいいですが、
一人暮らししていた頃だったとしたら、
郵便ポストを見に行くことも、
急に必要になったものをコンビニに買いにいくこともできません。
なので、車椅子などの必需品がなくて困らないよう、
給付金などの制度があるわけです。
今回もパンクしてしまったので、役所に問い合わせたところ、
パンク修理する際にも給付を受けられるとのこと。
しかし、ここで一つ問題が発生。
修理までの道のりが長い長い😇
1)役所から申請書をうちに郵送(1〜2日)
2)業者に連絡し、見積もりを申請書に書いてもらう(1〜3日)
3)申請書を役所に返送(1〜2日)
4)承認が降りたら修理開始(不明)
早くても修理まで4〜5日かかるし、
承認が降りるまでにどれだけ時間がかかるかわからないので、
1週間以上は外出できない状態になる可能性が高いということ。
ええぇぇえぇ・・・・😩
彼にとって車椅子が使えないと状態は、
私たちが靴を履けないのと同じような状態です。
靴の場合は現実問題安く買えますし、
一人何足も持っているのが普通でしょうが、
もし、持っている靴が全て一気に履けなくなり、
新しい靴を買うのに1週間はかかり、
しかも裸足で外出したら危険な地域に住んでいるってなったら、
なかなかに絶望的ではないでしょうか・・?
彼の場合、室内では車椅子を使っていないので、
家の中ではまぁ困ることはないでしょうが、
災害などの緊急事態があったり、
それこそ同居人がいなかったりする人の場合には、
1週間も家から出られないことは致命的です。
もちろん給付金がでるのはありがたいことですし、
制度としては活用させていただいている側ではありますが、
申請の方法がどうにもおかしいと思うのです。
彼が役所に電話をした際も、
「申請が通るまで車椅子なしで生活するということですか?」
と尋ねると、電話口でたじたじだったとのこと。
窓口の人たちも、おかしいのわかってるけど、
自分たちではどうにもできない、という状態みたいでした。
担当の方もせめての思いで、業者を紹介してくれたりして、
その点はありがたかったです。
せっかくいい制度なのに、申請方法がいまいちなせいで、
利用者が悲しい状態になってしまうのはもったいないなぁ。
その後どうなったかの続きはまた明日以降に・・・・!