穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

死活問題のはずなんだが?

彼はパーキンソン病の症状を抑えるため、

普段から飲み薬1種類と、貼り薬1種類を使っています。

 

飲み薬は毎朝食後1錠と決まっています。

一方貼り薬については、原則1日1回貼り替えることになってますが、

効果が切れてきたり、汗で剥がれてしまったりすると、

1日に2回貼り替えることもあります。

1回の通院で2ヶ月分のお薬を処方してもらっているので、

通院の間隔は2ヶ月に1回でいいはずが、

1日に2回分消費する日が続くと

1ヶ月や1ヶ月半くらいで薬がなくなってしまい、

早めに診察をうけなければいけなくなります。

 

彼の場合は、薬がなくても1日や2日どうにかなる!!

という感じではありません笑

たった半日でも薬を貼らない時間があると、

全身が硬ばって、震えて、身体が全然動かなくなります。

あんな小さな貼り薬を貼ってるだけなのに、

人一人が動くのに必要なものを補ってるんだなと思うと、

本当に現代の医学はすごいなぁ・・と思わされますね。

いいお薬があるからこそ、不自由な部分はありつつも、

それなりに自立した生活をおくれているのです。

 

そんな訳で、薬の在庫管理は彼にとって死活問題。

うっかり薬がなくなってしまった!なんていうことは、

絶対に避けなければなりません。

しかし、彼は数の管理やスケジュールの管理が苦手😨

いつも薬が無くなるギリギリにまで気づかず、

病院の予約もギリギリになることが多いのです。

そういう背景もあり、

私はいつも彼の見えないところに1週間分ほど

予備として別保管をしています。

そうすれば、薬の箱が空っぽになり「やばい!」となってからも

1週間くらいは生き延びられるからです笑

 

しかし最近は、私が予備を持っていることを彼も知ってるため、

もはや箱に薬がなくなっても焦らなくなってしまったのです😇

どうせ予備あるし、大丈夫でしょ〜という感じで、

薬がなくなっても「あと何枚予備ある〜?」と聞いてきます。

今日もついに箱の中に残り1枚となった薬を見て、

いよいよ病院のオンライン診療をアプリから予約しようとした彼。

しかし予約可能な日付を見て焦り始めます。

 

 

 

 

 

彼「予約できるの早くて22日だ・・😨」

 

 

 

 

えええええ・・・・!!!!

今日は10日。

22日は今日から12日後。

私が隠し持っている予備は7枚と、

防災バッグに入れている7枚の計14枚。

最近は1日2枚使う日も多いことを考えると、

もってもあと1週間・・・・。

12日後までは確実にもたないでしょう・・・。

 

 

今回初めてのオンライン診察の予約で、

勝手がわかっていなかったのもあり、

まさかこんなに予約が取れないとは思っていなかったのでしょう笑

焦った彼は結局病院に電話で交渉して、

なんとか16日の予約をとることができたらしいです。

ひとまず、あと6日なら予備分でもちそうなので一安心。

 

いやー、ほんと、私自身もあまり長期的な計画を立てたり、

必要なものから逆算してのスケジューリングは得意ではないですが、

彼を見ているとよくこれまで一人でなんとかやってきたな・・と

思わざるを得ません・・・笑

まぁ、私が心配しすぎなくても、

いざとなればなんとかなるものなのかしら?

たまには放っておくことも必要なのかもしれませんね😇

 

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薬が減ってもやけに余裕な彼と、予備を見せないようにしてるおさかなさん

 

※ちなみに、今回も2週間前くらいから

お薬減ってきたから病院予約しなよ〜と彼に言っていましたが、

どうやら予約の「電話」をするのが嫌だったらしく、

どんどん予定が後ろ倒しになり、

ついに薬がなくなってやっと動き始めたところ、

アプリで予約ができることに気づいて喜んだのも束の間、

結局電話して調整する羽目になった彼なのでありました・・😅