穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

続・臨時会議 〜結婚について〜

昨日の続きです↓

 

 

彼は、休職中の自分が結婚するのは見栄えが良くないと。

私は、もろもろの社会的サポートをさっさと受けた方がよいと。

それぞれアプローチが違うので話がまとまりません笑

こんな状態でしばらく話は平行線に。

 

 

彼にとって結婚は神聖でロマンチックなもの。

同棲からレベルが一つアップするイメージだそう。

だからそれなりの覚悟とか、経済的な基盤(年収)とか、

そういうものに自信がないとしてはいけない、

なにかすごいもののように捉えているらしいのです。

 

もしかしたら多くの人にとってもそうかもしれない。

よくある「娘さんを、ください!!」みたいなやつって、

僕が責任をもって娘さんを養います!!みたいなニュアンス、

ありますもんね・・・。

婚活でも年収の条件があったり、

経済的に安定しているかどうかは実際大事な指標でもあります。

もし私が全く稼いでいなくて、

専業主婦になる前提で結婚となると、

そりゃあさすがにやっていけないだろう・・となりますが、

世帯年収として二人の収入の合計で考えたら、

現状子供もいないので十分にやっていける収入だと思っています。

 

これについては、同棲を始める時も少し似たような壁を感じました。


彼の中にある根深い問題。

本能的な危険信号がなるお話です。

 

一緒にいるのが心地よい、嫌じゃないと判断するのは 「僕」側じゃない、と。 僕は病気とか障害の関係で一緒にいる人に迷惑をかけて、 お世話されてる側の立場なんだから、 それを言うのは僕じゃない、と。

問題発生!ブログには書けない理由 - 穴があったら踊りたい

 

これですね。

 

彼は迷惑をかける側、お世話される側だから、

自分から結婚したいなんていえる立場じゃないと。

頭ではおさかなさんはそんな風に思ってないことはわかっているし、

自分でもそんな風に思いたくないけれど、

どうにも根深くこびりついているらしく、

拒絶反応が本能的に出てくるんだと。

 

同棲をきっかけに、私の両親にはすでに挨拶してますし、

おそらく結婚についても反対をうけるということはないでしょう。

そもそもマイペースでこだわり強くて頑固な娘(私)。

うちの両親はそんな私が結婚する日が来るなんて

想像もしていなかったと思いますし、

私を養ってくれる人が現れることも期待してなかったと思います。

なのでもはや私の両親に反対されることは、

そこまでのハードルではないはず。

彼にとって一番気がかりなのはやはり彼のお母さんらしく、

「仕事もしてないで結婚なんて、相手に迷惑じゃないの?」と

言われるのがイメージできてしまうらしいのです。

これはきっと彼にしか実感できない感覚だと思います。

 

でも本当にそんなこと言うだろうか?

それは話してみないとわからないことですが、

むしろ相手が私なんかで大丈夫なのかな?という不安は

私側にだってあるんですよね。

私程度の年収で大丈夫なのか?とか、

こんなメンタル不安定なやつで大丈夫なのか?とか、

私にだって不安なことはあります。

 

でも私にとって結婚は、

どちらかがどちらかを養うことを覚悟することではなく、

お互いに支え合って生きて行こうねっていう約束だと思ってます。

私が倒れたら、彼に支えてもらい、

彼が倒れたら、私が彼を支え、

もちろんできる範囲はお互いに限られていますが、

支え合って生きていくために、

よりサポートを受けやすいのが結婚だと思っています。

 

もちろん、結婚するということは、

公的サポートを受けやすくなるメリットだけでなく、

お互いの生活に責任を持つことになり、

自分以外の人に責任を持たなければいけないと言う意味で、

ハードルや足かせだと感じる場合もあるかもしれません。

でもそれがハードル・足かせだと感じられるのであれば、

結婚しなければいいだけの話。

例えばどちらかに多額の借金があるとか、

世帯年収でも二人での生活はなりたたないぜ・・っていうのであれば

それはまだ結婚する時期ではないのかと思います。

お互い支え合って、困った時に助け合おうと決めている二人なら、

むしろそれをサポートしてもらえると考えたら、

別に「覚悟」とか「養う」とか「安定」とか、

あんまり結婚には関係ないんじゃないかなと。

 

どうしてもある程度は家族を巻き込むことですし、

簡単に取り消しできない手続きですので、

軽々しくするものではないのかもしれません。

でもお互いを大切にし、支え合って生きて行こうって決めてるなら、

法的な結婚なんて大きなことではないように思えてなりません。

むしろ、お互いに支え合って生きて行こうって決めることの方が、

よっぽどハードル高いんじゃないの?って思うんです笑

 

彼にとって結婚は自分たちのステップアップ。

私にとって結婚はプラスのサポート。

 

私は結婚を軽視しているわけではありません。

ある程度の覚悟が伴うことだとも思います。

でもそれをハードルや足かせと受け取るも、

サポートと受け取るも、自分たち次第。

 

また長くなってしまったので、

続きはまた後日・・・!!!!笑

 

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彼は同棲星から結婚星に移動できるのか?!