穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

まったり春散歩

随分と暖かくなりましたね・・・!

ここ数日は夜も終日暖房をつけていませんし、

加湿器をつけなくても湿度が極端に下がることもなくなり、

電気代に優しい(?)季節になってきました笑

 

今日はそんな春の空気を感じに

お散歩に行こうと彼を誘ったところ、

最寄りの駅(と言っても徒歩40分)まで

ミスドのドーナツを買いに行こう!ということになりました🍩

近所に小さな散歩道があるのですが、

桜と思われる花が綺麗に咲き始めていました🌸

上着を着なくても大丈夫なくらい空気も暖かく、

冬が苦手な私には、「あ〜〜〜春がきてる〜〜」と、

とても嬉しい気持ちになりました!!✨

 

同棲し始めてからは、互いの家の往復をする必要もなくなり、

散歩をすることもめっきり減っていた今日この頃。

特に冬は寒くて、外に出るのも億劫に・・。

ずっと一緒にいるので、わざわざ散歩に行かなくても

ゆっくり話をすることはできるのですが、

どうしても家にいるとそれぞれスマホをいじっていたり、

ゲームをしたり、TVみたり、家事をしたりで、

一緒にいる割には「話す」時間はそんなにありません。

今日お散歩に出かけて、

普段はじっくり話さないようなことを

ゆっくり話すことができて、

あ〜この時間が私は好きだったんだなぁと改めて思ったのです。

 

彼が彼のお母さんと似ているが故にぶつかってしまうという話から、

その背景にある劣等感とか、生きづらさとか、

承認欲求とか、自己愛とか、理想像に届かない自分とか、

プライドとか、弱さとか、制御できない気持ちとか、

完璧主義の限界とか、思う存分甘えられなかった過去の代償とか、

彼の絵の今後の方向性とか、私のダンスとの関わりとか。。

日のくれた帰り道に、コンビニで飲み物を買って、

夜桜の元でそんな取り止めのない話をする時間。

とてもとても贅沢で、ずっと忘れたくない時間だったな。

 

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ちょうど去年の今頃も、

同じように桜の木の下で話をしたのを思い出しました。

anaodo.hateblo.jp

 

これはまだ同棲・結婚する前ですね!

今でもあの時の幸せな気持ちはよく覚えています。

 

3.11のことも、ウクライナの戦争のことも、

正直心を持っていかれるので

あまり積極的にはみないようにしてましたが、

今生きていることがいかに奇跡的なことで、

この日常がいつ奪われてもおかしくないことを、

私はおそらく必要以上に常に感じながら生きています。

今日と同じような平穏な日々が、

明日以降もまた続いていくということを、

当たり前だとはどうしても思えないのです・・・💦

1週間に1回は、寝る前に、

もう明日が来ないことを考えて泣けてくるくらい・・・😅

 

彼には「そんなこと毎日のように考えていてもしかたなくない?」

と言われますし、

実際びびりな私にとっては

怖くて、不安で、ストレスフルなことでもあり、

精神衛生上は良くないなと思いつつも、

生きていく上で、必要な心構えでもあるとどこかで思っています。

 

今はまだ日本も戦争の渦中にはいないかもしれないけれど、

いつ当事者になるかなんて本当にわからない。

戦争じゃなかったとしても、

事故に遭ったり、災害に巻き込まれたり、

明日がどんな未来になるかなんて、誰にもわからない。

でも「今」だけは確かなもの。

今、幸せだなとか、嬉しいなという感情が湧くたびに、

この日々がいつか終わってしまうことを想像して、

アホみたいに泣けてきてしまう私なのですが、

その悲しみで「今」の気持ちをかき消すことは

したくないなとも思います。

 

終わりを意識すればするほど、

今の尊さを感じられるような気がする。

春が訪れて、少し心が開放されて、

この後も楽しみなことがたくさんある。

そしてまた冬が来るのが少し怖いけれど、

限られた暖かい日々を全身で味わう。

自分の人生の中で大切な瞬間に出会うたびに、

自分はここからどう生きるのかについて、考えさせられます。

今日はそんな時間。

何気ない日曜日のお散歩デート。

私にとってはとてもとても贅沢な時間でした。

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大事な時間(featuring ドーナツ&桜)