穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

負けず嫌いの成長?

私の負けず嫌いっぷりは以前にもブログで書きましたが、

最近またその事実を思い知らされる日々が続いています😇

 

 

以前Nintendo Switchでリングフィットアドベンチャー

紹介したことがありましたが、

現在、彼の中のブームは完全にSwitch Sportsに移っています!

リングフィットは一人でトレーニングするタイプなのに比べ、

Switch Sportsはテニス、バレーボールなどのスポーツを、

私と、またはオンラインで知らない人とも対戦できるので、

よりゲーム性があって楽しいそう😊

 

www.nintendo.co.jp

 

どちらも実際に体を動かすゲームなのですが、

個々の目的に合わせたトレーニングをしたければ

リングフィットの方が優れていますが、

一緒に汗をかきながら楽しむという意味では

Switch Sportsの方が優れているという印象。

そんなわけでここ数ヶ月は、

彼の体調が悪くない日はほぼ毎日彼と対戦している私です。

 

 

 

しかし、みなさまご存知の通り(?)、

私は、生粋の、負けず嫌い🔥🔥🔥

テニス、バレーボール、ボーリング、バドミントンなど

スポーツが選べるのですが、対戦モードにすればもちろん、

必ず、どちらかが負けます😈

 

 

 

最初のうちはそんなに負けても気になりません。

だって、ゲームのやりかたもよくわかっていないし、

彼はオンライン対戦で練習を積んでいるけど、

私は彼とゲームするときだけしかプレイしていないわけです。

負けてもしかたないよね〜くらいに思っていました。

しかし、だんだん慣れてくると互角に戦えるようになってきます。

すると私の方が彼に勝てることが多いスポーツもでてきました。

これはもう、負けるわけにはいかない・・・!!!🔥🔥🔥

 

 

 

ある日、その時は訪れました・・。

 

 

 

いつも私がボロ勝ちしているバドミントンで、

なんと、彼に2回連続で負けてしまったのです・・・😱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私「もうやらなーーい!!!!!😩」

 

 

 

 

 

彼「え〜〜〜もう1回やろうよ〜〜・・・」

 

 

 

私「やだ!!!もうやなの!!!😤」

 

 

 

 

彼「え〜〜〜じゃあ別のスポーツにする・・??」

 

 

 

 

私「もうやらないの〜〜〜!!!!💢」

注:3歳児の発言ではありません

 

 

 

 

 

とまあ、

こんな具合です・・・・・😇

 

 

 

 

 

我ながら書いていて恥ずかしい気持ちになってきますが、

現実に起きたことをなるべく忠実に再現しました・・・😅

 

 

 

 

その後も「やだやだ」と駄々をこねながら床に寝転がったり、

彼に抱きついた状態で「いやだあ〜〜〜!!」と叫んだり、

何を提案しても「イヤ!」の一点張り、

無敵のイヤイヤ期幼児さながらに暴れること約5分・・。

彼もゲームを諦めてこの3歳児をあやすことに専念し始めたあたりで、

私の中の「悔しい」気持ち、「悲しい」気持ち、

その他モヤモヤした不快な気持ちに折り合いがついたのか、

もう一度ゲームをやる気持ちが復活しました😅

 

 

 

これまではこんな風にしたことはありません。

負けるとなんとなく不機嫌になって、ゲームをやめておしまい。

その後も若干いやぁ〜な空気がただようことになり、

それはそれで申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

その時は心は悔しさを消化できない子供なのに、

言動だけ大人ぶっていたような気がします。

 

 

でも今回は少し違いました。

5分間、自分の中の悔しさや悲しさを、

大人ぶらずにそのまま表現してみたのです。

悔しい、悲しい、もういやだ。

きっとこれをそのまま表現されて彼は困ったと思います。

でも、そんなハイパー手のかかる3歳児な私を

「イヤなのか〜〜〜そっか〜〜〜よしよし」

と彼はそのまま受け止めてくれたのです😢

 

       ↑暴れるおさかなさんとそれをあやす彼

 

発散された感情はそこまで長く持続ないのかもしれません。

内側に押し込めようとすると何時間も、何年も、

大きくなりながら持続する気すらするのに、その時は違いました。

喚いている間にだんだん悔しさよりも、

気持ちを受け止めてもらえた嬉しさや、

悔しい気持ち、悲しい気持ちを表現しても

怒られたり嫌われたりしないんだという安心感の方が増してきて、

そんな彼とまたゲームをしたいと思うまでに至ったのです。

 

 

ずっと表現してはいけないと思っていた感情。

わがままだと思われたくない。

子供っぽいと思われたくない。

我慢できない子だと思われたくない。

悔しさをそのまま表現することは、

相手を困らせる上、わがままで恥ずかしいことだから、

やってはいけないのだとどこかで思い込んでいました。

 

でも人は、他の誰も困らせずに、

誰にも迷惑をかけずに生きていくことはできません。

彼を困らせてしまったことは間違いありませんが、

その後、わがまま言って困らせてしまったことについて謝り、

「受け止めてくれてありがとう」と伝えました。

こうやって、お互いに、お互いの未熟な部分を受け止めながら、

支え合って生きていけるパートナーがいることが、

私は何より嬉しかったのです。

 

ずっと負けた時の感情の受け止め方がわからなくて、

ゲームをすること自体が怖くなっていました。

しかし今回、あえてそのまま表現してみたら、

実はそんなに怖くないものなのかもしれない、と。

無言で不機嫌になってゲームをやめてしまうより、

よっぽど大人になれたのでは・・・?

なにより、例え感情が暴走しそうなっても、

乗り越えるために手を貸してくれる人がいると実感できたことが、

私の中では大きな収穫でした。

 

 

彼のことを困らせてばかりな気がするけれど、

また一緒に楽しくゲームをすることが、せめてもの彼へのお礼!

これからもたまに暴走しそうな自分の心と付き合いながらも、

一緒に楽しくゲームができる私でありたいなと思ったのでした😊