寝ないといけないとおもいつめないようにしNight
僕は夜、布団の中でじっとしているのが苦手だ。
”眠くならない”というのとは違う。
布団に入ってしまえば10秒あれば眠れるし、
バスや電車にゆられると、ものの2秒でよだれを垂らして
眠りこけている。
ただ、その睡眠を継続できないのである。
寝て起きると15分しかたっていない。
きっとそのまま目を閉じて、大人しくしていれば、
気づけばまた眠っているんだろうと思う。
ただ、この永遠に繰り返される、眠ろうとする努力
は、体を動かす命令を出すための薬を使用している僕にとっては、
まるで、過酷な修行のようなタスクなのだ。
力が抜けない時。
眠たくなくても、眠ることしか選択肢がない状況がよく訪れる。
僕にとっての睡眠は、それ自体が”耐えがたい時間”にかわっていった。
ある時から耐えがたい時間を無理に耐えようとするのを止めることにした。
寝たくない時は無理に寝ようとするのをやめよう。
自分の”寝たくない”を尊重することで気持ちの面ではかなり楽になった。
ただ十分に休息が取れていない状態だと、自分が気づかないうちに眠りに落ち
自分の記憶外で、無意識の言動をとることが少なくなくなり、
日々、ちょっとした事件のきっかけを巻き起こすことになる。
今日もまたいつものように夜中に眠れず、おそらく明け方、
おさかなさんを巻き込んで、事件を起こしてしまったのだった。
その話は、また明日。