穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

チャームポイント発掘のリスク

 

お休みの日はいつも何をするかを決めるのに一苦労。

彼は「カラオケ」に行きたがることが多くて、私は「お散歩」ほぼ一択。

今日も「どうする〜」「何する〜」と決定権のなすりつけ合いの末、

 

昼散歩に決定。

 

今日は駅前でラーメンを食べてから、隣駅まで行くルート。

ラーメン屋でくるくる回る椅子に座った彼は、

回る椅子が苦手だったらしく(体勢が保てなかった模様)、

必死の形相でラーメン食らってました。

ついでにズボンにラーメン食べさせまくってました。

(※出発早々にズボン油まみれ)

あまりに必死な顔が面白すぎて爆笑していたら、

人の必死な姿見て楽しみやがって!と少し拗ねたので、

我ながら性格悪かったか?とほんの少しだけ反省しかけましたが、

直後に彼の膝の上に私のカバンを置いて「油まみれにしてやる!」という

低レベルな嫌がらせをしてきたので、反省するのやめました笑

 

 

 

 

私たちはお互いにお互いの醜態を笑いあう癖があるようで、

「これ言ったらかわいそうかな?傷つくかな?」

っていうことを結構平気でネタにして言い合うという際どい関係。

正直、彼以外に言われたら普通に傷つくかもしれないようなことも、

彼に言われるとなんだか自分のダメでダサいところも

チャームポイントに思えてきたりするので、不思議だなと。

こいつ本気で私のことバカにしてきやがる、ムキィ!と思いつつも、

それでも笑顔で受け入れて隣にいてくれる存在は貴重なのかも。

 

ただ、一歩間違えるとすごく危ないこと。

相手のコンプレックスとか、本当は見られたくない恥ずかしい一面を、

心の底からチャームポイントだと思っていて、

それが相手にもちゃんと伝わらないと、凶器にもなる。

実際今でも、言う側には傷つける意図はなくても、

相手を傷つけてしまうことがある。

冗談だよ〜、で済まないこともある。

そんな時は、相手を傷つけてしまったことに自分もすごく傷つく。

相手の傷に思い至らなかった軽率な自分に愕然とする。

めっちゃ凹む。すっごく凹む。自分の方が可哀想な気さえしてくる。

 

それでも、凹んでいて可哀想な自分よりも、

傷つけてしまった相手を思いやれる人でありたい。

私も彼も、「そんなつもりなかった」って

どうしても自己保身に走りそうになることはあるのだけど、

それを乗り越えて、素直にごめんなさいが言える人でありたいな。

これが結構難しいのだけれどもね。

そして、それでもまだめげずに、

相手がまだその魅力に気づいていない、

とっておきのチャームポイントを発掘し続けたいな〜なんて思うのでした。