穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

美味しかったよの伝え方

 

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手作りプリンを覆うお魚の銀紙

見てください、プリン(を覆うお魚の銀紙)です!

今日、私が資格試験の実技試験があって、それが無事終わったので、

お疲れ様プリンを彼が作ってくれました。嬉しい!!

このお魚の銀紙は狙って使った訳ではないらしいのですが、

かわいかったので、撮ってしまいました。

(プリン自体を撮り忘れましたが、カラメルソースまでとっても美味しかったです。)

 

 

彼は体調がいい時は料理するのが好きみたいで、

デザート系だとフレンチトーストとか、プリン。

ご飯系だとオムライスが美味しい。

休みの日の朝ごはんには卵焼きとか、ウインナーとか、

私が目覚めると作ってくれているので、ありがたくいただきます。

そして美味しかったよのキスを求めてきます。

 

私からはそんな恥ずかしいことは求められないのですが、

彼はそれを自然に求めてくるので、

私もあまり気にならなくなってきているかもしれません。

そんなこと、ここに書くのも本当は恥ずかしいことなのでは?と思いつつ、

美味しいご飯を作ってくれたことへの感謝を

相手が求めている方法で伝えられるのだから、

それは相互に利益があるコミュニケーションなんじゃないかなと思います。

 

「言葉で伝えて欲しいな」

 

彼はよくそう言ってる。

 

私は頭で考えていることを理路整然と話すことは得意なつもりですが、

自分の感情や気持ち、要求を言葉で伝えるのがとにかく下手くそ。

自分でも自分の感情や欲求をうまく把握することができなくて、

振り回されてぐったり疲れてしまうこともしばしば。

 

彼は全てを察してはくれません。

エスパーじゃないんだからあたりまえ。

逆に勝手に察したつもりになって、検討外れな誤解をされるより、

互いの使っている言語(言葉だけじゃなくて、仕草や表情も言語かな)を

なるべく齟齬のない共通言語になるように、

一緒に共通辞書を作ること、そしてそのために言葉を使うことは、

誠実な向き合い方なんじゃないかなと思うのです。

 

 

こうして欲しいな。

これは嫌だな。

今、どういう気持ち?

 

 

私は今もまだまだ言葉で伝えるのが下手だけれど、

少しずつ自分から気持ちや要求を伝えられるようになってきたのは

彼のお手本のおかげかなと思っています。

そして時々、「お、上手に伝えられたじゃん!」と

上から目線で褒められます笑

 

彼とのお散歩でもまだ自分のことは上手にお話しできないけど、

それは私のことを知って欲しくないからじゃないんだよ。

これについてはまた別で詳しく考えてみようかな。