穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

至福の「二度寝タイム」妨害の理由

今日は日曜日。

 

土曜日は私が仕事なので、二人そろってのお休みは日曜日だけ。

 

 

私は毎週日曜日が待ち遠しい。

土曜の夜は少し夜更かしして、

お酒を飲みながらシリーズ物のアニメをみたりする。

好きなだけ楽しんで、眠くなったら寝る。

そして日曜日の朝は、存分に朝寝坊(?)するんだ。

 

 

 

今朝は7時過ぎごろに彼が朝食を作り始めた。

昨夜寝たのは1時すぎだったから

まだまだ寝足りない私はまだ布団の中でごろごろ。

1時に寝たなら最低でも9時までは寝たいところ。

 

 

 

「ご飯できたよ。一緒に食べる?」

起こされてのそのそとベッドからおりる。

今日の朝ごはんは卵焼きとウインナー。

うん、美味しい。今日はチーズ入りだった。

 

 

 

私たちには「二度寝タイム」という至福の時間がある。

ちょっと早めの朝ごはんに私が付き合うのは、

この「二度寝タイム」が保証されているからに他ならない。

ご飯を食べ終わったらすぐにまた布団に戻れるのだ。

少しくらい早く起きたって損はしない!

 

 

 

彼の薬の貼り替えは大体、朝。

ご飯を食べて、薬を貼り替えて、

二度寝タイムに入るのがいつものルーティーン。

どうやら睡眠が薬の効き具合や体の調子に影響するらしく、

大体薬が切れてきたときや、

貼り替えてすぐの時は、一度仮眠をとるのが常だ。

 

 

 

なので私にとってはただの至福の時間である二度寝タイムだけど、

彼にとってはある意味、必要不可欠な時間とも言える。

 

 

 

しかし日曜日の朝の二度寝タイムが至福すぎる私である。

どうにもテンションが上がってしまい、

訳のわからない行動をとることがしばしば起きる。

 

 

 

 

突然布団の中で暴れだす。

テンションが上がりすぎて謎の奇声をあげる。

その他、ここでは書くのも憚られるような

数々の嫌がらせともとれる奇行により、

不本意にも彼の睡眠を妨害してしまうのだ。

 

 

 

まるで心待ちにしていた飼い主の帰宅に、

なり振り構わず飛びついて吠え散らかしている小型犬。

 

 

ならまだ可愛いけれど、私は人間のいい大人である。

 

 

 

 

布団の中で半笑いな彼。

お願いだから寝かせてくれと言わんばかりに

こちらを見もせずに私をなだめてくる。

 

 

 

「よーしよし」

 

 

 

 

 

 

舐められている

 

 

 

しかし私の目的は彼の睡眠を妨害することではない。

 

別に舐められていようといなかろうと構わないのである。

 

日曜日の朝の二度寝タイムが嬉しくて嬉しくて

どうしようもないという気持ちが

制御できずに暴走してしまっているだけなので、

一定時間暴れ散らして

彼に「よーしよし」とあしらわれているうちに

私は勝手に疲れて眠るのだから。

 

 

 

我ながらなかなかに面倒臭い奴だな、と思いつつ、

結局その後の二度寝タイムで私たちは11時半ごろまで寝てしまい、

日曜日の午前中は至福の二度寝タイムに費やされることになった。

 

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二度寝タイム(彼作)

 

嬉しくて嬉しくてたまらない。

そういう気持ちって、これまで生きてきた中で、

そんなに感じてこなかった気がする。

うっかり声が漏れ出てしまうような、

身体を制御することさえ惜しく感じるような、

はぁ〜〜〜〜嬉しい〜〜〜幸せ〜〜〜〜!!

という気持ち。

 

 

 

彼に出会ってからなのかはわからないけど、

ここ数年、私は小型犬化する頻度が格段に上がったような気がする。

おそらく、普段の私を知っている人からすれば、

絶対に想像できない姿だと思う。

普段はもうちょっと、落ち着いていて

しっかりした人だと思われているからね!(多分)

 

 

 

これまで悲しい、苦しい、不安への感受性がとても強かった自分にとって、

嬉しい、楽しい、幸せへの感受性が上がることは、

相対的に悲しい、苦しい、不安に割く神経を減らしているように思える。

そしてそれをほとんど制御せずにまっすぐに表現できるのは

ものすごく貴重なことなのだ。

 

 

 

彼にとってはだいぶ迷惑だろうと自覚をしつつ、

「よーしよし」でテキトーにあしらってもらえるのも、

私にとっては逆にありがたいことなのかもしれない。

これで本気で困られていたら、流石に申し訳なさすぎる。

それでもたまに彼の我慢の限界を超えかける時は、

私なりに必死に堪えています・・・・。

 

 

しかしどうしても抑え切れなくて

至福の「二度寝タイム」を猛烈に妨害してしまう時は、

どうか人間の形をしたいい大人の小型犬(?)だと思って、

これからもテキトーにあしらっていただきたいな〜

と密かに願っているおさかなさんでした・・!