穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

初めてのオンライン診療

今日は初めての「オンライン診療」の日でした!

 

と、いっても私のではなく彼の診察です。

先日、薬がなくなりかけて焦って予約しましたが、

なんとか薬が無くなるまでに間に合いました笑

 

以前は家から徒歩10分くらいのところに

かかりつけのクリニックがあったので、

2ヶ月に1回の通院はそこまで大変ではありませんでした。

しかし引越しをして遠くなってしまったのと、

コロナであまり公共交通機関を使いたくないので、

前回通院した際にオンライン診察の申し込みをしたのでした。

 

診察中、私は仕事中だったので、

詳しいことはわからないのですが、

どうやら寝室で診察を受けてスムーズに終わった様子。

いやーこのご時世ですから、

家にいながら診察を受けられるのはとてもありがたいですね。

 

診察の方法はcuronというオンライン診療用のアプリに登録。

これは病院指定のアプリなので患者側に選択肢はなく、

そのアプリをつかってビデオ通話をするしかないみたいです。

アプリの登録や、接続は特に問題なさそうでしたが、

気になったのが利用料です。

 

まずアプリ利用料として330円とられます。

さらに通信に関係する料金(?)が600円とられます。

(※この料金は医療機関ごとに違うのかもしれません)

となると通常の診察代を除いても

オンライン診療を受けるだけで最低930円も費用が発生します。

しかもオンライン診察では1ヶ月分しか薬が処方できないらしく、

通常は2ヶ月に1回でいいところ、

1ヶ月に1回診察を受けなければいけないということは、

通常診療に加えて930円✖️2回の1890円がプラスでかかる訳です。

 

実際に通院する場合の交通費を考えると

1回の診察(2ヶ月に1回)で600円くらいだったら

必要経費として妥協できますが、

1890円となると地味に負担です・・。

今はコロナで外出がしづらいのでしばらくは仕方ないですが、

もう少し費用を下げてもらえないものかと思います。

 

通院はしてもしなくてもいいことじゃないですし、

おそらくほとんどの人にとって必要なもの。

システムの開発・維持などでお金がかかるので、

アプリ側の利用料金が発生するのは仕方ないにしろ、

ステイホームやオンライン診療を推進するくらいなら、

せめてこのコロナの期間だけでも

行政側が負担してくれたらいいのになぁなんて思ってしまいました。

 

しかも支払いがクレジットカード決済しか使えないらしく、

オンライン診療という誰もが使う可能性のあるアプリなのに、

クレカ持ってない人にとってはアクセスもできない。

コロナで急激にサービスを拡大して、

まだまだ発展途上なのかもしれませんが、

これからも利用の幅が広がり、

病院側も患者側も使いやすいシステムになればいいなぁと願います。

 

ちなみにお薬については

病院から私たちの家の近所の薬局に処方箋をFAXしてもらい、

お薬が出来上がった頃に薬局から連絡が来て、

取りに行けばOKという感じだったので、とっても便利!

薬局で待たされることもないし、

近所で受け取れるのでこれは今後も活用したいですね👍

 

と、いうわけで初めてのオンライン診療!

メリットもあればデメリットもありでしたが、

今は選択肢がある(オンラインを選べる)ということがありがたい。

しばらく世の中が落ち着く気配がないので、

もう少しお世話になることになりそうです。

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初めてのオンライン診療でドクターとお話しする彼

「ONE PIECE」で一日が終わる

ここ最近ものすごい勢いでアニメのONE PIECEを二人で見ています。

ONE PIECEといえば、

最近単行本の100巻目が出たと言うことで、

今はいろんなキャンペーンやコラボ企画もでてきてて、

ファンの間では盛り上がりをみせているみたいですね。

 

彼はもともと原作も読んでいるのですが、私は全くの初見。

彼がどうしても見たい!と3ヶ月前くらいから見始めて、

今500話近くまで見たので、

そこそこのスピード感で進んでいます・・・笑

リアルタイムでも日曜の朝に続きを放送していて、

全部で1000話くらいまできているっぽいので、

今の私は3ヶ月かけてやっと半分まできたというところ。

 

下手すると休みの日は一日ONE PIECEを見て終わってしまう。

一日に最低でも2話、多い日は15話以上見てると思います。

今はコロナでおでかけもできないので、

普通の1クールで終わるアニメだと、

2〜3日で全部観終わってしまうこともあるのですが、

さすがに1000話まであるとなると、

なかなか果てしない旅ですね・・・😅

 

ONE PIECEといえば、「ザ・少年漫画」というイメージで、

熱い戦いやら、友情やら、冒険やらのお話かなー、

そんなに興味ないなーと思いながら見始めました。

実際見はじめると、正直、まさにその通りなのですが、

世界中にこれだけのファンがいる作品であることに

納得させられる魅力があるのもわかりました。

 

まずキャラクターが魅力的で、応援したくなる。

ぱっと見だとふざけた見た目のキャラクターが多いので笑、

ただのギャグ漫画なのかなーと思うのですが、

それぞれのキャラクターの言葉に共感できたり、

背負っている過去と想いがあって、

いつの間にか親近感や愛着が生まれています。

よくこれだけ多種多様なキャラクターに、

それぞれ筋を通した状態で命を与えられるなぁ・・と

心底驚かされます・・・😲

これまで登場したキャラクターの数だけでもすごいだろうけど、

それぞれのキャラが濃い上に、

セリフの一つ一つに真実味があると言うか、

この人だったらまぁそう言うよな・・・と納得がいく。

作者の頭の中どーなってんのかしらと思いながら見てます笑

そしてそれを後押しするかのように、

声優さん達の表現力も素晴らしい。

こんな訳わからんふざけた喋り方する人のセリフ、

よくここまで違和感なく表現できるなと感心しっぱなしです✨

 

そしてギャグパートのバランスが絶妙。

めちゃくちゃシリアスなシーンに、

あえて急にギャグパートを入れてきたりするのですが、

それに無理やり感がないの不思議なんですよね。

数々の命がけの死闘が繰り広げられているのですが、

根底にある明るさと言うか、

なんでも楽しんでやろう精神というか、

そういうのが作品全体を貫いている感じがします。

重くて暗い沼にハマりすぎないよう、

バランスを取るために入れているというよりも、

どんな深刻な状況の中でも、

面白がれる奴らだっているんだぞっていう意思表示にみえて、

だからこそ、本当に深刻な状態になった時の重みが

さらにずっしり響くように感じます。

 

そして社会と自分の心への問題提起をしていること。

ONE PIECEのストーリーでは、

全体を通して「権力との闘争」というテーマが見られます。

現在「正しい」「正義」とされているものに対して、

本当にそれは正義なのか?と疑問を投げかけ、

時にはぶち壊していく。

私たちの心のどこかにくすぶっている、

「本当にそれでいいのか?」に対する問いかけの連続です。

日常的に、自己保身のために

「まぁ、そういうものだから」と

折り合いをつけていることに、真っ向から向かっていく。

ある意味見ていてしんどいところもありますし、

「ゆうて、それは無理よ〜〜」と思うこともありますが、

見る者に自問自答を呼び起こすという意味では、

見る前と見た後で自分の中で何かが変わっているという、

面白みにつながっていると思います。

 

最後に、音楽がいい。

これは私の感覚ですが、めちゃくちゃワクワクするんですよね!

音楽と言ってもOPテーマ曲とかではなくて、

作中のBGMなんですが、

オーケストラの壮大な音楽がシーンとマッチしてとてもいい!

サントラがあったら欲しいですし、

最近は鼻歌で歌ってしまうほど笑

確実に音楽が作品の良さを際立てていると思います。

 

 

とまぁ、いろいろ好き放題に書きましたが、

私なんぞはまだたったの3ヶ月の付き合いです。

1997年のジャンプ連載開始時から読んでいる人にとっては、

25年近く共に生きてきている作品なんですよね・・。

もはやキャラクターと共に成長しているし、

一緒に冒険しているようなものなんだろうなと思います。

これだけのロングランになるというからには、

それなりの理由があるでしょうし、

20年以上たった今もなお人々を魅了し続けているのは、

ものすごいことだなと思います。

この冒険が、どんな結末を迎えるのか、

世界中の人がワクワクしながら待っているなんて、夢がありますね。

 

 

めちゃくちゃ人気だけど、

子供向けのギャグ少年漫画で

自分の興味の範囲外だと思っていましたが、

毎日早く次の展開が知りたいと思わされているので、

まんまとはまっています笑

全然興味なかった〜という方も、

時間があれば手を出してみてください👍

Amazon Primeで見れますよ!(果てしないですが笑)

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ミスタースリー(なぜこのキャラ笑)が作るおさかなさんと彼のろう人形

 

9.11テロに思うこと

9.11。

世界を揺さぶったあの事件から、20年も経ったんですね。

 

 

当時アメリカンスクールに通っていた私にとっては、

全く他人事ではありませんでした。

最初のうちはテロであるかどうかもわかっていなかったですが、

2機目が突っ込んで、

これは明らかにおかしいとなった時、

そしてタワーが崩壊した瞬間、

なんとも言えない不安と恐怖と無力感を抱いたのを覚えています。

 

私が住んでいたのはアメリカではなくヨーロッパでしたが、

学校が「アメリカン」スクールであるということで、

通常よりも警備が強化され、

自分達の身にもいつ危険が迫ってもおかしくない、

異常な事態であること、

自分も戦争の最中にいるように感じていました。

 

結果的に私の学校が攻撃されることはありませんでしたし、

もっともっと前戦で本当に戦っていた人はいたことでしょう。

私は守られ、平穏な生活を送っていたと思います。

それでも、9.11が私に大きなインパクトをもたらしたのは

紛れもない事実だと思っています。

 

 

その後、高校生で進路に悩んでいた時、

イギリスのアート系大学に進学したいと思っていた時期がありました。

夏休みを利用してロンドンのアートプログラムに参加すべく、

1ヶ月間ホームステイしながら学校に通うことにした私。

親から離れてのロンドンでの生活は、

めちゃくちゃ楽しくて、

美術館巡りをしたり、友達とパーティーに行ったり、

まさに青春!と言うくらい遊んでいたのですが、

ある日突然事件は起きました。

 

 

そうです、ロンドンの同時多発テロです。

 

 

ある日学校で授業を受けていたら、

大変なことが起こっていると連絡が入りました。

ロンドンの地下鉄やバスが爆破されて大混乱していると。

早々に授業を終えて、帰宅するように言われましたが、

帰宅しろと言われても街は大混乱の最中。

電車も止まっているし、うかうかバスにも乗れない。

普段は30分くらいで帰れる道を、

2時間以上かけて、歩いて帰ったのを覚えています。

私以外にも同じような状況の人がたくさんいたので、

妙な連帯感があり、孤独感や恐怖みたいなものは

そこまで感じなかったように思います。

 

 

しかし、ついにここまで身近に来たかと思ったのも事実。

結局この事件もアルカイダ関連であると報道され、

容疑者の多くがアラブ系のイスラム過激派であるとわかりました。

翌日以降も学校は任意参加でも通常通り開講され、

私も結局翌日から通うことにしたのですが、

流石に電車に乗る時は気が気ではありませんでした。

 

もちろん全てのムスリムの方が

過激派のテロリストではないことを私は知っていましたが、

中東系の人が電車に乗ってくるたびに、

この人がテロリストだったらどうしようと考えてしまい、

自分の中に確かに「偏見」が生まれるのを感じました。

でもそれを「偏見」として割り切ることも

当時は難しかったように思います。

自分を守るために、警戒せざるを得なかったのです。

 

結果的に私は実害を受けることなく、

無事家に帰れて、今もこうして生きています。

でも、当時の状況では、

いつ自分がテロに巻き込まれてもおかしく無いという感覚があり、

なぜテロが起きるのか、

宗教・信仰とはなんなのか、

なぜ人は争うのかを、

考えざるを得ない環境だったように思います。

その延長線上で、「教育」の重要性を感じ、

大学では一転して、教育の道を目指すことになりました。

 

私は随分と平和ボケしたなと思っています。

海外に住んでいた頃は、ある意味常にサバイバル。

スリの危険は日常でしたし、

テロだって他人事ではありませんでした。

日本にいて、今はコロナの脅威はありつつも、

突然電車が爆発するかもしれない不安は、

ここ数年感じたことはありません。

そんな不安を抱かずに済んでいることが恵まれているな、

ありがたいことだなと感じつつも、

ある日突然、そのような事件に巻き込まれて

自分、そして家族の命が奪われることは、

ありえない話では無いと言うことを

9.11の特番などを見ながら改めて思うのです。

 

 

多様性を認めようとか、

差別や偏見をなくそうと言うことは簡単。

それでも多様性を受け入れて自分と全く異なる人と共存したり、

差別や偏見をしなくて済むような環境を作ることは、

全然簡単なことじゃありません。

平和ボケしてるし、今は教育の現場からも遠のいている私ですが、

やっぱりこれは自分の中の大きなテーマとして

心の中に残っていることを思い出します。

 

その第一歩であり、永遠の課題として、

家族やパートナー、職場の同僚などの身近な他人との共存、

互いを尊重し、受け入れ、共に生きることについて

諦めずに考え続けたい。

「理解できない!信じられない!ありえない!」

という気持ちはきっとお互い様。

理解しようとするのか、否定はせずに距離を取るのか、

きっとそれぞれの解があると思いますが、

大事なパートナー一人とも尊重しあえないなら、

きっと世界とは向き合えないですからね!(?)

この気持ち、忘れないよう、記録しておきます。

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自分の中で大事にしたい思いを再確認するおさかなさん

 

私の眠りの深さを甘く見るなかれ

おーっとまた2日間もブログをさぼってしまいやした!!

 

 

今回は私の体調不良ではありません。

ご心配をおかけしてたらすみません><。

 

 

【一昨日】

作業部屋でブログを書いている私。

 

リビングで「僕をかまえアピール」をしてくる彼。

 

優しいので少しかまいにいく私。

 

薬の効きが悪くて心細いらしく、わがままモードな彼。

 

しばらくかまってから、

ブログを書くために部屋に戻ろうとする私。

 

私の腕を掴んでそれを阻止する彼。

 

お「今日はブログなしってこと〜?」

 

彼「今日はブログなしです!」

 

そしてなぜかそのままアニメのワンピースを見ることになり、

気付けば日を跨いでいましたとさ・・・😇

 

まぁ、彼のが調子悪かったから、仕方ないか!!

ブログよりも彼の方が大事だからな!うん!

 

 

【昨日】

早めに仕事を切り上げ余裕な私。

 

早めのご飯を食べる私たち。

 

よーし昨日はブログさぼっちゃったけど、

今日はゆっくりブログが書けそうだ〜と思う私。

 

早めにご飯を食べ終わったので、しばらくTVを見て、

お腹いっぱいなのですこーしだけお昼寝しようとする私。(😶)

 

 

 

 

 

すこーしだけね(😶)

 

 

 

 

・・・・・・・・・

 

 

 

 

!!!

23時過ぎてるうううううううう😱

 

 

 

 

いつも記事を書くのに1時間弱はかかるので、

23時15分頃から書き始めるのは厳しい・・。

 

そんなわけで、いつものお昼寝の罠にかかり(?)、

不本意にも二日連続でブログを書きそびれた私なのでした・・。

 

昨日はお昼寝を始めたのがまだ20時過ぎだったので、

こんなことになるとは思っていなかったのですが、

私は自分の眠りの深さを甘く見ていたようです😴

 

 

そして懲りない私は今日も19時半ごろからお昼寝モード。

また昨日と同じ状態になると私が凹むことをわかっている彼が、

「何時に起こせばいいの〜〜?」

と聞いてくれて、20時半に起こしてもらうよう依頼。

起こしてもらう約束もしたので、気兼ねなく眠りにつきます。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・20時半頃・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

\♫おしりかじりむし〜〜〜〜〜♪/

 

 

 

 

 

突如寝室のGoogle Homeから鳴り響く「おしりかじり虫」。

彼がリビングから寝室のGoogle Homeに指示を出したのでしょう。

 

 

安眠を妨害されて不快だったのか、

反射的に「OK Google、音楽止めて!!!」と指示する私。

 

 

彼の私を起こそうとする努力を踏みにじり、

何事もなかったかのようにそのまままた寝りにつきます・・・・💤

 

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おしりかじり虫をガン無視して寝るおさかなさん

 

 

 

・・・・・・・・・・・20時45分・・・・・・・・・・・

 

 

 

\♫コンビニ〜の店員〜がちょっとやーな感じで〜

  その日一日ブルーになったり〜〜〜

  そんなと〜きにかぎっては〜みがきこ〜

  きれてるの〜わす〜〜れてたり〜♪

  ・・・・中略・・・・

 ♫ラジ〜〜オ〜たい〜そうみたい〜

  来た〜だけで〜もら〜える〜ハンコ

  生きた〜だけで〜もらえ〜る〜ハンコ

  よくがんばりましたあって〜押してほ〜しいよ〜♪/

 

あ・・・・ヒグチアイの『ラジオ体操』だ・・・

懐かしい・・・いい曲だな・・・

彼もなかなかいい選曲するじゃーないか・・・

 

 

と感心し、今度はそのまま聴くことに。

 

 

1曲そのまま聴き、さすがに目が覚めたので起き上がります。

22時前には起きることに成功しました・・!!

いやー彼の素晴らしい選曲に感謝ですね!!!

(※1曲目は完全に無視してますが)

 

 

起きてリビングに行き「ありがとう!いい選曲だ!」と彼に言うと、

「ラジオ体操ちゃんと流れてた〜?」と聞かれ、

 

 

おや??🙄

 

 

あ、もしやこの人はヒグチアイの「ラジオ体操」ではなく、

「ラジオ体操第一」を流しているつもりだったのか・・・!

 

もしあの「ラジオ体操第一」が流れていたら、

おそらくおしりかじり虫と同じように、

不快感で秒で音を止めていた気がします・・笑

まぁ結果オーライということにしましょう!!(?)

おかげさまで今日はブログが書けました!!😭

 

眠りが深過ぎてなかなか起きられない私。

寝てるところを起こそうとすると

あからさまに不機嫌になるらしいので、

彼には苦労をかけております・・・・😅

それでもめげずにあの手この手で起こそうとしてくれて

ありがたいことこの上ないのと申し訳なさとでいっぱい。。

もうちょっと素直に起きられるようになりたいものですね笑

 

ヒグチアイのラジオ体操が気になった方はぜひ聴いてみてください!

お勧めです👍

youtu.be

死活問題のはずなんだが?

彼はパーキンソン病の症状を抑えるため、

普段から飲み薬1種類と、貼り薬1種類を使っています。

 

飲み薬は毎朝食後1錠と決まっています。

一方貼り薬については、原則1日1回貼り替えることになってますが、

効果が切れてきたり、汗で剥がれてしまったりすると、

1日に2回貼り替えることもあります。

1回の通院で2ヶ月分のお薬を処方してもらっているので、

通院の間隔は2ヶ月に1回でいいはずが、

1日に2回分消費する日が続くと

1ヶ月や1ヶ月半くらいで薬がなくなってしまい、

早めに診察をうけなければいけなくなります。

 

彼の場合は、薬がなくても1日や2日どうにかなる!!

という感じではありません笑

たった半日でも薬を貼らない時間があると、

全身が硬ばって、震えて、身体が全然動かなくなります。

あんな小さな貼り薬を貼ってるだけなのに、

人一人が動くのに必要なものを補ってるんだなと思うと、

本当に現代の医学はすごいなぁ・・と思わされますね。

いいお薬があるからこそ、不自由な部分はありつつも、

それなりに自立した生活をおくれているのです。

 

そんな訳で、薬の在庫管理は彼にとって死活問題。

うっかり薬がなくなってしまった!なんていうことは、

絶対に避けなければなりません。

しかし、彼は数の管理やスケジュールの管理が苦手😨

いつも薬が無くなるギリギリにまで気づかず、

病院の予約もギリギリになることが多いのです。

そういう背景もあり、

私はいつも彼の見えないところに1週間分ほど

予備として別保管をしています。

そうすれば、薬の箱が空っぽになり「やばい!」となってからも

1週間くらいは生き延びられるからです笑

 

しかし最近は、私が予備を持っていることを彼も知ってるため、

もはや箱に薬がなくなっても焦らなくなってしまったのです😇

どうせ予備あるし、大丈夫でしょ〜という感じで、

薬がなくなっても「あと何枚予備ある〜?」と聞いてきます。

今日もついに箱の中に残り1枚となった薬を見て、

いよいよ病院のオンライン診療をアプリから予約しようとした彼。

しかし予約可能な日付を見て焦り始めます。

 

 

 

 

 

彼「予約できるの早くて22日だ・・😨」

 

 

 

 

えええええ・・・・!!!!

今日は10日。

22日は今日から12日後。

私が隠し持っている予備は7枚と、

防災バッグに入れている7枚の計14枚。

最近は1日2枚使う日も多いことを考えると、

もってもあと1週間・・・・。

12日後までは確実にもたないでしょう・・・。

 

 

今回初めてのオンライン診察の予約で、

勝手がわかっていなかったのもあり、

まさかこんなに予約が取れないとは思っていなかったのでしょう笑

焦った彼は結局病院に電話で交渉して、

なんとか16日の予約をとることができたらしいです。

ひとまず、あと6日なら予備分でもちそうなので一安心。

 

いやー、ほんと、私自身もあまり長期的な計画を立てたり、

必要なものから逆算してのスケジューリングは得意ではないですが、

彼を見ているとよくこれまで一人でなんとかやってきたな・・と

思わざるを得ません・・・笑

まぁ、私が心配しすぎなくても、

いざとなればなんとかなるものなのかしら?

たまには放っておくことも必要なのかもしれませんね😇

 

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薬が減ってもやけに余裕な彼と、予備を見せないようにしてるおさかなさん

 

※ちなみに、今回も2週間前くらいから

お薬減ってきたから病院予約しなよ〜と彼に言っていましたが、

どうやら予約の「電話」をするのが嫌だったらしく、

どんどん予定が後ろ倒しになり、

ついに薬がなくなってやっと動き始めたところ、

アプリで予約ができることに気づいて喜んだのも束の間、

結局電話して調整する羽目になった彼なのでありました・・😅

車椅子修理までの道のり

車椅子の修理について、紆余曲折あった件について

昨日↓の続きです!

 

 

車椅子は生活の必需品であるにも関わらず、

市区町村から車椅子修理の給付金を受けるためには、

書類のやり取りなどで実際の修理までに

すごく時間がかかってしまうことがわかりました。

しかし残念ながら今すぐに制度を変えることはできません。

ひとまず、役所から申請書類を送ってもらい、

修理業者に連絡を取ってみることにしました。

 

まず候補その1の業者、

訪問修理をしてくれるところに彼が電話しました。

すると・・・・・・・出ない。

時間を変えて電話をしても・・・・・・出ない。

数回かけてみた後に、SMSが来ていることに気づき、

確認してみると、

「9月末まで予約がいっぱいなので、それ以降の案内になります」

という内容でした。

 

 

 

 

 

3週間待ちは、

無理・・・・!!😭

 

 

 

 

 

と、言うことで諦めざるを得ませんでした・・😭

もうこうなったら、

近所の自転車屋さんに持っていくのが一番早いのでは?

と思い、役所に自転車屋さんでも給付対象になるか確認したところ、

専門業者じゃない場合、

申請書への記入や、特殊な支払い方法を

受け入れてくれない可能性が高いとのこと。

 

もーどーしたらいいのん!?と途方に暮れていたところ、

窓口の担当の方が、私たちの家のすぐ近くにある、

車椅子工房を紹介してくれました。

 

 

彼はもともと電話が大の苦手。

特にこういう事務手続き系は精神が削られるそうです。

すでに役所に業者にと電話しっぱなしで疲れ果て、

話もなかなか進展せず、修理もできないままで

「もーやだ!」となっていました笑

近所の車椅子工房であれば私が持っていくことになるので、

ここからは彼から私にバトンタッチ。

意を決して電話をかけてみました。

 

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ついにパンクした彼とそれを見守るおさかなさん

 

すると電話に出たスタッフの方は、

「ん〜〜〜こちらで作った車椅子の修理ですか?

 違うんですね。その場合は〜〜〜ちょっと〜〜〜

 僕ではわからないんですよね・・・社長に聞かないと・・

 ん〜〜〜別のメーカーさんだとね・・・ん〜〜・・」

 

 

 

だ、だいじょうぶか・・・・!?😇笑

 

 

 

と不安に思いながらも、

じゃあ社長につないで欲しいと伝え、

出先にいるらしい社長の電話番号をゲット!

早速かけてみるが、つながらず・・・。

そして30分後に再度電話すると、

つながった・・・・・!!!

 

 

社長

「あ〜〜そのメーカーさんのだと、タイヤがダメになってたら

 他の業者を経由してパーツの取り寄せが必要かもしれません。

 もし本当にパンクだけなら実費でも2000円弱だから、

 自転車屋さんで直した方が早いかもしれませんねぇ・・。

 きっと急ぎですよね。」

 

 

まぁ、確かに2000円くらいなら実費でもいいかって気はします。

でもせっかく使える制度があり、

すでに役所からも申請書を送ってもらっているので、

できることなら使いたいというのも本音。

 

社長

「パーツ交換不要で、パンクだけだったら

 うちでも修理できるかもしれません。

 修理用の材料があるか確認してまた折り返します。」

 

と言って電話が終わりました。

 

 

 

お、これは頼れそうだぞ?👀

 

 

 

そしてその1時間後に電話がかかってきて、

修理用のパーツ買ってきたんで、対応できます!!!とのこと!

「え、わざわざ買ってきたの!?」ってなりましたが笑、

私たちが困っていること、そして急ぎであることも理解した上で、

できることを全てやろうとしてくれたんだと思います。

 

その心意気に打たれ、

ひとまずここに頼んでみることにしました!

ちゃんと申請がすぐに通ればいいなぁ・・・・。

車椅子を直すのも一苦労ですね><

いい制度なのに・・・

先日パンクした彼の愛車(車椅子)ですが、

紆余曲折ありました・・・。

 

おそらくどこでもそうなのですが、

市区町村の障害福祉課などに問い合わせると、

車椅子や装具など、障害によって必需品となるものが

故障したり交換する必要がある場合には、給付金がもらえます。

車椅子は安いものではなく、

人によっては実費では買えないという人も当然出てきますので、

障害のある人の自立生活をサポートする上で必要な制度だと思います。

 

車椅子ユーザーにとって、

車椅子はあってもなくてもいいものではなく、生活に必要なもの。

もちろん障害の程度や種類によって用途は異なりますが、

彼の場合は車椅子がなければ家の中では生活できても、

外出はできないので、かなり行動が制限されます。

お散歩にも行けないのでよくないです!!(?)😡

今は私と一緒に暮らしているからまだいいですが、

一人暮らししていた頃だったとしたら、

郵便ポストを見に行くことも、

急に必要になったものをコンビニに買いにいくこともできません。

 

なので、車椅子などの必需品がなくて困らないよう、

給付金などの制度があるわけです。

今回もパンクしてしまったので、役所に問い合わせたところ、

パンク修理する際にも給付を受けられるとのこと。

しかし、ここで一つ問題が発生。

 

 

 

 

修理までの道のりが長い長い😇

 

 

 

 

1)役所から申請書をうちに郵送(1〜2日)

2)業者に連絡し、見積もりを申請書に書いてもらう(1〜3日)

3)申請書を役所に返送(1〜2日)

4)承認が降りたら修理開始(不明)

 

 

 

早くても修理まで4〜5日かかるし、

承認が降りるまでにどれだけ時間がかかるかわからないので、

1週間以上は外出できない状態になる可能性が高いということ。

 

 

ええぇぇえぇ・・・・😩

彼にとって車椅子が使えないと状態は、

私たちが靴を履けないのと同じような状態です。

靴の場合は現実問題安く買えますし、

一人何足も持っているのが普通でしょうが、

もし、持っている靴が全て一気に履けなくなり、

新しい靴を買うのに1週間はかかり、

しかも裸足で外出したら危険な地域に住んでいるってなったら、

なかなかに絶望的ではないでしょうか・・?

 

彼の場合、室内では車椅子を使っていないので、

家の中ではまぁ困ることはないでしょうが、

災害などの緊急事態があったり、

それこそ同居人がいなかったりする人の場合には、

1週間も家から出られないことは致命的です。

もちろん給付金がでるのはありがたいことですし、

制度としては活用させていただいている側ではありますが、

申請の方法がどうにもおかしいと思うのです。

 

彼が役所に電話をした際も、

「申請が通るまで車椅子なしで生活するということですか?」

と尋ねると、電話口でたじたじだったとのこと。

窓口の人たちも、おかしいのわかってるけど、

自分たちではどうにもできない、という状態みたいでした。

担当の方もせめての思いで、業者を紹介してくれたりして、

その点はありがたかったです。

 

せっかくいい制度なのに、申請方法がいまいちなせいで、

利用者が悲しい状態になってしまうのはもったいないなぁ。

その後どうなったかの続きはまた明日以降に・・・・!

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役所に電話しながら疲れ果てる彼とそれを見かねるおさかなさん