穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

惚気話から終活まで

昨日の彼の投稿にもあったのですが、

私は人と話をするときに自分の話をするのが苦手で、

ましてや惚気話なんて本当に無理なのです。

基本的に私の話に誰も興味ないと思っているし、

他人の惚気話なんて聞きたくない人も多いはずという偏見もあって

なるべく人と話す時は自分以外の人の話を聞くことに徹しています。

なのでいきなり話を振られると、

いかに次の人にバトンタッチするかばかり考えてしまいます。

 

 

昨日一昨日と

「このブログはどこ(誰)に向けて書いてるの?」について

考えていたのですが、

私は普段の生活でできない惚気話だとか、

人に聞いてもらいたくてもその機会を失い続けている、

心の中のあれこれを吐き出す場としての役割も

このブログに担わせているのでは?と思いました。

 

 

だって、聞いてほしくないですか?

誰かに知ってほしくないですか?

自分のパートナーがどんなに面白いかとか、

今日やった楽しかったこととか、

たまにはしんどいこととか苦しいことも、

誰かに聞いてもらいたいと、思っちゃうんですよね。

 

 

これまでの私は、

どんなに楽しいことも、嬉しいことも、

悲しいことも、苦しいことも、

自分の心の中に刻めばそれでいいと思っていました。

誰に知ってもらわずとも、

自分が忘れずに心に刻んでおけば、

それで十分なのだと。

 

 

でもそれはある意味、「逃げ」でもあったと思います。

誰にも興味を持ってもらえなかったら悲しいなとか、

自慢話みたいになってしまって煙たがられたら嫌だなとか、

そういう気持ちを正当化するために、

「誰にも話さずに自分の心の中に刻む」

という選択肢しか持てなかった。

 

 

でもやっぱり心のどこかで

これ話したいな、誰かに聞いて欲しいなという気持ちがある。

ないってことにしていたけど、どうしようもなく、そこにある。

そんでもって、できれば自分のタイミングで話せる方がいいな。

聞く相手も聞くかどうかの選択肢があるとさらに良しだな。

 

 

私がブログを書くモチベーションは

実際そんなところなのかもしれません。

 

 

誰かの役に立つ情報を発信するとか、

みんなが楽しく読めるものを発信するとか、

もちろん考えていないことはないのですが、

結局はそいういうことではなくて、

自分が自分の欲求を満たすために書いている。

根本はそんなものなのかもしれません。

 

 

 

そしてもう一つ考えるのは、

私か彼、どちらかが先に死んだ時、

少しでも二人の思い出として残せるものがあったらいいなって

ずっと思っていました。

これまでは写真も滅多に撮らないし、

日記も書かないし、

楽しいことがあってもいつの間にか記憶が薄れていたり、

当時を思い出すことが難しくなったりして、

寂しいなって思うこともありました。

 

 

もう一生会えなくなってしまった時、

私たちがどんなことで笑い、

どんなことで悲しみ、

どんな風にぶつかって、

どんな風に生きたのか。

どこかに形あるものとして残しておけたら

少しは寂しさも和らぐんじゃないかって、思ったのです。

 

 

生きている限り、必ず死ぬ。

そしてそのタイミングは自分では選べない。

私はいつも心の中でその準備をしている気がします。

もし自分が先に死んでしまったら

「あれもこれも伝えておけばよかったー!」となりたくないな。

もし彼が先に死んでしまったら、

「あれもこれも残しておけばよかったー!」となりたくない。

すごく広い意味でいうと、

終活みたいな側面もあるのかもしれません笑

 

 

ブログを始めるのには人ぞれぞれ理由があって、

ブログの運営スタイルもそれぞれ自由。

これからこのブログがどうなっていくかはわからないけど、

今はこんな形で自分自身のニーズを満たすのも

大事なことなのではないかなーと思った三ヶ日でした。

 

 

あああああああっという間に三ヶ日終わるうううううう!!!!

ゆっくり2021年の目標考えようとか言ってたくせに、

結局食べてぐーたらして終わりそうです。

 

なんでもない、毎日。

でもそれが全然当たり前じゃないことも私たちは知っています。

こんなに連日二人でゆっくりできたのは初めてくらいで、

それが終わってしまうのが寂しくて泣きそう・・・笑

でもでも、初めて二人で過ごしたお正月はとっても幸せでした^▽^

 

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休みおわっちゃうのが嫌なおさかなさんと彼 with サメのガブちゃん