穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

年明け早々踊らずにはいられない

予定通りの寝正月。

 

なんでもできる時間を、ただ何もしないでごろごろと過ごす。

 

とても贅沢でハッピーだ。

 

 

今日はなんとなくつけたテレビの"逃げ恥"の再放送をおさかなさんと二人、がっつり最後まで見てしまった。

 

 

2人がお互いを大事にしようとしてるのがわかる。

 

相手のことを思ってるつもりが、自分のことばっかりになっちゃうの、すごくわかる。

 

余裕がない時に、不本意に相手にあたってしまって、すごく落ち込むのわかる。

 

自己肯定感高いふりして、自分のバランスを取ってるのわかる。

 

わかる、わかるよー!

 

みくりちゃん(ガッキー)側に激しく共感する彼です。

 

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こいだんす踊りたくなっちゃったおさかなさんと彼 with サメのガブちゃん

 

それはさておき

おさかなさんはお友達と電話中。

 

大学時代の友人と久しぶりに近況報告って感じみたい。

 

おさかなさんが僕のことをどんな風に話すのか、耳をそば立ててきいていました。

 

。。。

 

 

もっとのろけろよーー!!

 

そういうのはどうやら苦手らしいおさかなさんなのでした。

問題発生!ブログには書けない理由

2021年ですね!おさかなさんです。

年末、本当に彼の薬が効かず、毎日ひーひー言っていたので

これはちゃんと無事に年を越せるのか!?と若干不安だったのですが、

無事2021年を迎えられて一安心。

ひたすら日常記録型のブログではございますが、

それでも日々読んでくださる方がいることに心より感謝です・・!

本年も引き続きどうぞ宜しくお願いいたします^▽^

 

 

さて、昨日は大晦日だし、二人で振り返りでも書こうか?という流れで

初めて会話形式での投稿に挑戦してみました!

anaodo.hateblo.jp

↑イラストが可愛いので、まだの方はぜひ読んでください笑 

実は今日も元旦ということで、二人で2021年の目標について書こうか

って話していたのですが、目標について語り始めたら

問題が発生・・・!?

 

 

彼が「これはブログには書けない・・」とNGが出たのです。

  

 

どんなことを話していたかというと、

「おさかなさんとの未来についてもっと真剣に考えたい。

 コロナでこれまでよりもさらに一緒にいる時間が増えて、

 もっとお互いストレスになるかと思ったけど、そうではなく

 一緒にいる不安よりも、安心感の方が大きいことに気づいた。」

ざっくりですがこんな話でした。

 

 

最初は

「これはちょっとプライベート過ぎる。」

「すごく大事にしたいことだから、簡単に公にはできない。」

「僕のイメージしている【彼】像と違う。自分過ぎる。」

などといろいろな理由を付けて拒んでいた彼。

 

 

しかしなんとなくその理由づけに違和感があり、

もう少し深く掘り下げてみたくなり、質問を重ねました。

「プライベートをブログで出すことが嫌なのはなぜ?」

「大事なことを公にしたくないのはなぜ?」

「ブログ用に作った【彼】像を守ろうとするのはなぜ?」

 

 

彼は同じようなことをぐるぐるあーだこーだと話していました。

ただそのどれもが、

「これブログに載るのやだな」と思ったことの理由として

なんだかしっくりこないのです。

私が一向に納得しない顔をしていたこと、

そして自分でもしっくりきていなかったらしく、

さらに気持ちを掘り下げていく。

あーでもない、こーでもない、

これをブログに載せたくない本当の理由はなんだろう・・・・?? 

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あーだこーだ理由をあげる彼に納得のいかないおさかなさん

 

 

話はじめて30分経った頃、

ついに出てきたのです。

 

 

 

「まだ自分の中でも受け止めきれてないものがある」

「世間に対して発信することで、

 どういう風に見られるのかが怖いのかもしれない」

 

 

これまで言っていた「大事だから〜」とか「イメージと違うから〜」

などの耳ざわりのいいものではなく

不安とか、恐怖みたいなものが出てきたんです。

さらにそこで「母」の存在がでてきた。

 

 

 

彼は自分が誰かと一緒にいることが

「心地よい」とか「ストレスじゃない」と発信したら、

母だったら必ず

「あんたはお世話になってる側なんだから

 そんなこと言える立場じゃないでしょ。

 一緒にいる相手側の人がストレスに決まってるでしょうよ。」

と言われるイメージが鮮明にできてしまうと。

(※母との関係は決して悪い訳ではないとのこと

 

 

一緒にいるのが心地よい、嫌じゃないと判断するのは

「僕」側じゃない、と。

僕は病気とか障害の関係で一緒にいる人に迷惑をかけて、

お世話されてる側の立場なんだから、

それを言うのは僕じゃない、と。

 

 

彼自身、自分ではそう思わないようにしているし、

私との関係も対等なものだと思っているけれど、

母をはじめとして、世間的にはそういう意見の方が一般的だと思うから、

そういう風にみられるのが怖い、と。

これまでもそういう目に晒されて生きてきたし、

それには慣れたつもりでいたけど、

そういう反応をされるとやっぱり今でもすごく傷つくし、

相手(私)も傷つけてしまうのも怖いんだ、と。

だからとても慎重になるし、

そこに踏み込んだ話をすることに対してものすごく敏感で、

踏み込もうとすると本能的にやめとけ!と危険信号が鳴ると。 

 

 

 

ああ、納得。

 

 

 

さっきまで「ん〜〜」とか「あ〜〜」と相槌をしていた私が

一気に「あーーーうんうんうん。なるほどー!!」と豹変。笑

「これはブログに載せたくないな」という漠然とした拒否感は

その本能的な危険信号だった訳です。

いろんな表面的な理由に覆い隠されていたけれど、

これにたどり着いた彼はすごくすっきりした顔をしていました。

同時に自分の弱いところが出てきて少し驚きもあったみたい。

 

 

彼は「障害」や「病気」を理由に

何かを諦めるタイプではありません。

どちらかというと障害なんて関係ないぞって

いろんなことに突っ込んでいくタイプ。

最初に私にアプローチしてきた時も、

「僕と一緒にいたら絶対に楽しいから!」と言ってきたくらい笑

一体どっから湧いてくるんだその自信・・・!?笑

 

 

でも心の奥底には過去に周りの人に言われてきた

「自分の立場をわきまえるべきだ」

「迷惑をかける側の存在だ」

「周りの人に気を使わせているんだぞ」

という価値観が刷り込まれているのもきっと事実。

そしてそれが無意識に自分の表現を制限していることに気づいたからこそ、

そこにどう向き合うのか。

向き合わなければいけないということではなく、

自分の正直な思いを自信をもって伝えるために、

必要な道が見えたということなのかもしれない。

 

 

元旦早々になかなかヘビーな話題で盛り上がったけれど笑、

私たちにとって大きな収穫だったことは間違いない!

2021年の目標は、こっからもう少し詰めて行けそうです^▽^

三ヶ日のお休みを使って、ゆっくり考えてみようと思います。

長くなってきたので、本日はこのあたりで・・・!

あ、としのせだ

2020年ももう終わりだね。ということで、ブログを始めてみてどうだったか、ちょっと二人で振り返ってみよう。私が最初にブログやってみない?って言った時はどう思った?

僕は書くこととか、伝えることは嫌いじゃないけど、 続けることが得意じゃないから、ブログも続けられるイメージができなかった。 けど、二人で一緒にやるっていう方法をとることで無理なく自分のペースで残したいものを残すことができて、 当初の想像に反して割と楽しくできているな。おさかなさんはさ、ブログは毎日書くものって思ってるじゃん?

え、そんなことないけど。定期的に続けたいとは思ってた。

最初は、もっとゆるっとやるんだと思ってたから、結構ストイックだなと思った。 でも”二人で毎日更新する”っていうノルマが明確なおかげで、「僕もそろそろ書こうかな」っていうタイミングが作れるようになったから、 継続するっていう意味では、おさかなさんの思惑が成功しているということなのでは。

思う壺。

もともと何かおさかなさんと一緒にやりたいとは思ってた。おさかなさんの文章に自分が絵を描くっていう、二人で一つのものを作って誰かに見てもらえるのは嬉しいから、今のところ思ったよりわくわくしながら取り組めているかな。

最初はブログにイラストつけることを考えてなかったけど、 途中から私の文と彼の絵のコラボレーションみたいなスタイルが確立して、一緒に作ってる感がでてきたね。 私の文章がテーマが重かったり、言葉が堅苦しい時も多いけど、彼のイラストがゆるいことでバランスが取れたり、和む要素になっている気がする。 「彼」の存在が私の文章と一緒に読んでくれている人に伝わる気がして、いいなと思ってるよ。

なんか頻度ていうか、書く回数はおさかなさんの方が多いし、 特に最初のうちはおさかなさんばかり負担になってるのはよくないなと思った。

最初のころは私が「もっと書いて」ってぷんぷんしてたね笑

でもおさかなさんが書いた文を読んで、それについて「こういう絵を描こう」っていうのを考えて、 おさかなさんが書いたものがそれだけで完結せずに、僕の要素がそこに入っているから、 更新したときは、自分ごととしてドキドキするし、もっと見てもらいたいって思う。 それぞれの作品がそれぞれ独立しているより、より自分のものとして愛せているような気がしている。

わかる。そうだな。投稿のスタイルについての振り返りはそんな感じかな。ちなみにブログの内容については何か思うことある?

当初は自分が記事を書く時は、僕から見える「おさかなさん」について書こうと思っていたんだけど、 書いているうちに、おさかなさんのことを書くことと、自分のことを書くことに境目があまりないことに気づいた。

と、いいますと?

おさかなさんのことを伝えるために、自分の気持ちを書かないと伝わらないことが結構あって、 そこに線は引けないということに気づいたいと言うか。

うんうん。

これはブログを書きはじめてから発見したことだったんだけど、 僕の見ているおさかなさんを書くためには、自分の気持ちと向き合わなくちゃいけないと言うこと。 たまに書いた記事が自分のことばっかりになることがあるけど、 それは、”おさかなさんのことを書く”という自分の最初のポリシーから必ずしも逸脱はしていなくて、 そこを許容できたことで、書くときのストレスはだいぶ減ったと思う。

相手を見ることで、気づく自分の側面があったり、 相手に抱く感情で自分の価値観に気づいたりするから、結局キレイに線引きはできないよね。

そうなの。

お互いの気づきを記録することによって、 それを読んだ相手にも新しい気づきがあったりして、 これまでの生活の中でもたくさん話はしてきているはずなのに、相手について知らなかったこととか、 聞くきっかけすらなかったことに触れる機会が圧倒的に増えたよね。 私はあまり口頭で話すのは得意じゃないけど、文字だと割とすんなり書けるから、 自分の気持ちを理解してもらえているという安心感は増した気がする。

実感値として、喧嘩が減った笑
「そこ溜め込んでたのね?」みたいなのが前は結構あったんだけど、 もやっとしたものが残っている時に、ブログに書くっていう選択肢がある。 これまでだったらその場で飲み込んで、なかったことにしてしまう”もやもや”が、ブログという手段によって居場所を与えられた感じ。

わかる。

この間の「邪魔?」のくだりとか、ブログがなかったらそのまま流れて行ってたと思う。 僕はこいういう気持ちだったよっていうのが書けて、それに対しておさかなさんのレスポンスがあって、 おさかなさんが「意地悪」をしたって言うのを聞いて、少し安心したの。 ブログがなかったら認識がずれたままになっていたものの、擦り合わせの機会になっているというか。

あれは必要だったね。

答え合わせの場が設けられることは、次に活きるし、 「あ。これ嫌なんだな」とか、対策ができるじゃない。それは、すごくいいなって思う。

例え間違っても修正できるよね。

あと、言い方としてあまりよくないかも知れないけど、 おさかなさんがブログを書いている時間は僕が何をするか選べる自由な時間になってる。 これまでは余った時間をどう使うかで揉めたりしてたけど、毎日必ずある1時間。この時間に自分のやりたいことやろう、 ゲームやろうとかできる。これは意図してた訳じゃないと思うけど。

あ、でもその効果は狙ってた。

あ。そうなの?僕は副産物だと思ってた。 「ブログ、後どのくらいで終わる?」って確認しながら自分のしたいこともできるし、 時間配分のイメージの基準になってる。

夏からずっとキャリコンの資格試験の勉強を1日1時間〜2時間していたけど、 それが終わって、きっとまた時間の使い方でもめるんじゃないかと思ってた。 それぞれの時間を尊重するっていうのがずっと課題だったから、 結果的に、毎日の勉強時間が自然な形でブログに置き換わったような感じ。

 

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唐突に現れるサメのガブちゃん



 

いっこさー気になってることがあって、おさかなさんは一番誰に伝えたいと思ってブログ書いてる?

ん〜その時によるかも。自分自身に伝えたい時もあるし、彼に伝えたい時もあるし、 同じ思いをしてる人に届いたらいいなって思ってる時もある。彼は?

僕は、もうなんか、おさかなさんなんだよね。 「この気持ちが伝わったらいいな」の対象は基本的におさかなさんだなぁ。いつも、 思ったこととか、感じたことがあったら、できるだけその場で言語化しようとするんだけど、それが足りてない時とかは、ブログ書きたいってなる。

そうなんだ。

これ伝えきれてないなとか、この気持ちは口でいうにはちょっとハードルがあるなっていうのが、 ブログだったら平和に話ができそうっていう使い方があったり。 それこそこの前の「おさかなさんのいぢわる」の記事の時はそうで、 あれが起きたとき、あーこれブログに書こうって思ったんだよね。 この気持ちを書き出す場所がある、後で伝えられるなって思ったから、その時あんまりしんどくなかったんだよね。 その場では笑って誤魔化してたり、伝えるのが結構しんどい時あるんだけど、 今無理して伝えようとしなくていいって思える。

なるほどね。

ブログを書くことで、自分の人生観、考え方に関しても、影響を与えているような気がする。 これまではその場で発信するしゃべり言葉に依存していて、その場で伝えられなかったことについては、 なかったことにしちゃうというか、諦めちゃうのが当たり前だった。けど後から自分の気持ちを振り返ったりとか、 「あ、この気持ち後で伝えたいから置いておこう」とか、 余裕をもって自分の気持ちと向き合うというスタンスを身につけるきっかけに、 狙ってじゃないけど、なっている気はするかな。

 

と言う感じで、

元々は3つくらいのテーマで話そうと思っていたのですが、

1つ目のテーマ「ブログはじめてみてどうだった?」

で盛り上がりすぎてしまい、

話が全然終わらなくなってしまいました。笑

長くなりましたが、読んでくださりありがとうございました!

 

 

私はブログをはじめて、

上記のように期待していた効果ももちろん得られているのですが、

それに加えて、自分以外の人のブログを読む楽しみが増えたのが

結構大きいなーと思っています!!!

そしていつも「穴があったら踊りたい」を読んでくださり、

コメント・ブックマークやスターを付けてくださる皆様にも

本当に感謝です。めちゃくちゃ励まされております・・・!

 

 

 

彼曰くブログはじめたことについて一言でまとめるなら

「結構いい感じ」

とのことです笑

雑か・・!!

 

 

 

そんな訳で2020年11月から始めたブログですが、

2ヶ月弱、大変お世話になりました!

2021年も二人の平凡で特別でデンジャラス(?)な日々を

暖かい目で見守っていただけますと幸いです^^

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おさかな年とは

 

成長!!?

成長したぞ!!!!(?)

 

 

 

 

今日も薬の効かない彼。

朝方、薬を貼ってもう一度寝ようとした時、

やはりどうにもなかなか寝付けない。

 

 

 

力が抜けるように、いろんな体勢を試す。

うつ伏せ、横向き、足を揺らして、上向き。

・・・・力が抜けない。

もう1週間くらいこんな感じだが、

5分、10分程度、あれこれ試して

最終的にとても言いづらそうに彼は言った。

 

 

 

 

「すごく不本意なお願いなんだけど・・・

 30分だけ、一人で寝てもいい?」

 

 

 

 

私はハッとした。

 

 

 

 

きっとこの前私が添い寝をしているときに

「私がいると邪魔?」って言って拗ねたから、

一人で何も気にせずに寝ることを、躊躇させてしまっていたのだ。

 

 

 

私たちは別々に暮らしているので、

それぞれの家の布団はシングルサイズしかない。

なので二人で布団に入っている状態だと、

身体がぶつかってしまったりするのが気になってしまって、

力が抜きづらいみたい。

 

 

 

私は即座に言った。

 

 

「わかった。もちろんいいよ。

 そういうの、言っていいからね!!」

 

 

 

言いにくくさせた張本人が言うセリフかよ?と

後々振り返って反省。

(せめて「遠慮させてごめんね」くらい言いたまえよ!)

しかし、ここで

「やっぱり邪魔・・・?」

と言わなかった私は、

数日前の私よりは、

ほんの少しだけ成長しているはずだ。

 

 

 

大事なものを大事にすること。

 

私にとってそれは、

時に自分の中に湧き上がってくる

「きっと誰も私なんて大事にしてくれない」

という拗ねた自分を上手になだめながら、

拗ねた私を慰めることを相手に強いないこと。

 

拗ねることで相手をコントロールしようとしないこと。

 

私の顔色を伺わせ続けないこと。

 

お互いに対等でいられるように接すること。

 

 

 

そういう意識を持つことが

まず第一ステップなのではないかなと思った。

 

 

 

自分の機嫌を伺わせたり、

それによって本当は言いたいことを言えなくさせるのは

すごくすごく悲しいし不本意だ。

 

 

どうしたらいいかな?

 

 

きっと今日みたいに「一人にして」と言われた時に、

「自分が蔑ろにされている」

と直感的に感じて、卑屈な自分が出てきそうになっても、

それは本当に蔑ろにされているのか?と一度ブレーキを踏み、

拗ねずに、相手の意思を尊重するという行動を

何度も何度も重ねていくことで、

この人にはちゃんと言っていいんだって

実感を持ってもらうことが大事なんだろうな。

 

 

 

だから今日の応答は正直60点くらいの出来だったけど、

私にとっては大きな一歩。

これからもっともっと重ねていかないといけない、

小さな成長だけど・・・頑張れ私!!!

これは、私が本当に頑張りたいことだからね!!!

 

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成長したおさかなさんを見守る彼とサメのガブちゃん

 

足掻こう

昨日の投稿は彼が書きたいことを喋って、

私が打ち込むスタイルで投稿した。

どうにも薬が効かずタイピングできそうにないと言うことで

共同作業になった。

 

 

結果、自分がした意地悪について、

自分で打ち込んで投稿するという謎の状況になった。笑 

 

anaodo.hateblo.jp

 

 

 当時自分にも意地悪をしている自覚はあったんだけど、

どこか甘えていた。

このくらいなら笑って許してくれると思っていた。

だから実際は結構本気で悩んでいたこと知って、

記事を書きながら猛烈に反省した。

自分の意地の悪さに自分で悲しくなった。

その日はなるべく優しく優しく、した。

 

 

 

 

昨日の夜も彼はとてもしんどそうだった。

夜中に何度も目覚めて(これはいつものことだけど)、

身体を圧迫してみたり、

ハグしてみたり、

足を固定してみたり、

足をゆすってみたり

薬を張り替えてみたり、

いろいろと試行錯誤した。

 

 

 

調子が悪い時、彼は余裕がなくなって、

少し言葉がキツくなったりする。

昨日もなんで薬が効かないんだろうという話題で、

 

「薬の量が足りていないのかな」

 

と言う彼に対して、

 

薬の量を少しずつ増やしても効果がないから、

 

「(脳が)薬を受け取れてないのかな」

 

と言ったら

 

「知らないよ・・!」

 

と彼は少し苛立ちながら言った。

 

 

 

そして彼の語気の強さに狼狽えている私に気づいた彼は

直後に「ごめん」とも言った。

 

 

 

 

私たちはお互いにわかっている。

自分の調子が悪いことを言い訳に、

相手を傷つけていいはずがないと。

 

 

でもどちらかの調子が悪い時、

やはりどうしても余裕がなくなって、

言葉が強くなってしまうことがある。

そして、二人とも調子が悪い時は、

それがどんどんエスカレートして、

相手を大事にできなくなってしまうこともある。

 

 

 

そんな時にちゃんと

「ごめんなさい」が言えること。

 

 

 

きっとそれは全然簡単なことじゃない。

自分が調子悪い時ほど、

悪いことは全て相手のせいにしたくなるものだ。

 

 

 

正直、今後もこういうことが何度も何度も、

何度も何度も何度も起きると思う。

正直、彼のしんどそうな姿を見ているのは

心が苦しくなる。

そしてそれを彼も知っているから、

自分のためにも、私のためにも、

いつも戯けて見せているんだろう。

 

 

 

 

昨日の夜、彼は

「大丈夫、、、じゃないかも」

と言った。

 

 

 

 

いつも大丈夫じゃない時も大丈夫と言っている彼が、

大丈夫じゃないと言葉にした。

 

 

 

こういう時こそ、記録しよう。

しんどいをただのしんどいにしてたまるか。

しんどさは、共有したら、重さが減るんだ。

しんどさは、アウトプットしたら少し耐えうるものに変わる。

 

 

なんで彼がこんなしんどい思いしなきゃいけないんだろうって

心のどこかで思っちゃうけどさ

もうしんどいんだから、せめてしんどいって言わせてよね。

しんどいけど、それでも生きてるんだぞって

言わせてよね。

すごいかっこいんだから。

自分がしんどい時に、

他人の心配してる、

そんな人だよ。

 

 

自分がしんどい時でも、

相手を傷つけたらごめんなさいができる、

そんな人だよ。

 

 

知って欲しい。

世界には何通りものしんどさがあって

私にも彼にもあの子にもあなたにも

それぞれ人にはわからない苦しみがあって

それは天秤にかけられるものではなくて

一つ一つがリアリティを持った感覚で、

でもそれは人によってサイズが違って、

そのサイズは全て主観で決まっていて、

誰にも外から客観的に評価することなんてできないんだ。

でもここにあるしんどさを、ただそのままに記録しよう。

私の主観を通した、彼の主観を通した

しんどさを記録し、共有することで

少しでも足掻こう。

今日も生きたぞ!!!!!って。

 

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だいじょばない(大丈夫じゃない)彼と狼狽えるおさかなさん

 

おさかなさんのいぢわる

今日も薬が効いていない。

薬が効いていない時には仮眠をとって過ごすことが多い。

 

薬が効いていない時は仮眠をするのも一苦労である。

足の位置、服のしわ、手の組み方、諸々・・・

少しでも気になると力が抜けなくなってしまう。

 

 

今日は仮眠をしようとした時に

おさかなさんが「ジョイン!」と言いながらお布団に入ってきた。

 

嬉しいのです。

 

嬉しいのだけど・・・

 

 

 

肩の位置が!!

服のしわが!!!

足の位置が!!!!

 

んん〜〜ってなる。

 

するとおさかなさんはそれを察して「邪魔?」と聞いてきた。

違うんだけど、違わないんだよなぁ。

寝るときにおさかなさんが隣にいてくれることはとても嬉しいのです。

嬉しいのですが、

薬が効いていない時の僕の、“気になってしまう要素“に

“おさかなさんの位置“が追加されることになってしまうのです。

 

上手く伝わらんなぁ。(※伝わっているらしい)

 

おさかなさんは拗ねている。

「邪魔らしいから」とつぶやきながら拗ねているおさかなさんを横目に

定まらない足のポジションを気にしながら

ちょっと落ち込んでいる。

そんな昼下がり。

 

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嬉しいけど身動きが取れなくて困り果てる彼(with おさかなさん&サメのガブちゃん)

 

常に笑顔のスーパーマンじゃなくても

大事なものを大事にするために、

泣いてばかりじゃなくて、

なるべく隣で笑っていられる人でありたい。

昨日の私はそう言っていた。

 

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彼曰く自分より大丈夫じゃなさそうな人をみると

自分は大丈夫な気がしてくるらしく、彼にとっては好都合だったらしい。

でもそれって、無理してるってことなのではないか・・?汗

 

昨日の私の投稿を読んだ彼はこう言った。

 

 

「身体が動かない時は、

 本当にもう自分はなんの役にも立たないんじゃないかって気持ちになる。

 でも隣で自分よりしんどそうにしてるおさかなさんを見て、

 自分にはこの人を慰める役割があるように感じて、心地が良かった。」

 

 

 

どうやら本当に無理をしていたわけではない様子。

当時彼は私がなんで泣いているのかよくわかっていなかったらしいけど、

とにかく泣いてるから慰めなければ!と思ったみたい。

 

 

 

 

となると、

私は泣き虫なままでも、

彼の支えになれるのかも知れない。

 

泣き虫であることは、

必ずしも弱さの現れではないのかも知れない。

 

泣き虫であるということは、

弱さを受け入れられるという強さの一種なのかもしれない。

 

 

 

 

いろんな考えが頭をめぐる。

 

 

 

 

彼がしんどい時、

私が物理的にしてあげられることは

肩に手を添えて近くにいることくらい。

 

 

でも「あなたのことが大事だよ。必要だよ。」

というメッセージを伝え続けることは、

彼の心を満たし、安心する要素として

とても重要な意味を持つということがわかった。

 

 

 

そしてそのメッセージは

必ずしも「私が相手に何かをしてあげること」で伝わるのではなく、

「相手に私が何かをしてもらうこと」でも伝わることがあるんだ。

 

 

 

もちろん、私はそれを伝えるために泣いていたわけじゃない。

彼を安心させるために、弱い自分を演出したわけでもない。

下手すると、結構危険な関係性(共依存的な)になるのかもとも思う。

 

 

 

 

ただ、結果として、

私の「彼を求め、彼に慰めてもらう」という関係性が、

彼の気持ちを軽くすることにつながったのも事実。

 

 

 

 

大事なものを大事にする。

そのためには必ずしも

常に笑顔でへこたれない、

無敵なスーパーマンになる必要はないのかもしれない。

 

 

 

それよりも、

強さも弱さも抱えた1人間として、対等であること。

お互いの弱さを尊重し、助け合うこと。

そういう二人であれたらいいのかなって、

今までとは少し違う視点が生まれたように思ったのでした。

 

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「人」という字は〜〜〜〜(with サメのガブちゃん)