穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

成長!!?

成長したぞ!!!!(?)

 

 

 

 

今日も薬の効かない彼。

朝方、薬を貼ってもう一度寝ようとした時、

やはりどうにもなかなか寝付けない。

 

 

 

力が抜けるように、いろんな体勢を試す。

うつ伏せ、横向き、足を揺らして、上向き。

・・・・力が抜けない。

もう1週間くらいこんな感じだが、

5分、10分程度、あれこれ試して

最終的にとても言いづらそうに彼は言った。

 

 

 

 

「すごく不本意なお願いなんだけど・・・

 30分だけ、一人で寝てもいい?」

 

 

 

 

私はハッとした。

 

 

 

 

きっとこの前私が添い寝をしているときに

「私がいると邪魔?」って言って拗ねたから、

一人で何も気にせずに寝ることを、躊躇させてしまっていたのだ。

 

 

 

私たちは別々に暮らしているので、

それぞれの家の布団はシングルサイズしかない。

なので二人で布団に入っている状態だと、

身体がぶつかってしまったりするのが気になってしまって、

力が抜きづらいみたい。

 

 

 

私は即座に言った。

 

 

「わかった。もちろんいいよ。

 そういうの、言っていいからね!!」

 

 

 

言いにくくさせた張本人が言うセリフかよ?と

後々振り返って反省。

(せめて「遠慮させてごめんね」くらい言いたまえよ!)

しかし、ここで

「やっぱり邪魔・・・?」

と言わなかった私は、

数日前の私よりは、

ほんの少しだけ成長しているはずだ。

 

 

 

大事なものを大事にすること。

 

私にとってそれは、

時に自分の中に湧き上がってくる

「きっと誰も私なんて大事にしてくれない」

という拗ねた自分を上手になだめながら、

拗ねた私を慰めることを相手に強いないこと。

 

拗ねることで相手をコントロールしようとしないこと。

 

私の顔色を伺わせ続けないこと。

 

お互いに対等でいられるように接すること。

 

 

 

そういう意識を持つことが

まず第一ステップなのではないかなと思った。

 

 

 

自分の機嫌を伺わせたり、

それによって本当は言いたいことを言えなくさせるのは

すごくすごく悲しいし不本意だ。

 

 

どうしたらいいかな?

 

 

きっと今日みたいに「一人にして」と言われた時に、

「自分が蔑ろにされている」

と直感的に感じて、卑屈な自分が出てきそうになっても、

それは本当に蔑ろにされているのか?と一度ブレーキを踏み、

拗ねずに、相手の意思を尊重するという行動を

何度も何度も重ねていくことで、

この人にはちゃんと言っていいんだって

実感を持ってもらうことが大事なんだろうな。

 

 

 

だから今日の応答は正直60点くらいの出来だったけど、

私にとっては大きな一歩。

これからもっともっと重ねていかないといけない、

小さな成長だけど・・・頑張れ私!!!

これは、私が本当に頑張りたいことだからね!!!

 

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成長したおさかなさんを見守る彼とサメのガブちゃん