穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

「大丈夫?」って?

今週の日曜日は珍しく前日からやることが決まっていた!

 

 

【本日のミッション】

ミスドピカチュウのドーナツを買いに行く

 

 

である。

 

 

しかしミスドは最寄駅にない。

隣の駅まで行かなければならないのだ。

ということで、

久々に隣駅までお散歩がてらミスドに向かうことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

寒い

 

 

 

 

これ以上フォント大きくできないのか?

というくらいとにかく寒い。

冬ですから、当たり前か。

太陽が当たっていないと、

風も冷たいしひたすらに寒い。

 

 

 

私たちのお散歩は

だいたい私が彼の車椅子を押す状態で進む。

私は歩いているのもあって

少しずつ体が暖かくなってくるのだけど、

彼は座りっぱなしなので、凍えている。

彼はマフラーや手袋が苦手なこともあって、

この寒さの中、普通にセーターの上にジャケットのみ。

なかなかに無防備な格好だ。

 

 

 

 

そして凍えながら隣駅に着く頃には

彼のHPは半分以下まで減少・・・・!

残り32/100くらいだろうか?

(※帰宅後本人に確認したところ15/100くらいだったそう笑)

他にも買いたいものがあったので探そうと思っていたけれど、

彼の体が少し震え始めている。

明らかに電池切れが近い様子だ。

 

 

 

私はそういう時いつも「大丈夫?」と聞いてしまう。

すると彼は決まって「大丈夫」と言う。

 

 

 

あ、またやってしまったと思った私は

そこですかさず「身体しんどくなってきたら言ってね」と添える。

すると、「ちょっと、しんどくなってきたかも」とのこと。

 

 

 

彼の場合、薬が効いているときはそこそこ動き回るけど、

薬が切れ始めるとみるみる身体がこわばって、

座っているのもしんどい状態になる。

厄介なのは、薬がいつ切れるか、全然予測がつかないところ。

一回貼ったら必ず何時間はもつという感じでもなく、

その時の体調や、気温、心的ストレスなどによって

急激に薬が効かなくなったりするのだ。

 

 

 

今日はこの寒さが彼の体力を奪っている可能性が高い。

HPが既に半分以下になってることに彼自身も気づいているけど、

やりたいことがあってここまで来ているから

そう簡単に「もう無理帰る」とは言いづらいだろうな。

 

 

 

「大丈夫?」

 

 

 

大丈夫って・・・なんだ?

あまりにも漠然とした質問だ。

大丈夫か大丈夫じゃないかの線引きは自分にしかできない。

周りから見てどう見ても大丈夫じゃなくても、

本人が大丈夫だと言えば、それは大丈夫だとされる。

 

 

 

彼はなかなかにマイペースで自分勝手なところがあるけれど、

私が悲しむこととか、残念がるポイントは知っていて、

それは避けたいと気をつかってくれる一面もある。

楽しみにしていたお散歩とお買い物をさっさと切り上げるのは

申し訳ないという気持ちがあったかもしれない。

それに彼自身だって本当はもっとゆっくり買い物を楽しみたい気持ちもあるだろう。

 

 

 

そんな状況で今大丈夫か大丈夫じゃないかの判断を迫るのは、

なかなか酷だったんじゃないかと反省。

それでもその後彼はちゃんと「しんどい」を伝えてくれたので、

私たちは早々にミスドピカチュウのドーナツを買って帰る・・・・・

 

 

 

はずが、

 

 

 

ピカチュウ含め、

ポケモン関連のドーナツ全て売り切れ・・!涙涙

 

 

 

なんという人気・・・・!!!

ポケモンを侮っていた・・・・。

仕方なく普通のドーナツをいくつか買って、

帰りましたとさ・・・。笑 

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ドーナツ大好きおさかなさん

 

家に着く頃には彼のHPは限りなく0の状態でしたが、

なんとか無事帰宅。

ピカチュウドーナツの目的は達成出来ずとも、

今日はお散歩中彼が私の話を沢山聞いてくれたし(聞き上手への道のり)、

普通のドーナツも美味しかったし、

ゆっくりお昼寝もできたので、

私にとっては大満足の日曜日でした!!!!

ピカチュウのドーナツは後日再チャレンジします・・・笑)