穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

やりたいことができる家に

パリーン!!!!!

 

 

 

 

おおお!?これはやばいやつか!?💦

 

 

と思いながら急いでキッチンを覗きにいくと、

割れたお椀とともに彼が床に転がっていました・・😱

 

 

どうやらお昼ご飯の準備中に、

お椀を二つ重ねて棚から出したはいいけれど、

その直後に体が急に硬ってしまってそのまま倒れ込み、

お椀の2つの内1つが床を直撃し、割れてしまったみたいです。

 

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お皿が割れてしまったことに動揺してさらに硬直する彼

 

久々にお皿を割ってしまって、悲しそうな顔をしている彼。

お皿が割れたのはもう仕方ないとして、

割れたお皿が彼に刺さっていないかが気になります・・。

幸い、粉々に砕けたという感じではなく、

真っ二つに割れて、少しだけ破片が散っている感じだったので、

大きめの破片をガムテープで取り除いた後、

掃除機をかけたらすぐにきれいになりました!

 

彼の場合、パーキンソン病の影響で、

例え薬が効いていて料理ができる状態の時であっても、

急に体が動かなくなることがあります。

以前もフライパンをもったまま転んで目玉焼きを吹っ飛ばしたりと、

常にスリリングな料理ライフを送っている彼ですが😇

ここ数週間、キッチンでの転倒が目立っていた矢先の出来事。

 

問題ない時は本当に問題なく料理しているのですが、

「あ、ダメかも・・」と不安が頭をよぎった途端に

体が動かなくなってあらぬ方向に倒れていくそうで、

椅子に座っていても、椅子から落ちることもあるんだとか😱

病気の特性上、ある程度の転倒は避けられないと思いますし、

お皿が割れることはそんなに気にしていないのですが、

またお皿を割ってしまった・・と彼が自信をなくしてしまったり、

フライパンや包丁をもっているタイミングに転ぶと、

大怪我につながりかねません><

 

 

と、不安なことがたくさんある一方で、

彼はここ数年でどんどん料理も上手になってきていて、

今もお昼ご飯はほぼ毎日彼が作ってくれています🍴

オムライス、天ぷらうどん、坦々麺、鶏の照焼き丼など、

日々試行錯誤しながらレパートリーも増えていて、

料理をあまりしない私からすると、

すごいなぁ・・と感心する日々なのです。

美味しいご飯を作ってもらえるのはとても嬉しいですし、

彼自身がやりたいと思うことはなるべくできたほうがいい。

ただ、もうちょっと安心して料理ができる環境を

作れたらいいなぁとは思っています。

 

 

例えば、包丁を使う作業を減らすために、

野菜やお肉は切った状態で冷凍しておくとか、

お皿はなるべく割れない素材のもので揃えるとか、

ガスコンロを使うのが危ない時は、

IHの調理家電で代用するとか、

高さのあるキッチンじゃなくて、

低いテーブルのあるリビングで料理ができる環境を作るとか・・。

 

他にも工夫次第ではもっと安心して生活できる環境が

作れるんじゃないかなと思っています。

直近では、落としたりこぼしたりのリスクのある、

「傾けて注ぐ電気ケトル」ではなくて、

ポットを持たずにボタンを押すだけでお湯が出てくる

「エアー給湯式のポット」の導入を検討しています!

 

彼の場合、今使っている電気ケトル

お湯を沸かしたはいいけれど、

腕が上がらなくて注げないということがあり、

お茶やコーヒーを気軽に自分で作るのが難しい現状。

ついでに私も在宅勤務で頻繁にお茶を入れるために

電気ケトルを使っていますが、

冬場はお茶を飲みたくなる頻度が上がるので、

少し面倒なんですよね・・。

電気ポットを一つリビングに置いておけば、

彼は私に助けを求めなくても自分で気軽に注げますし、

私も毎度お湯を沸かす必要もなくなります。

正直なところ電気代だけが気になりますが、

今時の電気ポットは省エネ機能がたくさんあるみたいで、

使い方次第ではそんなに大きな出費にはならなさそう!

 

5月に一緒に暮らし始めてから、

より快適で安心できる家にするために

もろもろ工夫をしてきていますが、

まだまだ伸び代がありそうです。

体が思うように動かないから「できない」にせず、

「やりたい」ことが「できる」ようにするには

どう環境を調整すればいいか?を

これからも根気強く考えていこうと思います!!