穴があったら踊りたい

おさかなさんと彼の平凡で特別な日々です。そんな日々をドキュメンタリー映像にしようと目論んでいます。

幸せに気づく感受性

3月30日は彼の誕生日!

ちゃんとしたお祝いは今日(31日)にする予定でしたが、

当日も特別扱いで夜ご飯は彼のリクエストのケンタッキー。

さらに23時半過ぎに彼が突然飲み物を買いに行きたいと言うので、

すでにもう眠い私は「い、今から?!」と思いつつ、

誕生日だし、わがままを聞くかぁ〜ということで、

近所のコンビニに飲み物を買いに行きました。

 

家を出るまでは眠くて体が重かったのですが、

いざ外に出てみると、なんだかワクワク。

寒くてしばらく諦めていた外の夜散歩でしたが、

すっかり暖かくなって、春がきたことを実感!

それに、夜遅くに急用でもないのにコンビニに行くのって、

自由で大人な感じしませんか?笑(※実際にいい大人です)

 

普段は私が後ろで彼の車椅子を押しているのですが、

ふと並んで歩きたくなって、「自分でこいで〜」と先に家を出る私。

走り出す私。それを追いかけて車椅子をこぐ彼。

いい大人二人が、徒歩2分のコンビニまで競争です笑

 

コンビニで飲み物を買うだけのつもりだったのですが、

競争をしていたら楽しくなってしまって

このままお散歩する〜〜?という流れに!

二人分の飲み物とお菓子を購入し、

少し歩いて近くの公園で夜桜の下でお話をしました。

 

家族のこと。

これまでのこと。

新しい生活のこと。

 

家にいるとゲームやClubhouseをしていることがほとんどの彼ですが、

お散歩中はゆっくりとお話ができるので私はこの時間が大好き。

暖かい風にのって桜のはなびらが舞っている🌸

夜中の0時近く、暗くて人気のない公園ですが、

全然怖くない、暖かい空間に思えました。

 

 

あぁ〜〜〜幸せだなぁ〜〜〜〜〜〜〜

 

 

特に何かあるわけでもないのに、

しみじみとそう実感するタイミングがあります。

昨日の夜散歩はまさにそういう時間でした。

ゆっくりと話して、ゆっくりと歩いて、

家に帰ってきて、互いの幸福指数を確認する私たち。

幸福指数については過去記事をご覧ください。

 

私「今日は〜〜〜、110点!!!!お散歩とっても幸せだった。」

彼「今日は〜〜〜、ミッションが思い通りに進まなくて点数低かったけど、

  おさかなさんが110点で幸せ〜って言ってくれたから、

  点数が上がって〜89点!!!」

 

普段はどんなに楽しいことがあっても

90点を超えることはあまりない私なのですが、

昨日のお散歩はなぜだか格別でした。

本当に、何でもない、ただのお散歩だったけれど、

それが、とてもとても幸せに感じる。

今生きて、誰かと安心して一緒に過ごせるということは、

奇跡に近いことなのかもしれません。

 

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桜の木の下で夜散歩中のおさかなさんと彼

 

日が明けて今日、

マストミッションだった住民票の写しをとりに行き、

また帰りはゆっくりお散歩をしました。

暖かくて、風が気持ち良くて、天気も良くて、

今日も最高に幸せな気持ち!!!

午前中はちょっと引越し関連で嫌な出来事があったのですが、

帳消しになるくらい後半戦で巻き返しました!笑

 

お昼は彼のリクエストでラーメン。

夜は彼のリクエストでお寿司。

そしてお祝いのケーキは

「焼かない」オレオチーズケーキを作りました!

もう、私はケーキを焼きたくないのです。笑

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焼かないまぜるだけのオレオチーズケーキ(おさかなさん作)

彼も美味しいと言ってくれたので、一安心😋

誕生日のプレゼントも渡せて楽しい1日になりました!

引越し引越しでバタバタ落ち着かない毎日ではありますが、

日々の中にある小さな幸せに気づく感受性だけは、

忘れてしまいたくないなぁと思いました^^

協力の形

「僕もできることやる!調べたりする!」

 

引越しの準備にバタバタしている私の横で、

意欲を見せる彼。

 

彼も引越しを一緒に乗り越えようとしてくれているんだなと、

嬉しい気持ち!

 

優先度が高いミッションはどれだろう?と考えた時、

鍵が受け取れる4月中旬の時点で、ある程度

ライフラインを使えるようにしておきたかったので、

彼に「お得な電気・ガス会社」について調べてもらうことにしました。

 

 

ということで今日の彼のミッションは主に2つ。

【1】電気・ガス会社について比較・検討する

【2】自分の支出の傾向をみて、節約できそうな部分を見つける

   (【2】は28日の作戦会議の居残り課題です笑)

 

 

彼が一人だと迷子になってしまうので、

朝、やることの確認を一緒にして欲しいということと、

その都度、「今これをやって!」って言ってくれればできる!

と言っていたので、

朝、9時🕘ごろ、一緒に今日のミッションを確認しました。

 

彼「よし!やれるタイミングでやる!」

 

意気込んでいる彼に「頑張れ〜」と応援しつつ、

私は本日仕事だったので仕事に取り掛かります。

 

12時🕛

 

私が休憩に入ったので二人でご飯タイム。

この時点では彼はまだ何も手をつけていない様子。

午後からやるのかな〜?と思っていると、

 

彼「じゃあ、14時からやるから!!」

 

とのこと。

 

意気込んでいる彼に「頑張れ〜」と応援しつつ、

私は休憩が終わったのでまた仕事に取り掛かります。

 

14時🕑

 

私はオンラインでMTGに入る予定だったので、

直前に彼に「14時になるよ〜」と伝えました。

すると、すごく渋い顔をして、

 

彼「ん〜〜今は無理・・・!!やるけど!!!」

 

と。

 

 

雲行きが、怪しくなってきました笑

 

 

そもそも私が彼にやって欲しいと頼んだわけでもなく、

彼が自分でやる!と言って、自分で時間を決めたのですが、

どうにもやる気が湧かない様子。

最近仕事の依頼を受けたイラストを書いたり、

テトリスをしたり、いろいろしていますが、

ミッションは手付かずです。

 

そして18時🕕

私は退勤時刻になり、二人で夜ご飯を食べ、

今日のデイリー作戦会議にて成果報告会です。

 

 

 

彼「ん〜〜〜あまり何も進みませんでした!!」

 

 

 

知ってる😇

 

 

 

でもでも!そんな彼にも実は成果はあったのです!

 

まず!「電気・ガス」で検索はかけてくれたようで、

その内容は読んでいなかったのですが、

いろんな会社を比較しているサイトを私に教えてくれました。

 

さらに!!私と彼の共通の友人がいるのですが、

その友人とやりとりをしていた彼が、

引越しのお手伝いをしてもらう約束をしてくれました!

二人にとって大事な友人で、

引っ越したら家に招きたいねと言っていたところだったので、

お手伝いまでしてもらえて、

お家にも招く口実が作れたので、これは大きな収穫です^^

友達が多く、人に頼るのが上手な彼ならではの成果だと思います。

 

そして最後に!!!大きな収穫があります。

それは、「電気・ガスについて調べる」ことは彼にはできない

ということがよくわかったということです。

できないというかモチベーションも湧かないし、

やろうとしても拒否感がすごいし、

ページをみていても何も頭に入ってこないそう。

 

できないことをできると思って無理をするのはなかなか辛い。

これまで彼は仕事でそういうことを何度も繰り返してきました。

そもそも「できるようになりたい」と思っていないことであれば、

その必要性が強くない限り、頑張る必要すらないと思います。

だとすれば、「できない」ことを発見するのは、

未来の「無駄な努力(できない&やりたくないことを無理やりする)」を減らし、

より自分にあった選択をするための土台が築かれたことになります

これは十分な収穫ではないか?と思うのです。

 

今回に関しては、

きっと私の負担を軽減したいという彼の優しさと、

自分も引越し作業に協力したい!という

彼なりの誠意の表現だったと思うので、それはとても嬉しいのです。

ただ、別に彼に電気・ガスの比較をしてもらう必要性はなく、

逆に私はそういうのが好き&得意なので、

私が一任したって別に構わないこと。

代わりに彼がこだわりを持ってやっていることだったり、

自分にしかできない部分(自分の家のことなど)を進めてもらえれば、

それは十分一緒に引越し作業を進めていることになるのだと思います。

業務を均等に分担することだけが協力じゃない。

それぞれがやるべきことをやることだって、

広い意味では「協力」じゃないでしょうか。

 

彼「ううぅ〜〜〜僕には何ができるの〜〜〜」

 

自分でやる!と言ってやり始めたリサーチが思うように進まなくて、

落ち込んでいる彼。

でも私には彼のようなゆるくて可愛いイラストは描けないし、

よくわからないギャグで場を和ませることもできないし、

新しい友達をどんどん作っていくこともできない。

 

本当に人は適材適所。

 

彼には彼にしかできないことがあるので、

存分にそちらに集中していただけるよう、

私は私で、私にしかできないこと(比較検討隊長としての任務)を

進めていこうと思ったのでした!

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それぞれにスピードも得意・苦手も違うおさかなさんと彼

 

「ほぼ同棲」から「同棲」へ

もう3月も終わりに近づいています。

引越しまで1ヶ月ちょい。

あと1ヶ月頑張れば、一緒に暮らせるのかぁ!

ワクワク嬉しい気持ちもありつつ、

あと1ヶ月後には、顔も見たくないタイミングでも同じ屋根の下かぁ!

と不安になる部分もあります笑

 

私たちはもうかれこれ2年以上にわたって「半」同棲状態です。

お付き合いをはじめた初期の頃は

1週間に2〜3日、彼の家に泊まることが多かったのですが、

私の元々住んでいたマンションはエレベーターがなかったので、

車椅子ユーザーの彼を私の家に招待することはできませんでした。

そうなると私が彼の家にいくことばかりになり、

着替えがなくて困ったり、交通費もかかったりで

だんだん通うのがしんどくなり、

1年半程前に、彼の家の近所に引越しすることにしたのです。

 

近所に引っ越してきてからは移動の負担も減り、

1階のお部屋なので彼を私の家に招くことも増え、

一緒に過ごさない日の方が圧倒的に少なくなりました。

そのスピードはコロナの流行で一気に加速。

私はリモートワークで彼もリモートワーク。

通勤の時間もなくなったので、ぐーんと一緒にいる時間が増えました。

もはや半同棲どころか、

家が2つあるだけのほぼ同棲状態に近いかと思います笑

 

これだけ毎日どちらかの家で一緒に過ごしているのに、

家賃や光熱費はそれぞれの家で支払わなければいけません。

寒い冬も雨の日も、互いの家を行き来する必要もあります。

逆にいうと、そこまでしてでも一緒にいたいのに、

同棲しないのは不自然だとも思っていました。

お金に余裕があるわけでもないのに、

もったいないなーと思っていたこともあり、

今年の年明けに同棲について話し合い、

そこから具体的に動き出しました。

 

最近でこそあまりありませんが、

お付き合いをはじめた当初はうまくコミュニケーションが取れず、

よく冷戦状態になっていた私たち。

「一人になりたい。」

「今日は一緒にいないほうがいい。」

「相手の挙動にいちいちイライラする。」

「きつい言葉を投げてしまう。」

そういう日も少なくありませんでした。

 

きっとこれからもそういうタイミングはなくならないと思います。

どれだけ一緒に過ごしていても、所詮は他人。

完全に相手を理解することはできないし、

自分のコンディションも常に変化していきます。

相手と自分のコンディション次第では、

一緒にいるのがしんどいと感じる時があるのは自然なこと。

 

一番悲しいのは、

「一緒にいるのがしんどい」タイミングに無理して一緒にいることで、

もう一生近づけない存在になってしまうこと。

無理をして相手をズタズタにしてしまったり、

自分自身がズタズタになってしまったら意味がない。

「一緒にいるのがしんどい」時は、できる限りで距離をとる。

これは物理的にも心理的にも。

自分を守りながら、相手も守る。

そしてまた関わりたいなと思えたら、一緒にいたらいい。

 

でも、同棲をすることによって、これは今より難しくなります。

今は家が二つあるので、

しんどいタイミングはそれぞれの家で別々に過ごすことを選べました。

もちろん現状そういう日はほとんどないのですが、

今後は別々の家で過ごすという「選択肢」がなくなります

どんなに離れようとしても、同じ屋根の下。

物理的に離れられないことは、

心理的に距離をとることも困難にします。

 

新居は2LDKなので部屋を分けることは可能です。

それでもやはりキッチンやお風呂・トイレ、リビングは共用。

顔を見ないということは難しいでしょう。

切羽詰ったら数日どこかのホテルにどちらかが泊まりに行くとか、

実家に帰るとかもありえますが、

お金がかかったり、人を巻き込むことになるので、

そんなに気軽にはできません。

 

私は彼と一緒にいると安心するし、楽しいので、

これからも一緒に過ごせるのはとても嬉しい。

彼もずっと一緒に暮らしたいと言っていたので、

今回の引越しで私たちの念願が叶うわけです✨

でも、忘れてはいけないのは、

私たちはお互いをお互いに縛りつけ合う必要はないということ。

時には距離を置きたくなることもあるでしょう。

時には喧嘩もしたり、もう無理💔ってなることもあるでしょう笑

いつか別々の道を選択する日がくる可能性も0とは言えません。

 

それでも、その時その時の私と彼が、

気持ちを伝えあったり、

距離を調整したりしながら、

私は自分の意思でこの人と一緒にいるんだっていうことを、

常に大事にしていたいなと思っています。

義務感や惰性や形式のためじゃない。

心から相手を大事だなって思い続けたいし、

大事だなって思ってもらえる私でありたい。

気軽に距離をとれなくなるからこそ、

私たちの意思が試されるのだと思います。

 

「ほぼ同棲状態」から「同棲」へ。

あまり変わらないようでいて、結構変わるんじゃないかな。

ワクワクと不安、どっちも大事にしながら準備をしていこうと思います。

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たまにばりあを発動する彼とばりあされるおさかなさん

 

同棲までの作戦会議 〜3月成果報告&課題〜

今日は3月の「同棲までの作戦会議」でした!

ちなみに先月の記事はこちら↓ 

anaodo.hateblo.jp

 

3月はとにかく動きがたくさんありました・・・・!

 

【3/25作戦会議の成果報告】

■彼の成果

なんといっても、

「おさかなさんの両親に挨拶をした」

が、大きな大きな成果でした!!えらい!!すごい!!!👏

私はまだ彼のご両親とお話をしたことがないので、

これまた先を越されましたね・・・笑

コロナが落ち着いたら、彼のご家族にもご挨拶に行けたらなと思っています。

 

そして!前回課題としてあげていた3点についての進捗確認

 

 2月、臨時出費でゲーム機とゲームソフトを購入したので、

 来月以降はさらにアプリ系の課金は抑えるとのことでした

 →こちらは課金せずにいけたそうです!!!えらい!!!

 

 やっと家計簿の内容が正確になりつつあるので、

 どの項目を節約できそうか検討し、ピックアップする!

→これは、やるのを忘れていたそうです笑

 明日やるとのこと!!

 

生活に支障がないか、睡眠時間・体調などをセルフモニタリングする。

→寝よう寝ようと意識せずに生活していたら、

 やっぱりちょっと寝なさすぎで反省していました笑

 いつも眠くてうつらうつらしながらでもゲームやスマホをいじる彼。

 何かしながら寝ているので、手から何度も端末を落とします。

 そんな状態でも寝たくないと主張する彼ですが、本日決めました。

 うつらうつらして、手から端末(ゲーム機、スマホ)を落としたら、

 罰金ボックスに100円!!!💰💰💰笑

 ちなみにこれは彼が自分で決めたことなので、

 危機意識が芽生えるのを期待して1ヶ月過ごそうと思います笑

 

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ほぼ寝ているのにゲームをやめない彼が戦っているものとは一体

 

■おさかなさんの成果

何より、父にパートナーとの同棲について報告して、

顔合わせの機会をセッテイングし、完遂したこと!!!

先月末の私には、3月末にこんなことを書いていることは

一切予想していませんでした・・・笑

 

ひとまず、4月の相談できる日までその辺りは動けなさそうなので、

3月は良さげな売れ残り物件を探すことに専念しようと思います!

2月末には↑こんなことを話していたのですが、

あれよあれよという間に物件が決まり、

引越し日が決まり、

いよいよ父にも報告しないといけない状況になり、

連絡した2日後に顔合わせをするというスケジュールで 

3月を駆け抜けました・・・・笑

 

最大の壁だと思われていたものを、

勢いであっけなく越えた感じ。

もちろんかなり緊張したし、準備もしていましたが、

ラスボス😈だと思っていたものが、

実は応援団🌸だったくらいの拍子抜け感はあります。

 

ずっと怖かったのですが、

一歩踏み出してみたらいろんなことが進み始めて、

これまでの自分の選択は間違ってなかったのかもと思えました😭

 

 

3月は激動の1ヶ月。

ちなみに引越しは5月4日(火)に決定しました!!!🎉

私も彼も退去申請を済ませたので、いよいよ実感が湧いてきます。

退去までに

ライフライン(水道・ガス・電気)の切替

・インターネットの切替

・粗大ゴミの手配(冷蔵庫・洗濯機はリサイクル手配)

・追加購入が必要な家具・家電のリサーチ

・転出届を出す

・荷造り

などなど、それぞれ期限のことなるタスクを

並行して遂行していかなければなりません。

 

ということで、これまで月1回(月末の日曜)だった作戦会議を、

引越しが終わるまではミニ作戦会議を毎日行うことにしました。

【デイリー作戦会議】

・今日やるべきだったことの進捗確認

・明日やるべきことの確認

・その他不安なことや収穫があれば共有

 

引越し当日までのTODOリスト&ガントチャートは作成済なので、

それを元に、毎日チェックしていこうと思います!

 

 

2021年1月3日に、9月までに同棲できるよう頑張ろうと話してから約3ヶ月。

anaodo.hateblo.jp

 

まさか、3月にしてここまで進んでいるとは思ってもみませんでした。

ハードルだと思っていたものは、

ことごとくハードルじゃなかった感じがしています。

自分で勝手にハードル作って、できないかもって思っちゃうの、

我ながらもったいないなぁ〜と実感。

やってみないとわからないことはたくさんありますね。

もちろん無鉄砲になんでもやるのがいいというわけではなく、

「やりたい!」と思うことを、

「できる!!」に変えていくためにリサーチしたり、

実際に行動していくことが大事だなということ。

 

4月は実際の引越し準備で大変になりそうですが、

それぞれのペースで無理なく進められるよう、

こまめな連携をとりつつ駆け抜けたいと思います!

甘ちゃん文化と自立文化

引越しは大変ですねぇ・・・。

 

私はあれこれ計画立てたり、

どうやったら最もスムーズに任務遂行できるかとか、

そういうのを考えていくのが好きなタイプなのですが、

彼は工程が多いものの進捗を追いかけるのが苦手なのと、

私が勝手に爆走してしまうのがなかなか落ち着かず、

二人で苦戦しています・・・💦

 

今日も荷物の運び方について一悶着。

 

元々二人の家が徒歩圏内なのと、

彼の家にあまり大型の家具がないので、

引っ越す前に私の家に全ての荷物を集約させて、

1カ所から引っ越すことでコストを抑えようという作戦でした。

ただ、荷物が少ないとは言っても、

テーブルや椅子など、手で持って運ぶには厳しいものもあります。

 

先日、私の両親が引越しを手伝ってくれることになり、

細々したものは車で運べることになった。

私は「ラッキー!ありがたい!!」といつもの調子で

手伝ってもらうことにしてしまったのですが、

彼としては、自分の荷物を運ぶために

私の両親の手を煩わせないといけないのは少し遠慮してしまうと。

もちろん手伝ってもらえるのは嬉しいし、

無理のない範囲で手伝ってもらえると助かるのは事実だけど、

それを当たり前だと思っていないし、

自分たちでできる部分は自分たちでなんとかしたいと。

 

私にとっては自分の両親なので、

あまり気にしていなかったのですが、

確かにパートナーの両親にあれもこれもやってもらうのは、

気がひけるよなぁ・・。

 

彼は多分私よりも精神的に自立している。

高校の時点で寮に入って、生活をしていて、

大学も寮生活、社会人になってからはずっと一人暮らしだ。

一方私は中高時代にを父の仕事の関係で海外で過ごしたのですが、

全く言葉もわからない国だったこともあり(両親はその国の言葉が話せる)

親に頼らないと生活ができない状態が長く続きました。

 

普通だったら友達と親密になって、

親とは疎遠になる思春期の時期を、

ガッツリ親と密接な状態で過ごしてしまっている。

その後、大学で私が日本に帰国した後も、両親は海外にいたので、

しばらくは祖父母と暮らし、

一人暮らしを始めたのは、社会人になってしばらくしてからでした。

 

 

私は家族と過ごす時間がとても長かったので、

家族の助けを借りて生活していた時間が長かった。

そしてそれがある意味当たり前で、

感謝はもちろんしているけれど、

なんとか自分一人で何かをしなければという意識があまりなく、

何かあったら助けを求めようくらいに思っている甘ちゃん。

 

逆に彼は「自分一人では何もできないのに」

親に言われるのが悔しいというのが根底に強くあるらしく、

「たまに人の手も借りながらだけど、

 一人でも(親元離れても)ボチボチやってるよ」と

親御さんに伝えたい気持ちが大きい。

そんな背景もあって、彼にとってご両親に頼ることは、最終手段なのだ。

 

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あーだこーだ言われるのが悔しくて自立する彼

 

二人の生育歴からくる文化の違い。

 

引越しという大きなミッションに取り組む中で、

また一つすれ違いからお互いについて学ぶことができた。

どちらの文化が優れているとか、素晴らしいとかいうことではなく、

お互いに違う文化で育っているということを認識した上で、

二人が心地よく過ごすためにできることを模索する必要があります

 

とにかく、引越しの手伝いは私の両親にきてもらうけど、

それは最低限に抑えること。

そして、感謝の気持ちを二人で形にして伝えること。

まずはその方向で進めていこうという話になりました。

 

今日はちゃんと話す時間を作ったからすれ違いに気付けたのですが、

うっかりそういう時間を疎かにしたら、

気づかないうちに後戻りできないくらいすれ違っていそうで恐ろしい・・。

今回は彼が「違和感」を言葉にして伝えてくれたので、

こうして話し合うことができたのですが、

「違和感」に気付けないこともあるので、

一緒に生活することになったらもっといろんなすれ違いや

衝突があるんだろうなぁ・・😇

それを面倒くさがらずに向き合える私たちでいられるように、

これからも日々お話をする時間を意識的に作っていこうと思いました!

あったかい

一晩明けて、しみじみと思う。

 

私、相当、家族に恵まれているのでは・・・?

 

 

私たちは彼の病気とか職歴とか

一般的に「不安要素」とされる部分に突っ込まれた時

どう答えようかとシミュレーションし、準備していました。

 

 

 

何も聞かれなかった。

 

 

 

もちろん「職場は一緒なの?」みたいな文脈では聞かれたけど、

どんな仕事をしていて、どのくらい収入があってとか、

安定しているのかとか、やっていけるのかとか、

そういうことは一切聞かれなかった。

病気についても、話の流れで症状の話をすることはあったけど、

将来大丈夫なのかとか、そういうことは一切聞かれなかった。

 

 

もちろん、初対面だし、まだ結婚とかの話はしていないから、

そこまで突っ込まなかったというのもあるかもしれないけれど、

「病気・障害がある人」、とか、「休職中の人」とか、

そういう枠組みの中で見られていないだろうなということは、

なんとなく伝わってきた。

 

 

 

自分達で勝手にハードルをあげてしまっていたのかもしれない。

障害があるから不利であるとか、

休職中だから不利であるとか、

そんなこと、本来は関係ないんだよね。

 

まずはその人がどんな人なのか。

それを知ってからじゃないと、

その人が病気や障害とどう向き合っているのかもわからないし、

なぜ今休職しているのかの意味もわからない。

 

私の両親はその辺をわかってくれていたのかもしれない。

 

娘の選んだパートナーと「仲良くなりたい」という気持ちが伝わってきた。

多くは聞かれなかったけど、

それは私の選択を信じてくれているからなのかもしれない。

「査定されている」というよりは、

「関わりたい」と思ってくれているように感じたのは、

とても心地よく、あたたかく、ありがたいことだった。

 

実家で使わなくなったテレビを譲ってくれることになったり、

引越し準備も手伝ってくれることになったり、

帰った後も「彼大丈夫だった?」と気を遣って連絡をくれたり。

これまで、自分の両親を疎ましく思ったり、

許せないと思ったりしたことももちろんあったけれど、

すごくいい両親に恵まれたんじゃないかと実感した。

一人っ子でわがまま放題で自分勝手な私だけれど、

愛想尽かさずに育ててくれて、

私の選択をなんだかんだいつも応援してくれて、

尊重してくれるのは、当たり前なことじゃなかったんだろうな。

 

自立しようとする時にこそ感じる、親のありがたみ。

 

当たり前だと思って甘えてきたあれこれにも、

ちゃんと感謝を伝えないといけないなぁ〜。

感謝を伝えたいなって素直に思えたのは、

自分も少しは成長できた証だろうか?笑

気づけば親ももうなかなかの高齢になってきたので、

後悔する前に親孝行したいところ・・・。

まだまだ自分のことでいっぱいいっぱいな私だけど、

ちょっとずつ恩返ししていこうと思ったおさかなさんでありました!

 

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あったかかったおさかなさんの両親

 

ドキドキ初対面!!!

今日は私の両親と彼が初対面の日。

数日前に父に引越しをしてパートナーと暮らすことを伝えて、

二日後に顔合わせをすることに決まり、今日に至ります笑

※詳細は過去記事↓をご覧くださいませ

anaodo.hateblo.jp

 

 

せっかくなので手作りの料理でもてなそうという話になり、

彼はお得意のオムライスで、

私はハンバーグとデザートのティラミスを作ることに。

 

彼は薬が切れるとご飯が作れなくなってしまうので、

午前中からチキンライスの作成に取り掛かりました。

4人前を作るとなるとなかなか大変。

でもほぼお任せで美味しいのを作ってくれました^^

 

午後は私のティラミス作り!

前回の失敗から学んだ私は、前日にハンドミキサーを購入。

前回、腕をムキムキにさせながら3時間かけて作ったのですが、

ハンドミキサー様のご活躍のおかげで、

1時間程度で完成に至りました。

ほんと、ハンドミキサーなしでティラミスはお勧めできません。

 

この時点で15時半。

両親がくるのは18時ごろです。

ハンバーグはもうちょっとギリギリに作りたいので小休憩。

 

と、行きたいところですが

まー落ち着かない笑

 

私が一人でバタバタしている横で、

彼は通信で桃鉄をやっている!

 

もしや、これ、

私の方が緊張している説・・・??

 

落ち着かないので、ひたすら掃除したり、

片付けたり、テーブルの配置を考えたりしているのですが、

テーブルの配置がうまく決まらない。

今の家は狭いので、大人4人が入るとなかなかの圧迫感。

しかもソファは2人がけで両親に座ってもらうとして、

私たちは小さなクッションに座る感じになるのですが、

彼は背もたれなどの寄りかかるものがないと体勢保持が難しい。

あーでもないこーでもないと言い合っているうちに、

すこし険悪なムードに。

 

多分、お互い少し不安があったのでしょう。

もうすぐ両親が来てしまうのに、座る位置も決まらない。

どうしようどうしよう。

そんな気持ちでお互い少し語気が強くなってしまいました。

 

すると彼が

 

「仲良し〜〜〜。」

 

といいながらハグをしてきました。

 

彼「仲良しじゃないと、意味ないでしょう?」

 

 

そうなんだよね。

喧嘩もするけど、仲良しでいたいから一緒にいる。

楽しく過ごすための準備をしているのに、

責め合っていたら意味ないよね。

こういうシンプルで大事なことを、彼はよく思い出させてくれます。

 

私は不安が強いタイプなので、

すぐにいっぱいいっぱいになってしまいます。

今日だって本当は彼の方が緊張するはずのシチュエーションなのに、

なぜか慰められ、落ち着かせられる側の私・・・汗

でも、ありがたいですね。心強いです。

もうちょっとしっかりしろ私〜〜〜とも思いますが、

こういうところは助け合いだと思って、

甘えさせていただきました・・😭

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なかよしのハグ

 

そして17時前からハンバーグ作成開始!

なんとかスムーズに作ることができて、

前菜の生ハムも、グラスやカトラリーもセッティング完了。

 

♪ピンポーン♪

 

きた。

 

きたあああああ!!!!!!!!

 

なるべくいつも通り、いつも通りに。

自分の親だし、ビビる必要もないんだ。うん。笑

 

 

ここからは多くは語るまい。

 

 

 

普通に、結構、なかなか、楽しかった。

 

 

 

父も母も彼も、そして私も、自然体で話すことができました。

お酒の好きな父用にビールを用意していたのですが、

帰りの運転があるということで、彼が一人で酒をのむ構図に笑

私たちの作った料理も美味しく食べてもえらたし、

次は一緒にお酒を飲みたいと言ってもらえたし、

引越しもいろいろ協力してくれることになったし、

なんにも不安になる必要なかったじゃないかというくらい、

あっけなく和やかに2時間がすぎて行きました。

 

ふぇあぁぁぁ、ひとまず、よかった!!!!✨✨

もう、今日は1日ずっとバタバタしていたので、

脳も体も疲れました・・・笑

多分、彼も余裕そうに見えてそれなりに緊張したはずですが、

終わってからは「仲良くなれそう!」と喜んでいました。

本当に、良くがんばりました・・・・!!!!><

まずは一安心なので、ゆっくりして寝ようと思います。

おやすみなさい!!!!